いま韓国では『ウララ・パ~ラ~♪!』という挨拶言葉が大流行!
・・・というのはウソで、これ、実はソウル展でお世話になった書芸家・呉旻俊さんの
5歳の次男Jくんが発明した造語です。
ソウル展の間、お母さんといっしょに何度も会場に来て、受付の手伝いをしてくれました。
受付でいっしょに絵を描いて遊んだのですが、ときに歌いながら、ときに踊りながら、
ときに机を太鼓のように叩いて鳴らしながら、楽しく描いていました。
これぞまさに全身芸術家だと!
自分がワクワク、ハッピーな気持ちで何かを表す。
それを見ている人もハッピーな気持ちになる。
そのハッピーな気持ちになった人を見て、自分ももっとハッピーになる。
まさにハッピーの連鎖循環♪!
ひとしきり絵を描き終わったあと、Jくんが『ウララ・パ~ラ~♪!』と言いながら、
お母さんとコブシをぶつけ合い、万歳しながら両手をヒラヒラと揺らしていたので、
それは何?と尋ねると、何か成功してハッピーな気持ちのときにこうするのだという・・・
そう、『ウララ・パ~ラ~♪!』はJくんオリジナルの言葉なのです。
ウララ・パ~ラ~♪!・・・たしかに言葉の響きだけでも、何だかとってもハッピーな感じが
しませんか? いやはや、天才だな。
で、思ったのです。
自分が今回のソウル展で表したかったのは、まさにこの『ウララ・パ~ラ~♪!』の世界なのだと。
自分にとって作品づくりは遊んでいるように見えて、実は産みの苦しみの連続なのですが、
自分もハッピー、それを見ている人もハッピー、そのハッピーな人を見る自分もまたもっと
ハッピーになるという、ハッピーの連鎖循環こそ、自分が書芸を通して味わい、また伝えていき
たい一番のことなのだということを、Jくんからあらためて教わった思いです。
で、なぜかJくんに好かれて「日本のおじいちゃん」と呼ばれ、うれしさ半分、ショック半分でしたが(笑)、
聞けばJくんは自分と同じ丑年生まれで4回りもちがう、ってことは50年近くちがうわけだから、
そりゃあ、おじいちゃんだわw
でも奥さんが「今日も日本のおじいちゃんに会いに行く?」と聞いたら、Jくんが、
「ママ、おじいちゃんって言っちゃダメだよ。センセイだよ。」と言ったという話を
奥さんから聞いて、やっぱおじいちゃんがいいと・笑
ちなみに呉さんの長男で小学1年生のSくんとも会ったのですが、日本語で1から10まで
数えて聞かせたら、なんと1回で覚えたのには驚きました。
兄ちゃんは頭脳明晰で弟は芸術家肌。
日本のおじいちゃんとして、孫の成長をたのしみにしつつw、呉さんファミリーの
末永い幸福を祈っています。
呉さん、展覧会の間は毎日遅くまで(朝早くまで?)付き合ってもらってありがとう!
忙しいと思うけど、これからはファミリーのためにもシンデレラ・ボーイ(12時前に帰宅W)
めざしてください``
それではみなさん、ごいっしょに、ウララ・パ~ラ~♪!
書芸家SOGEN/平野壮弦・公式サイト
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