マルハ『さんま蒲焼』

 

書道家

 

むかしロゴを書かせていただいた、マルハ『さんま蒲焼』がネットに載ってました。

もう15年以上、同じロゴ書を使っていただいている、ロングラン商品です。

マルハ『さんま蒲焼』は、ちょっと高めだけど、美味いです!

このさんまの蒲焼を使った料理レシピを載せている人なんかもいて・・・

料理の腕さえあれば、缶詰も立派な料理になるのですね。

 

 

 

 

書芸家 SOGEN / 平野壮弦

 

WEB:http://www.hiranosogen.com/

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子どもの眼

 

 

「素朴に、無邪気に、幼児のような眼をみはらなければ、世界はふくらまない。」ー岡本太郎

 

 

子どものころは、誰もが無垢な眼を持っている。
何事も当たり前とは思わずに、なんだろう? なぜだろう?と思う好奇心に

満ち溢れている。
それが大人になり、分別がつくようになるにつれて、物事を自分自身の眼で

見ようとはしなくなり、心の動きもまた鈍くなっていく。

つまり、感動が無くなっていく。

 

たとえば、初めてリンゴを見た子どもは、「この赤みがかった丸いものは、

いったい何なんだろう?」といったように、不思議に思って観察することだろう。
一方、大人は、「リンゴだ」で終わる。リンゴという言葉だけで用はこと足り、

満足してしまうからだ。
文字や言葉は一つの抽象である。抽象化することで簡素化され、便利になる。
と同時に、ときに私たちを物事の本質から遠ざけていく。
そしてそれは、私たちの中に本来あるはずの、自らの眼で物事を見るという力を

衰えさせていくことにもなる。

 

大人は忙しい。

この情報化社会の中で、リンゴ一つに心を留めているヒマなどないのだ。
だが、ときに子どものような眼と心で物事を見るという原点に立ち返ることで、
世界は広がり、より豊かなものになっていくのではないか。
書芸は、その人間本来の力を取り戻していくためのアートでもあるのだ。

 

 

書芸家  平野壮弦/ SOGEN

 

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命の炎

 

人はみな、命の炎を燃やしながら生きている

燃え上がったり、くすぶったり

人生の中で、水を浴びせかけられるような目に会うこともあれば

薪をくべてくれるような人や出来事に出会うこともある

人はみな、水と薪の両方を等しく与えられながら生きている

 

くすぶるのが得意な人は、与えてもらう薪よりも、浴びせかけられる水に敏感だ

燃え上がるのが得意な人は、水より薪に敏感だーー水をかわして、薪を得る

 

水による抑制もときに必要だが、度を越すと命の炎は消え失せる

くすぶっているのは周りのせい?

それとも、自分のせい?

どちらでもない

ちょっと周りに目を向ければ、

そんなあなたに、一生懸命、薪をくべようとしている人がいる、自然がある、宇宙がある

この世界の悲しみから目を背けることなく、薪の恵みを素直に受け入れて希望に変えよう

共にこの宇宙で、命の炎を燃やして生きていくために

 

 

書芸家平野壮弦/ SOGEN

 

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バランス

 

何事もバランスが大事だと言う。
食事も、運動も、そしてまた芸術においても、バランスが大事だと。
なるほど、その通りなのだろう。
だが、樹木の生い茂るのを見るとき、果たして樹木はバランスを考えて
枝葉を伸ばしているのだろうか、と思う。
それは自然界のバランス、考えずともバランスがとれるから、「自然」というのだろう。
ただ、枝葉の一つ一つは、全体のことを考えて伸びているわけではない。
一つ一つが命いっぱいに開いていく結果として、樹木全体の姿となるのだ。

 

書の作品をつくる際にも、バランスが大事だとされる。
一文字ずつのバランス・・・文字は建築のようなもので、バランスがくずれると、
建物がくずれるのと同じように、不安定となってくずれてしまう。
全体のバランス・・・紙面にどう納めるか。空間が生きるよう納めなくてはならない。
これを書道では象法(しょうほう)と言う。

 

書家はこのバランス感覚を身に着けていくことで、完璧で隙のない作品を作り上げる。
なのに、書家が書く書は、総じてつまらない。生命力が感じられない。
なぜなのか?
一つには、文字のバランスをとること、紙面に上手く納めることに気をとられ、
全体としての生命力が失われるから。
また一つには、書家の書く筆線が、自然から離れ、技巧に過ぎたものだから。

 

前衛書家の故・井上有一などは、その書家臭さをぶち壊すことで、
新たな書の世界を拓こうと試みた書人の一人である。
彼は言う、「お書家先生の顔に、墨をぶちまけてやれ!」と。

 

棟方志功など、どうだ。強度の近眼だったこともあり、版画を彫る様は、
顔を板に擦り付けんばかりに近づけて彫っている。
ほとんど全体など見ていない。いま彫っている、その一点にすべてを
刻み込んでいくかのような鬼気迫る彫りっぷりである。
書も、おそらく同じように書いていたに違いない。

 

井上有一や棟方志功の書を見るとき、枝葉の一つ一つが命をいっぱいに開き、
全体として樹木になったとのと似たものを感じる。
要は、全体を上手く卒なくまとめようとするのではなく、いまこの瞬間に集中していたら、
あとで見たら全体がそうなっていた、ということだ。

 

バランスなど気にする必要はない、バランスを考えるのはよくない、と言っているのではない。
「いま、ここ」に集中して生まれ出るモノには、計算を越えた自然なバランスが働き、
結果、全体としてバランスがとれる、ということだ。
そしてそれは、私たちの日々の生活や人生そのもにも言えるように思う。
バランスのいい健全な生活、バランスのいい計画的な人生を心がけるのもよいが、
いまこの瞬間に集中し楽しむことが、生命力を強くし、大樹のような人生を
送ることに繋がるのではないだろうか。

 

 

書芸家平野壮弦/ SOGEN

 

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2013 謹賀新年

2013・SOGEN年賀状 WEB掲載分.1111
新年あけましておめでとうございます。

 

本年の皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

 

昨年は、十日町市でのイベントや日韓書芸交流展を開催し、
書芸を通した友好の輪を広げ、深めることができました。
今年は自身の活動と書芸塾の発展にさらに力を注ぎつつ、
国・年齢・職業等を越えた友好の輪を広げていきたいと願っております。
本年も変わらぬお力添えのほど、よろしくお願い申し上げます。

 

 

☆SOGEN OFFICIAL SITE(パフォーマンス動画あり:  http://www.hiranosogen.jp/
☆SOGEN書芸塾ARC紹介サイト(教室紹介動画あり:  http://www.hiranosogen.jp/arc/index.html

 

 




 
 

ディープな麻布十番の夜 (SOGEN blogバックナンバー/ 2008.6.19 投稿 159)

 
 
先日、銀座通を歩いていたときのこと、突然、ビルの谷間に太鼓の音が鳴り響いた。
振り返ると、一人の青年が見るも珍しい異形の太鼓を叩いている。
それは「ジャンベ」というアフリカの民俗楽器だった。
 
思わず足を止めて、耳を傾ける。
スゴい・・・この都心のド真ん中、しかも銀座のビルの谷間にこだます
ジャンベの響き・・・
「銀座でジャンベ、さいこ~ジャンベ!」
 
奏者のその青年もまた、何ともいえぬ独特の風貌と雰囲気を漂わせており、
興味を引かれるところがあったので、話しかけて友だちになった。

 
そして今宵、麻布十番のバーで行われた彼のパフォーマンスライブ
聴かせてもらうことに・・・

アフリカの民俗楽器・ジャンベによる演奏と、二刀流の絵師によるパフォーマンス、
そして宇宙の森羅万象を込めたかのような、とてつもなくディープな映像作品・・・

どれも生命力の爆発、魂の鼓動が感じられるかのような、素晴らしいものだった。

そして何よりも、また多くのディープな世界の表現者たちと出会えたことが、
大きな収穫だった。
 
人との出会いはふとしたキッカケで、突然やってくる。
それは奇跡でもあり、また必然でもあるのだろう。
人との良き出会いは、生命エネルギーをスパークさせ、
また何か新たなものを生み出す原動力にもなっていく。
 
この出会いに心から感謝・・・ありがとう。
 

 

 
 

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絶対! (SOGEN blogバックナンバー/ 2008.6.17 投稿 158)

 
 

ダンナ「いまの仕事、オレには絶対ムリだよ!」(妻に泣きつくダンナ)

 
妻「そんなことないわ! 世の中に絶対なんて無いのよ! あなたなら出来るわ!」(励ます妻)

 
ダンナ「絶対?!」
 
妻「うん、絶対!!!」

 
 
友だちからもらった年賀状のコマ漫画からです。

ウィットだねー、こういうの。
思わず笑わせてくれる。
なんかさ、色んなことがあって息苦しい世の中に、
こうゆうユーモアって大事だな!って思うわけよ・・・ウン、絶対

 

 

 

 

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『ベルギー王国』~HiRo彩霞さん個展~ (SOGEN blogバックナンバー/ 2008.6.10 投稿 155)

 
 
2008.6.10 

 

今夜はベルギー在住のおネエさま、HiRo彩霞さんの個展を見せていただきに、

麻布十番のギャラリー・モナへ。ベルギーと日本を往復しながら作家活動をされている方。
あの有名な森永ミルクキャラメル《エンジェル》のデザインをした八木彩霞を祖父に持つ。
 

彼女の作品は童心そのもの・・人柄も、年齢に関係なく、童女って感じ。
色々と苦労もあるはずだけど、いつもニコニコ、その場にいる人たちを楽しませて

くれる。だからまた、彼女の人柄を慕って、周りに人が集まるのだろう。

 

パーティーではまた色々な人と出会わせていただき、話にも花が咲いて楽しかった。

情熱看護師」と書かれた名刺を、可愛らしいお嬢さま方からいただいた。
最近では「看護婦」とは言わずに、男も女も「看護師」という呼び名で統一する

ことになったのだそうだが、別に「看護婦」でイイと思う。そりゃ差別じゃなく

て区別だろうから・・・
それはともかく、「情熱看護師」って~のが粋だね~!
そんな情熱的な看護婦、ちゃった、看護師になら、ぜひ看護されてみたいもんだ!笑
自分もこの際、名刺に「熱血書芸家」とでも入れようか?!笑

 

HiRoさん、たのしい夜をありがとう。
 
 
 
 

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