2018年度後期・SOGEN書芸塾ARCの開催日時とテーマ

 
 

先に2018年度後期の書芸塾のご案内をさせていただきましたが、
以下、後期10月からの開催日時とテーマとなります。
どうぞご参照の上、ご参加ください。

 

 

《2018年度後期の開催日程と各月のテーマ》

 

10月のテーマ:大書による書芸作品制作
10.20(第3土)15:30:17:30
10.21(第3日)15:30:17:30

 

11月のテーマ:彩書作品・灯り作品制作
11.17(第3土)15:30:17:30
11.18(第3日)15:30:17:30

 

12月のテーマ:墨絵と書による書芸作品制作
12.15(第3土)15:30:17:30
12.16(第3日)15:30:17:30

 

1月のテーマ:言葉書きによる書芸作品制作
1.19(第3土)15:30:17:30
1.20(第3日)15:30:17:30

 

2月のテーマ:仮名による書芸作品制作
2.16(第3土)15:30:17:30
2.17(第3日)15:30:17:30

 

3月のテーマ:漢字と英文字による書芸作品制作
3.16(第3土)15:30:17:30
3.17(第3日)15:30:17:30

 

※ときにテーマに絡んだSOGENによるレクチャーやデモンスト
レーションも入りますが、基本、何をやっていただくのも自由です。

 

 
会場:加瀬の貸し会議室・新宿中井駅前ホール➡︎アクセス

 
 

2018年度後期 SOGEN書芸塾ARCのご案内
新規入会者募集中‼️
http://sogen-arc.com/img/2018arc.pdf

 

 




 
 

書道から書芸術へ

 

 
昨日の書芸塾はまた実に面白かった。

 
書芸塾では、伝統書道、デザイン書道、現代アートとなんでもありで、
好きなようにやってもらっている。古典臨書をしている人の脇で、
わけのわからないアート作品を作っている人がいたりと・・・W
たとえばこの作品。

 

 

 

昨年度まで開いていたデザイン書道クラスを1年間受けただけの
書道初心の人が、お習字用の小筆を使ってこんなものをサラッと書く。
こういったものは、お手本をひたすら習っているだけでは出てこない。

 

 
書道の世界では師匠のお手本を習わせるわけだが、それだと

いつまで経っても師匠を超えることは出来ない。

まだまだと思わせて長く続けさせるには実によく出来たシステム。

展覧会を開けば、名前を伏せれば誰が書いたかわからないような

似たり寄ったりの作品が並ぶのも道理。

 

が、どうしたって、そこから胸踊るようなオリジナルのアート

など生まれるはずもなく、自分が若き日に書壇を離れ、

一匹狼の道を選んだ理由もそこにある。
あ、ちょっとカッコつけた。一匹狼ならぬ、一匹牛🐮W

で、その後、「モ〜〜たいへん!」とか「モ〜〜イヤだ!」

とか言いながら、牛歩の如く歩き続けて今日に至る。

 

 

ART SHODO TOKYOは今回、ゆえあって辞退させてもらったが、

書を世界の芸術にしてイキたい」という思いは同じ。
10月12日より14日まで三鷹市芸術文化センターで開催予定の

ART SHODO TOKYO AUTUM 2018には、書芸塾から3名が出展の予定。
30名中3名だから、上出来だろう。

 

今回、力及ばなかった塾生や未出展の塾生の中にも、

本気で取り組んだらイケる可能性のある者も少なくない。

が、やるもやらぬもまた、本人次第。

チャレンジャーには今後とも全面的にアシストしていく所存。

 
 
SOGEN書芸塾ARC
http://sogen-arc.com/img/2018arc.pdf

 

 
 
書芸家SOGEN/平野壮弦 関連サイト
http://www.hiranosogen.jp/ (アート)
http://www.hiranosogen.com/ (デザイン)
https://www.facebook.com/HiranoSogen/(FACEBOOK)

 

 




 
 

新生・SOGEN書芸塾ARC、始動!!

 

 

伝統書道からデザイン書、アートまで、何をやってもらってもよい
自由なアート空間として生まれ変わった、新生・SOGEN書芸塾ARC
いよいよスタートしました‼️
 

気が向いたら(笑)、SOGENが何か言ったり、デモンストレーションを
お見せしたりもしますが、いいと思ったところがあれば取り入れて
もらえばいいし、違うな、と思ったら聞き流してもらえばいい。
ということで、何かを教え込むのではなく、すでにその人の中にあるもの
を引き出すアシストをさせてもらうのが、本書芸塾の主旨となります。
また、塾生とSOGENの1対1の関係だけではなく、塾生同士が感化を
与え合うところも、SOGEN書芸塾の特徴
です。

 
書芸塾は20年来の歴史を持ち、場を変え、内容を変え、様々な形で
やってまいりましたが、こうしていま、ついに最も理想的な形に近づきました。
ART SHODO TOKYOのおかげもあってか、作品の芸術性においても
一層の深まりを見せ始めています。
 
たとえ世の中がどうであれ、すぐれた芸術作品には、普遍的な世界観、
精神性、美が込められており、それこそが芸術の真価なのだと思います。
そういったすばらしい芸術作品が書芸塾の現場で生まれ、またすぐれた
書作家を世界に向けて輩出していくべく、これからまた教室のほうも、
適度に(笑)がんばってイキたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします``

 

 

 

初回はSOGENの最新作の披露、デモンストレーション、

講話につづき、自由制作、作品鑑賞と、充実の内容となりました。
 
 

○4月の教室風景から

 

 

 
新生・SOGEN書芸塾ARC
http://sogen-arc.com/img/2018arc.pdf

 

 

以下のFACEBOOKページで、教室の模様や塾生作品を

ご覧いただけます。

 

SOGEN書芸塾ARC・FACEBOOKページ

https://www.facebook.com/arctokyo/

 

 

 

 

書芸家SOGEN/平野壮弦 関連サイト

http://www.hiranosogen.jp/ (アート)
http://www.hiranosogen.com/ (デザイン)

https://www.facebook.com/HiranoSogen/(FACEBOOK)

 

 




 
 

新生・SOGEN書芸塾のスタートにあたって〜宝物を探し出し、磨いていくための場〜

 

 
SOGEN書芸塾ARCは、4月から全クラスを統合し、新たな形で

スタートいたします。
 
内容は、これまで開いてきたフリークラスに準ずるもので、

伝統書道からデザイン書道、アートまで、何をやっていただいて

もよい、ますます自由な書芸術のアトリエと化していく予定です。

 

で、これまでのような全体レクチャー的なことは基本、行わず、
もちろんお手本を見ながら稽古するといったことも、これまで通り
行いませんが、書道、芸術、デザイン等について語り合ったり、

参考となるものをご覧いただいたり、デモンストレーションや

アドバイスをさせていただくことを通して、個々に応じた
アシストを行ってまいります。

 

 

書芸のいのちは生(き)の線にあり、人マネではない、

自分自身の呼吸で、自分の線を描くことが大切。

 

しかし一方で、好きなように書いたものが芸術作品として

値打ちを持つかどうかはまた別で、なんでもありですが、

なんでもいいというわけではなく、そこに芸術としての

深浅の差が生じます。

 

芸術は未知の世界への挑戦ですから、その評価はもちろん

安易に下せるものではありませんが、古今東西の名家による

書はもとより、世界の芸術作品に触れ、また自らも

世界的書芸家として書芸作品を世に送り出しているSOGENが、

それぞれの人の中に眠るお宝を探し出し、磨いていくための

アシストをさせていただくことが、SOGEN書芸塾の本旨と

なります。
 
 

これは先日の教室でのこと。

筆線による抽象作品を制作している塾生が、こんな作品を

書いておりました。

 

 

このたどたどしい感じが独自の持ち味となっており、これはこれでよい
ところがあると。

ただ、芸術作品としてはまだ弱く、物足らなさがあることも否めません。

 

そこで、デモンストレーションをご覧いただいた上、少しアドバイスを
させていただいたところ、こんな作品が生まれました。

筆ではなく、小さな木のヘラで書いてます。

 

 

これはもう、あそびのある、実に豊かな作品であると。

書道の素人である一般の方が、こんなものを、ほんの少しの
アドバイスで速攻で生み出してくるあたりは、ご本人の
柔軟な精神と学ぶ意欲の賜物であろうと。
まさに、芸術はみんなのもの、なのであります。

 

 
指導者のクセや好みを押し付けることなく、いかにその人の

持ち味を引き出し、磨いていくための手助けをさせていただくか・・・

SOGEN書芸塾では、今後とも、そこを大切にしながら、

よりすばらしい交感の場としていけたらと願っています。
4月からの、また新たな人々と作品との出会いにワクワクです♪

 

新生・SOGEN書芸塾ARCを、どうぞよろしくお願いします。

 

 

新生・SOGEN書芸塾ARCのご案内
http://sogen-arc.com/img/2018arc.pdf

 

 

 

SOGEN書芸塾ARC主幹・SOGEN/平野壮弦 関連サイト

http://www.hiranosogen.jp/ (アート)
http://www.hiranosogen.com/ (デザイン)

https://www.facebook.com/HiranoSogen/(FACEBOOK)

 

 




 
 

2018 謹賀新年🎍

 

 

新年あけましておめでとうございます。🎍🐻

 
 
2018年にダ〜〜〜イプ!!!
本年もみなさんとともに、あらたな芸術的、文化的、経済的価値を創造してイキたいと願っています。
つか、気持ちは27歳でW、初心にかえって書芸による世界制覇をめざします😜

 

本年もよろしくお願い申し上げます。

 

 

2018 元旦

 

平野壮弦

 

 

SOGEN・平野壮弦公式サイト
http://www.hiranosogen.jp/(アート)
http://www.hiranosogen.com/(デザイン)
http://www.sogen-arc.com/(スクール)
 
 




 
 

アートを通した出会いの場『フリークラス』/2017.12.9風景

 

 

自由な書のアトリエ『フリークラス』、12月9日(土)開催クラスの模様です。

 

フリークラスは実に刺激的で楽しいアート創造空間♩!

 

 
各自が真剣にアート制作に取り組む中で、場にほどよいリラックス感と緊張感とが漂い、

その場だからこそ生まれる作品との出会いがあります。

その生まれたての作品を通して互いに感じたことを率直に語り合う中で、

鑑賞眼が深まり、芸術感覚が切磋琢磨されていきます。
 

 

■本時の風景と作品から

 

命の躍動を、自在な筆線の流れで表す。

 

 

 

 
 

カタチ、線質、間の妙を、作為を超えて、いかに自然に書き表すか。

 

 

 

 

 

 
 
-次回のフリークラス予告-

12月16日(土)15:30-17:30 テーマ:自由
※23日(土)に予定していた分を、日程を変更して行います。
 
 

 

フリークラスは、とりあえず書をやってみたい、筆で遊んでみたい、

という初心の方から、自身が最も興味ある書分野を深めていきたい

という書道経験者の方に至るまで、自由創作を中心に、ご自分の

ペースで書に親しんでいただける、自由な書のアトリエです。

 

大人にかぎらず、幼児から小中高生まで大歓迎!

 

自由な創作活動を通した学びの中で、感性と技とを最大限に磨いて

いけるよう、それぞれのレベルやニーズに合わせた批評、デモンストレーションを含む

個別指導等を通して適宜サポートしてまいります。

時間もフリー、いつ来て、いつお帰りいただいてもけっこうです。またご要望に応じて、

自宅で書かれた作品への批評や実技指導も行います。

 

 

カテゴリーとしては、「アート書道」「デザイン書道」「インテリアアート書道」
「現代書道」
「古典書道」「実用書道」といった書分野が挙げられます。
また題材としては、漢字、かな、言葉書き、絵文字、英文字、彩書等が挙げられ、
毎回、ご自身で自由に題材を設定して取り組んでいただきます。

 

書道パフォーマンスを体験したい、大きな紙に大筆で自由に書いて
みたい、英文字や外国語の書がうまく書けるようになりたい、といった
コアーなご要望にもお応えします。

本クラスでは、一つのカテゴリーに集中してレベルアップを図っていく

ことも出来ますし、取り組むカテゴリーや課題を臨機応変に変えつつ、

幅広く学んでいただくことも可能。

それぞれの個性やニーズに見合った学びと成長の

アシストをいたします。

 

また、レッスンクラス、アートクラス、デザイン書道クラスといった、

他クラスの研鑽・補習の場ともなっていることから、他のクラスと

セットで受講いただくと、さらなる進展が期待できます。

 
 

 
2017年度・フリークラスのご案内
http://sogen-arc.com/freeclass/index.html

 

フリークラス関連ブログ
http://www.hiranosogen.com/blog/?cat=141

SOGEN書芸塾ARC
http://sogen-arc.com/

 

 




 
 

SOGEN書芸塾ARC~2017年 8月開催クラスのご案内~

 

 

みなさん、こんにちは。

早くも8月、いよいよ夏真っ盛りの今日この頃、お元気でお過ごしのことと存じます。

以下、8月の教室のご案内となりますので、どうぞご参照の上、ご参加ください。

 

 

8月のアートクラスは久々に主幹のSOGENが担当!

SOGENの本領である『汚しアート』をテーマに、書をもって如何に美しく
エロティックに汚すか、その心技をアートワークを通して体験いただいたき、
書によるオリジナルファッションの創造へと発展させてまいります。

またとない機会となりますので、興味のある方は奮ってご参加ください。

 

 

 

 

~2017.8月開催クラスのご案内~

 
 

デザイン書道クラス  ☆プロのデザイン書作家育成の場

 

STEP9:Tシャツデザイン/重点学習技法:彩書&ファッションへの展開
8月5
日(土)15:30-17:30

 
※通常の書芸用具のほか、顔彩もしくは水彩絵の具、アクリル絵の具等、色絵の具をご用意ください。
 (絵の具類が無い方にはお貸しします。)
 
※Tシャツに直に書いていただきますので、無地のTシャツを2~3枚ご用意ください。
 色は自由。500円くらいの安いものでOK!
 Tシャツ以外の衣類、バック、帽子など、書きたいものを自由にご用意いただいてけっこうです。

 
STEP10:年賀状・カレンダーの書/重点学習技法:絵文字の発想法と表現技法
8月26
日(土)15:30-17:30

 

プロのデザイン書作家への登竜門。
デザイン書の全領域を網羅したレクチャーと実践的な制作実習を通して、
デザイン書道、インテリアアート書道のスペシャリストを養成。

 

デザイン書道クラスのご案内⇒ http://sogen-arc.com/design/index.html

 

デザイン書道クラス体験参加費:8,000円
デザイン書道クラス・フリー参加費(=会費を各回ごとにお支払いいただく場合):10,000円

 

 

 

フリークラス ☆書を通した癒やしと解放の自由アート空間 -人気上昇中!-

 

8月5日(土) 18:00-20:00  テーマ:自由
8月26日(土)18:00-20:00 テーマ:自由

 

内容:自由創作・SOGENによる個別指導・鑑賞批評会

 

興味あるテーマ・課題に自由に取り組む中で、書芸塾主幹のSOGENから
個別指導も受けられる書のアトリエ。
参加者が書いた作品を貼り出しての鑑賞批評会もあり、
自己の作品を書的、芸術的に高め深めていきたい人にとって最適のクラス。
初心者からプロの作家を志す方まで、どなたでも幅広くご参加いただけます。

 

フリークラスのご案内⇒ http://sogen-arc.com/freeclass/index.html

 

フリークラス体験参加費:5,000円
フリークラス・フリー参加費(=会費を各回ごとにお支払いいただく場合):6,000円

 

 

 

レッスンクラス ☆書芸の基礎から発展までを、レクチャー、実習を通して履修

 

開催日:8月19日(土)13:00-15:00
テーマ:仮名はなかなかおもしろい♪~仮名表現の発想と技法~
古典臨書:高野切れ

 

古典臨書を通して書の本道を学ぶともに、オリジナル書芸テキスト『そ~げんの楽々書芸入門』を
教本とし、書芸の多彩な表現技法を実習を通して身に付けていただきます。

 

レッスンクラスのご案内⇒ http://sogen-arc.com/lesson/index.html

 

レッスンクラス体験参加費:5,000円
レッスンクラス・フリー参加費(=会費を各回ごとにお支払いいただく場合):6,000円

 

 

 

アートクラス ☆特別講師によるアートワークを通した解放と交感の場

 

開催日:8月19日(土)15:15-17:15
テーマ:SOGENスペシャルワーク『汚しアートから書芸ファッションへ』

 
SOGEN久々の登場となります。
大布によるコラボレーション汚しアートを体感後、オリジナル書芸ファッションの創作へと向かいます。

 
※布を纏った上に書き合いますので、上下とも汚れてもよい服装でおいでください。
 念のため、着替えをご用意いただくとよいと思います。
 
※用具は通常の書芸用具をご用意ください。
 
※Tシャツに直に書いていただきますので、無地のTシャツを2~3枚ご用意ください。
 色は自由。500円くらいの安いものでOK!
 Tシャツ以外の衣類、バック、帽子など、書きたいものを自由にご用意いただいてけっこうです。 

 

特別講師によるさまざまなアートワーク体験を通して、あそび心と芸術的感性を養う、
アートクラスのご案内⇒ http://sogen-arc.com/art/index.html

 

アートクラス体験参加費:5,000円(参加お申込みの上、当日、会場でお支払ください。)
アートクラス・フリー参加費(=会費を各回ごとにお支払いいただく場合):6,000円

 

 

会場は全クラスとも、加瀬の貸し会議室・新宿中井駅前ホールとなります。
アクセス: http://sogen-arc.com/access/index.html

 

用具は全クラスとも、書芸用具一式をご持参ください。無いものはお貸し出しします。
体験参加の方は手ぶらでおいでいただいてもけっこうです。

 

 

■2017 ARC全クラス開催日程・会費一覧
http://www.sogen-arc.com/fee/index.html

 

☆過去の各クラス風景
http://www.hiranosogen.com/blog/?cat=138

 

◎各クラスとも体験参加可能。書道の経験を問わず、どなたでもご参加いただけます。
また全クラスとも、年度途中、いつからでもご参加いただけます。

 

入塾、体験参加、フリー参加をご希望の方、レギュラー会員の方で 他のクラスへの参加も
希望される方は、以下のお申込みフォームよりお申し込みください。

 

お申し込みはこちらより
http://sogen-arc.com/inquiry/index.php

 

 

それでは、みなさんのご参加をお待ちしております。

 

 

SOGEN書芸塾ARC
http://www.sogen-arc.com/

 

 




 
 

『人生即芸術、芸術即人生』~愛・呪縛・旅立ち~

 

 

若き日の書の恩師、故坂井八空の娘さんからお電話をいただく。

娘(坂井先生のお孫さん)がネットを見ていて先生のことを書いた自分のブログ記事を見つけ、

教えてくれたのだという。

「遠いのでご案内を出すのもご迷惑かと思い、失礼したにもかかわらず、

見に行っていただき、しかも記事にしてもらって、とてもうれしかったです」とのことだった。

こちらこそ、わざわざのお電話ありがたく、またひさびさにお声も聞けてうれしかった。

 

『坂井八空展』に若き日の師を偲ぶ
http://www.hiranosogen.com/blog/?p=12979

 

 

思えば書道の世界というのは自分にとっては親のようなもので、親の重い呪縛から抜け出したい反面、

育ててもらったおかげでいまの自分があるという恩義もまた感じている。

アートのジャンル分けなど本来どうでもいいことではあるが、そういった意味で、自分の作品は

書道からかけ離れているようでありながら、書道という芸術文化を源としている点で、

アール・ブリュットのような既存の芸術文化を超越した生(き)のアートともまた

ちがうところがあるのだろう。
 
岡本太郎が『人生即芸術、芸術即人生』と言ったが、自分を産み育ててくれた親の愛を感じつつも、

その呪縛から離れ独り立ちをしていくことと、書道という親から離れ、旅立ち、自分独自の芸術世界を

切り拓き表していくこととは、もしかしたら同じことなのかもしれない。
 
 

バナナ・ボート/a banana boat       345x295mm

平野壮弦 書芸展~ソウル・ドローイングズ2016 IN ソウル~出品作(個人蔵)

 

 

●SOGENソウル展・関連記事(作品・会場風景・講演の模様)

http://www.hiranosogen.com/blog/?cat=519

 

 

 

書芸家SOGEN/平野壮弦・公式サイト
http://www.hiranosogen.jp/(アートワークス)
http://www.hiranosogen.com/(デザインワークス・レクチャー・パフォーマンス)
http://www.sogen-arc.com(スクール/SOGEN書芸塾ARC)
 
 




 
 

書芸術作品の胎動の場/2016.12.11 フリークラス塾生作品より

 
 
フリークラスは趣味として書に親しみたい方から書作家を志す方まで幅広く

参加いただける自由な書のアトリエである。

しかしいま、そこは書による芸術的胎動の様相を呈し、個々の作品が回を重ねるごとに

深まりと高まりとをみせている。

 

たとえば以下の作品群は、すべて同じ人の手になるもの。

この人は「心」をひたすら書いていた。

どの書もデザイン性が非常に高く斬新でありながら、上手く見せてやろうといったイヤ味がなく、
実に自然で清々しい。

これは書き手が、書家としての力量を見せようとか、誰かに褒めてもらおうなどと思うこと無く、

ただひたすら何かに向けた想い、願い、祈りといったものを「心」の書字に託して

映し出そうと試みたことで生まれ出たものにほかならない。

書芸術の本道が、書を上手く書くテクニックではなく、人としての想い、いのち、

魂の次元にあることをよく示していると思う。

 


 

 

 

 

 

さて、お次は塾生がチェット・ベイカーのジャズミュージックを聴きながら制作した作品。

ちなみにフリークラスではBGMがわりに参加者のお気に入りの曲を順番に流しながら

書いてもらっている。ってことで、自分の仕事はBGMを流すことくらい?(笑)
 
うん、これもまた傑作。まさにジャズの世界とシンクロし、心を踊らせ、遊ばせながら

書いたことで生まれた作品だ。

この人は今回、十点以上作品をつくり、それぞれにいいところがあったが、これがベスト。

同じ時間に同じ場で、同じように書いたつもりでも、傑作と駄作が生まれる不思議。

そこが書のむずかしさであり、また醍醐味でもあるのだ。

 


 
 

はい、お次は「亀雲」シリーズより。

亀と書いて雲を表すことをテーマとした作品。

こちらはもっといい作品を書いていたが、写真を撮り損ねた。

 

 
 
これはインテリアによさそう。

いま流行りの韓国のカリグラフィー作品を彷彿させる雰囲気があり、

ウケるところがあるだろう。

 

 

 

最後に、何だかわけのわからない作品。

腸? ウ●コ? 地図?

見る人や気分によって色んな風に見えるところがオモシロイ。

 


 
 

フリークラスでは、作品を貼り出してみんなで鑑賞する、といったことも行っている。

そこでSOGENが書的、芸術的に突っ込んだ講評を加えることから、
(制作時はノータッチだが、いちおう仕事はしている・笑)

自由で気楽な書のアトリエである一方で、非常に芸術性の高い創造空間ともなっている。

自己の作品を芸術的に深め、高めていきたい人には、フリークラスをお薦めしたい。
 
 
 
SOGEN書芸塾ARC・フリークラス:http://sogen-arc.com/freeclass/index.html
 
SOGEN書芸塾ARC ON FACEBOOK:https://www.facebook.com/arctokyo
 
 

書芸家SOGEN/平野壮弦・公式サイト
http://www.hiranosogen.jp/(アート)
http://www.hiranosogen.com/(デザイン)
http://www.sogen-arc.com(スクール)

 

 




 
 

『坂井八空展』に若き日の師を偲ぶ

 

 
12月初旬、日本有数の豪雪地域にある実家(新潟県十日町市)の雪囲いに帰省した折、新潟市・
潟東歴史民俗資料館で開催中の『坂井八空展』に、若き日の書の師匠・故・坂井八空先生を尋ねた。
坂井八空(さかい・はっくう)先生は、自分が20歳から30歳までの10年間、師と仰ぎ多大なる
益を受けた大恩ある方。ちょうど先生が50歳代の油の乗った時期に多くの刺激と教えを受けたことで
今の自分があると、今も深く感謝している。

 
坂井先生は24歳という若さで日展に入選、また同年、日本の一大社中展「書壇院展」において、
最高賞である内閣総理大臣賞を受賞されている。
あらゆる書の古典に精通され、若くして書の天才と謳われながらもそこにとどまることを
良しとせず、書壇においては異端異才、生涯を賭けて純粋に書芸術の本質を求め続けた
芸術家である。

 
目の前でさまざまな詩文を、しかも活字を見ながら楷行草篆隷の五体に芸術的に
書き分け、どんな紙面にもピタリと納めるという凄技を見せていただいたことも。
魔術師のように筆を操り、思うがままの線を自在に書き表す腕に加え、墨色の活かし方に
おいても天下一品。それほどの腕を持つ書家が、果たして今の世にどれほどいるだろうか。

 
一方、さほどの書の才を持ちながら、思えば先生から作品を観ていただくにあたり
細かい書の指導を受けた記憶は無きに等しく、その作品に訴えてくるものがあるかどうかを
常に問われる中で、芸術的にモノを観る目を養い鍛えていただことが、まちがいなく
今に繋がっていると思う。
文字によらない筆線による抽象作品を初めて見ていただいたときも、「字を書こうが
書くまいが、いいものはいいんだ。」と推してくださるような、器の大きな方だった。
先生の奥様にも大変お世話になり感謝しているが、自分がちょうどご夫妻の娘さんと
同い年だったことから、子どものように思って可愛がってくださったところもあった
のかもしれない。
 
これは余談になるが、若き日にはドラムを叩き、晩年はスープラ(スポーツカー)に乗って、
「信号待ちしたときに一気に加速して出し抜くのがキモチいいんだよ♪」などという
ヤンチャな面も・・・W

 
 
さて、話を展覧会に戻すが、久方ぶりに恩師の作品群に触れ、在りし日の姿を懐かしく
偲ぶとともに、その境地の高さにあらためて尊敬の念を抱かずにはいられなかった。
そういえば坂井八空先生のご本名は「偲(つとむ)」であり、文字通り人を思いつつ、
世界の大空に向かって羽ばたく鳳のような存在であったと思う。
 
館内撮影禁止であったが、以下に思わず撮った写真をご紹介させていただく。
先生にお断りしたところ、「やあ、いいよ、撮って載っけてくれよ。」との天の声がしたもので・・・
ご親族、ご関係者の方、どうぞお許しください。
 

2-639x869

7-705x888

 

 

3-888x468

 

4-500x888

5-500x888

6-888x195

 
 

なお、これは拙著『汚し屋壮弦 俺の書でイケ!』にも書いたことだが、30歳で書壇を離れ、
坂井先生の元も離れることになった際に、師は紙だの墨だのを山のように手土産に
持たせてくれながら、次のように言われた。
「自分も本当は一人でやりたかった。が、自分は大きな書壇に所属する道を選んだ。
しかし、キミはぜひがんばってくれ!」
そして別れ際にこう言われた。「これからは書を共に語り合う友として付き合おう!」
こんな師がほかにいるだろうか・・・若き日にこのような素晴しい師に巡り会えた自分は幸せ者である。

 
 
坂井先生、このたびはありがとうございました!
久しぶりにお目にかかれてうれしかったです。
今生では叶いませんが、またあの世でお酒と書の談義、ぜひご一緒させてください。
そのときを楽しみにしております。
 
 
2016.12.4
 
平野壮弦 拝
 

 
-追記-
 
展覧会場の2階が歴史民俗資料室となっており、合わせて観賞。
潟東には「鎧潟」という名の湖があって、その昔、漁に使った舟をはじめとした
さまざまな実物が展示されており、実に興味深いものだった。
こういうものを見ると、古来からの生活文化を脈々と受け継ぎながら、その地でたくましく
生きていた古人の姿が偲ばれる。
ちなみに坂井先生は『書道研究・鎧湖会』の看板を掲げられ、『鎧湖展』(坂井先生主催の社中展)を
何十年にも渡って開催し、後進を育てることにも力を注がれたが、おそらく「鎧湖」の名に
故郷への想いを込めてのことだったのだろう。
 
 

書芸家SOGEN/平野壮弦・公式サイト
http://www.hiranosogen.jp/(アートワークス)
http://www.hiranosogen.com/(デザインワークス・レクチャー・パフォーマンス)
http://www.sogen-arc.com(スクール/SOGEN書芸塾ARC)