SOGEN書『謹賀新年』 IN 羽田空港TIAT

 

 

羽田空港内・TIAT(免税店)のディスプレーとして新年を飾る『謹賀新年』の書を
揮毫させていただきました。
羽田空港内にSOGENの紹介パネルとともに展示いただいておりますので、
お正月に羽田空港をご利用の方はどうぞご覧ください。
 

 
SOGEN書:『謹賀新年』
 

 

 

書芸家SOGEN/平野壮弦・公式サイト
http://www.hiranosogen.jp/(アートワークス)
http://www.hiranosogen.com/(デザインワークス・レクチャー・パフォーマンス)
http://www.sogen-arc.com(スクール/SOGEN書芸塾ARC)

 

 




 
 

『坂井八空展』に若き日の師を偲ぶ

 

 
12月初旬、日本有数の豪雪地域にある実家(新潟県十日町市)の雪囲いに帰省した折、新潟市・
潟東歴史民俗資料館で開催中の『坂井八空展』に、若き日の書の師匠・故・坂井八空先生を尋ねた。
坂井八空(さかい・はっくう)先生は、自分が20歳から30歳までの10年間、師と仰ぎ多大なる
益を受けた大恩ある方。ちょうど先生が50歳代の油の乗った時期に多くの刺激と教えを受けたことで
今の自分があると、今も深く感謝している。

 
坂井先生は24歳という若さで日展に入選、また同年、日本の一大社中展「書壇院展」において、
最高賞である内閣総理大臣賞を受賞されている。
あらゆる書の古典に精通され、若くして書の天才と謳われながらもそこにとどまることを
良しとせず、書壇においては異端異才、生涯を賭けて純粋に書芸術の本質を求め続けた
芸術家である。

 
目の前でさまざまな詩文を、しかも活字を見ながら楷行草篆隷の五体に芸術的に
書き分け、どんな紙面にもピタリと納めるという凄技を見せていただいたことも。
魔術師のように筆を操り、思うがままの線を自在に書き表す腕に加え、墨色の活かし方に
おいても天下一品。それほどの腕を持つ書家が、果たして今の世にどれほどいるだろうか。

 
一方、さほどの書の才を持ちながら、思えば先生から作品を観ていただくにあたり
細かい書の指導を受けた記憶は無きに等しく、その作品に訴えてくるものがあるかどうかを
常に問われる中で、芸術的にモノを観る目を養い鍛えていただことが、まちがいなく
今に繋がっていると思う。
文字によらない筆線による抽象作品を初めて見ていただいたときも、「字を書こうが
書くまいが、いいものはいいんだ。」と推してくださるような、器の大きな方だった。
先生の奥様にも大変お世話になり感謝しているが、自分がちょうどご夫妻の娘さんと
同い年だったことから、子どものように思って可愛がってくださったところもあった
のかもしれない。
 
これは余談になるが、若き日にはドラムを叩き、晩年はスープラ(スポーツカー)に乗って、
「信号待ちしたときに一気に加速して出し抜くのがキモチいいんだよ♪」などという
ヤンチャな面も・・・W

 
 
さて、話を展覧会に戻すが、久方ぶりに恩師の作品群に触れ、在りし日の姿を懐かしく
偲ぶとともに、その境地の高さにあらためて尊敬の念を抱かずにはいられなかった。
そういえば坂井八空先生のご本名は「偲(つとむ)」であり、文字通り人を思いつつ、
世界の大空に向かって羽ばたく鳳のような存在であったと思う。
 
館内撮影禁止であったが、以下に思わず撮った写真をご紹介させていただく。
先生にお断りしたところ、「やあ、いいよ、撮って載っけてくれよ。」との天の声がしたもので・・・
ご親族、ご関係者の方、どうぞお許しください。
 

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なお、これは拙著『汚し屋壮弦 俺の書でイケ!』にも書いたことだが、30歳で書壇を離れ、
坂井先生の元も離れることになった際に、師は紙だの墨だのを山のように手土産に
持たせてくれながら、次のように言われた。
「自分も本当は一人でやりたかった。が、自分は大きな書壇に所属する道を選んだ。
しかし、キミはぜひがんばってくれ!」
そして別れ際にこう言われた。「これからは書を共に語り合う友として付き合おう!」
こんな師がほかにいるだろうか・・・若き日にこのような素晴しい師に巡り会えた自分は幸せ者である。

 
 
坂井先生、このたびはありがとうございました!
久しぶりにお目にかかれてうれしかったです。
今生では叶いませんが、またあの世でお酒と書の談義、ぜひご一緒させてください。
そのときを楽しみにしております。
 
 
2016.12.4
 
平野壮弦 拝
 

 
-追記-
 
展覧会場の2階が歴史民俗資料室となっており、合わせて観賞。
潟東には「鎧潟」という名の湖があって、その昔、漁に使った舟をはじめとした
さまざまな実物が展示されており、実に興味深いものだった。
こういうものを見ると、古来からの生活文化を脈々と受け継ぎながら、その地でたくましく
生きていた古人の姿が偲ばれる。
ちなみに坂井先生は『書道研究・鎧湖会』の看板を掲げられ、『鎧湖展』(坂井先生主催の社中展)を
何十年にも渡って開催し、後進を育てることにも力を注がれたが、おそらく「鎧湖」の名に
故郷への想いを込めてのことだったのだろう。
 
 

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書家・山本尚志さん特別講義『現代、未来の書を探る–書家が現代美術作家になるということ–』/2016 10.15/ SOGEN書芸塾ARC・アートクラス

 

 

書芸術を通した解放と交感の場、SOGEN書芸塾ARC・アートクラス、2016年10月開催クラスの模様です。

 

10月のアートクラスでは昨年に続き、書家・山本尚志さんにおいでいただき、
現代、未来の書を探る–書家が現代美術作家になるということ–』と題した

ご講義ならびにアートワークショップを行っていただきました。

 

 

書と現代美術の関係性と可能性について熱く語る、天才書家・山本尚志さん。

先のYumiko Chiba Associatesでの企画展に出品した「はいざら」をテーマとした作品を、

なんとみんなの前でさくっと書いてくださいました。

 

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かなり専門的な話も含む、1時間半にわたる長い講義でしたが、みんなとても真剣に耳を傾けていました。

 

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さあ、いよいよアートワークの開始です♪

山本さんが用意してきてくださったボンド墨と専用の紙を使い、自由に作品をつくります。

 

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みんなの中をヒマそうに練り歩きながらw、個別に声をかける山本先生

 

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みんな、なんのためらいもなくドンドコ書いてイク~

 

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最後にみんなで作品を持ってパチリッ♪
 

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以下のFACEBOOKページで、今回みなさんが書いた作品をご覧いただけます。
https://www.facebook.com/arctokyo/photos/?tab=album&album_id=1623221787704991
 
やあ、たのしかったー♪
その後の山本さんを囲んでの懇親会も大盛り上がり。みんなで書や芸術について熱く語り合う、
実に貴重な時間となりました
山本先生、わかりやすくディープな講義とたのしいワークショップをありがとうございました!

懇親会も含めて、とても楽しかったです。またよろしくおねがいします!

 
 

本時における書家・山本尚志さん特別講義の内容
テーマ:『現代、未来の書を探る-書家が現代美術作家になるということ-』
 
 
第一章:「現代アートとしての書道作品の作り方」

 

ポイント1.「言語性という問題を意識した作品であるか?」
ポイント2.「現在のあなたの中から生まれたものであるか?」
ポイント3.「抽象表現主義以降の新たな歴史の上に立つものであるか?」
ポイント4.「日々、制作時間や思考する時間を獲得出来ているか?」
ポイント5.「盗作や真似と言われることを避けるために、書道史上、 美術史上の
作品を全てチェックできているか
 
第ニ章:「現代アートと従来の前衛書との違いとは?」
 
第三章:「そもそも書は現代アートになり得るか?」
 
第四章:「美術コレクター、ギャラリストとの出会い」
 
第五章:「作品を売るとは、どんなことなのか?求められる現代アートとしての書道作家・書芸作家への道」
 
 
SOGEN書芸塾ARC【アートクラス】は10月より後期がスタートしています。

SOGEN書芸塾ARC【アートクラス】http://sogen-arc.com/art/index.html
 
☆SOGEN書芸塾ARC は、初心の方からプロの書家の方まで、どなたでも楽しく幅広く
学んでいただける総合書芸アートスクールです。

年度途中、いつからでもご参加いただけます。体験参加も受付中!

どうぞお気軽にお申込み、ご参加ください。

 


SOGEN書芸塾ARC

http://www.sogen-arc.com/

 

☆以下のページより、これまでのクラスの風景画像や塾生作品、動画をご覧いただけます。

開催済みレポートhttp://sogen-arc.com/report/

 

 

書芸家SOGEN公式ホームページ

http://www.hiranosogen.jp/(アート)
http://www.hiranosogen.com/(デザイン)
http://www.sogen-arc.com(スクール)

 

 




 
 

☆書芸塾 10.15(土)アートクラス・書家・山本尚志さん特別講義のご案内

 

 

おはようございます。SOGENです。

 

先にご案内の通り、今週土曜日、書芸塾アートクラスにて、書家・山本尚志さんに
特別講義&ワークを行っていただきます。

 

先に『成長する絵画展』という障ガイを持つ作家の方4名による展覧会のご案内をさせていただきましたが、
実際に会場で作品を観て、プリミティブなエネルギーを感じる一方、こうした作品をアート作品として
世の中に出し、広く見せていくことの難しさもまた感じました。

 

アートとは何なのか・・・

 

それは人それぞれ、感じ方にも考え方にも違いがあるわけですが、今回の山本さんの講義では、
書を日本・アジアの伝統芸能から世界の現代美術に押し上げていくには一体何が必要なのか、
そのあたりの突っこんだお話を伺える貴重な機会になるものと思います。
 

山本さんは書家を名乗っておられますが、書の世界に出自を持つ日本を代表する現代美術家であり、
芸術としての書を見る目を持った日本トップの論客でもあります。(現代美術関係誌にも執筆寄稿)
現代美術としての書に興味をお持ちの方、伝統を超えた芸術としての書世界を求めている方には
必見必聴の講座となります。このまたとないチャンスをどうぞお見逃しなく!

 

 

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みずうみ/ Hisashi Yamamoto/ 2016
©Hisashi Yamamoto, Courtesy of Yumiko Chiba Associates

 

 

10月15日(土) 15:15-17:15
 
加瀬の貸し会議室・新宿中井駅前ホール
http://sogen-arc.com/access/index.html

 

テーマ:書家・山本尚志さんスペシャルワーク『現代、未来の書を探る-書家が現代美術作家に
    なるということ-』

 

《主な内容》
・現代アートとしての作品の作り方
・現代アートと従来の前衛書との違いとは?
・そもそも書は現代アートになり得るか?
・美術コレクター、ギャラリストとの出会い
・現代美術作家としてのデビュー当時(昨年の初個展。ウナックトウキョウ)のこと
・2回目の企画個展(今年。ユミコチバアソシエイツ)で感じたこと
・作品を売るとは、どんなことなのか?プライマリーマーケットとセカンダリーマーケット
・私の今後の展開と、訪れるであろう、「現代アートを志向する書家の時代」の幕開けについて

 

どなたでもご参加いただけます。

 

参加費:6,000円/体験参加費(初参加の方)5,000円 (参加お申込みの上、当日、会場でお支払ください。)

 

用具はいつも通り、書道用具一式をご用意ください。体験の方は手ぶらでもけっこうです。

 

終了後は山本先生を囲んでの懇親会となります。
お時間のある方は、そちらもぜひご遠慮無くご参加ください。初めての方も大歓迎です!

 

お申込み先は以下のお申込みフォームよりお願いします。
お申込みフォーム:http://www.sogen-arc.com/inquiry/index.php
 

 

SOGEN

 

 

書芸家SOGEN/平野壮弦・公式サイト
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-flying saucer-山本尚志個展のご案内

 
 
hisashi yamamoto exhibition

 
 
山本尚志さんから8.31から始まる新宿での個展のポスターをご恵送いただきました。
さっそく部屋に飾らせてもらいましたよ。

 

いや、しかし、このフライング・ソーサー、ポスターで見ただけでも傑作中の傑作、
これぞまさに『人類の書』だと。
なんじゃこりゃー!ってなもんですがw、ここまでテラいない作品を平気で書ける大人は
まず居ないでしょう。
よくぞここまで来たもんだ、てか、20歳のときに山本尚志書家宣言をして以来、
ひたすら求め続けた天才バカボン道?の成せるワザかと。

 

これを見ずして世界の書芸術の未来は語れない。
ぜひ会場でホンモノをご覧あれ!

 

 

Yumiko Chiba Associates

 

■山本尚志個展
「flying saucer」
2016年8月31日(水)- 9月3日(土)

営業時間:12:00-19:00 定休日:会期中無休
会場:Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku

 

■クロージングパーティ
2016年9月3日(土) 18:00 – 20:00

会場:Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku

 
■会場アクセス
http://www.ycassociates.co.jp/about/ 
 
 
☆ご案内の詳細
http://www.ycassociates.co.jp/…/hisashi-yamamoto-flying-sa…/

 
 

なお山本さんからは、10月15日(土)開催予定のSOGEN書芸塾ARC・アートクラスにて、昨年に続き
スペシャルレクチャーの第二弾を、また12月17日(土)開催予定のレッスンクラスにて、
臨書をテーマとした特別講義&ワークを行っていただく予定です。
塾生意外の方もご参加いただけますので、興味のある方は、ぜひお申し込みのうえ、ご参加ください。

 

 

-書芸術を通した解放と交感の場-SOGEN書芸塾ARC
http://www.sogen-arc.com/

 

※トップページに昨年の山本尚志さんによる特別講義の模様を納めた動画を掲載中。お宝動画です♪

 

 

 

書芸家SOGEN/平野壮弦・公式ホームページ

 

http://www.hiranosogen.jp/(アート)

http://www.hiranosogen.com/(デザイン)

https://www.facebook.com/HiranoSogen(FACEBOOK)

 

 




 
 

『支離滅裂』~祥洲と墨集団翔Sho書作展~

 
 
for平野壮弦さん

京都の雄、福田祥洲氏と、「祥洲と墨集団翔Sho書作展」(マキイマサルファインアーツ)にて
 
 
祥洲氏が本格の書の底力を見せていることは言うに及ばす、若手メンバーが
実にいい仕事をしていた。
これも師・祥洲氏の懐の広さと、それに応える若手の響き合いの賜物なのだろう。

 

書展のテーマ『支離滅裂』にちなんで、シリめくりつつ?美脚を披露した

祥洲さんのセクシー写真は、もうこれ以上変なファンが増えたらこまる

とのことで、ザンネンながらお蔵入りになったとのことw
まあ、大河ドラマの軍師官兵衛の題字を書いた巨匠が、さすがにね・・・w

 

祥洲さんからは昔、書芸塾で『墨』をテーマに特別講義をいただき、

参加者は2時間、ひたすら墨を擦って、作品は書かずに終わるという、

実にディープなワークを行っていただいたことがある。
書いているところはチラとも見せてはいただけなかったが、本来、

師から芸道を学ぶとは、それくらいのことなのだ。

 

書芸塾では過去に、サントリー『』、大河ドラマ『新選組!』の書等で著名な

荻野丹雪先生にも2度ほど特別講義をいただいたことがあり、思えばこれまで、

いかに講師陣に恵まれてきたことかと。

みなさんから、SOGENの頼みなら仕方なかんべぇと、損得抜きでご協力いただいて

きたおかげで、これまで何とかやってこられたようなもの。

 

書芸塾では有名無名にかかわらず、SOGENが御縁をいただき、人・表現ともに、

何かしら深く感じ入るところのある方にかぎってお願いしている。
4月からはじまる新年度の特別講師陣は、これが書の教室か?!とビックリされるような、

実に多彩な顔ぶれとなる予定。
どうぞご期待いただきたい。

 

 

SOGEN書芸塾ARC
http://www.sogen-arc.com/

 

 




 
 

景虎、大人気の巻!!!

 

 

こんばんは、世界のSOGENです♪

 

先日、地元・新宿の中井のバーで一杯やっていときのこと、友人が日本酒の『越乃 景虎
の字を書いた人だとポロッと紹介してくれたところ、お客で来ていた近所の居酒屋のママさんに、

「ウチの店にも置かせてもらってるわよ!」と感激して抱きつかれるわ、お客さんたちに

囲まれて写メ撮りまくられるわで、テーヘンでしたw

 

近所で顔が知れるとジャージとか着て気楽にほっつき歩けなくなりそうで、

なるべく目立たないようにしているのですが、友人が「赤塚不二夫さんだって、

このへんほっつき歩いて飲んだくれてたんだから、中井のSOGENってことで

いいじゃないですか!」とw
よ~~し、こうなったら世界のSOGENから中井のSOGENに鞍替えすっか?!

 

いやしかし、どうもワールドカップの公式ポスター書いたってより、景虎の字を

書いたってほうが感激してくれる人が多いようで・・・笑

 

あるお客が「景虎は自分も大好きな地酒!人気が出てよかったですねー」みたいなこと

を言ったら、すかさずママさんが、「何言ってんのよ! この字がいいから人気が

出たんじゃないの!」とw

 

景虎を書いたのが30歳そこそこの時で、あれから四半世紀近く経っているわけですが、
何だか我が子の成長ぶりを見るようで、てか、一緒にちょっとづつでも成長させて

もらってきたようで・・・
いまじゃすっかり商品のほうが有名w
自分ももっと、がんばんないとなぁ。
自分がロゴを書いた商品がライバルだ!みたいな・笑

koshino kagetora kanazawa-saketen
画像は金沢留造酒店さん通販ページよりお借り

http://store.shopping.yahoo.co.jp/kanazawa-saketen/182.html

 
 
この景虎を皮切りに、これまでいくつかの名だたる蔵元さんの代表銘柄の書を揮毫させて
いただいてますが、各蔵とも魂込めての酒造りに励まれ、成長を続けておられます。
 
今日も、一昨年、代表銘柄を揮毫させていただいた『苗場山』が、今年の新経済連盟

新年会の鏡開きで使われ、楽天の三木谷社長、サイバーエージェントの藤田社長を

はじめとした経済界のトップリーダーの方々に振る舞われたとのニュースが飛び込んで

きました。
もちろん目立たずとも素晴らしいモノは世に数多あるでしょうが、本当に良いものが、
人々に広く知られ、愛されるのは嬉しいこと。

 

自分自身も、自分がロゴを書いた商品や企業さんの成長に負けないよう、
中井のSOGENとして? これからまたぼちぼちイキたいと思います♪

 
naebasan.日本酒

 

画像は苗場酒造さんFACEBOOKページよりお借り
苗場酒造株式会社 ON FACEBOOK:https://www.facebook.com/naebasyuzo/?fref=photo

 

 

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山本尚志の書境~流行を超え、時代を超えて生きる芸術作品~

 

 

hisashi yamamoto calligraphy art 2015

 
書家・山本尚志さんの『工場』
 
なんだ、これは?!
と思う人がほとんどだろう。
自分にも何だか分からない。
拾ってきたダンボールに書いたそうだが、
なにゆえ『工場』で、しかもこのカタチなのか・・・
 

いま山本さんは『マシーン』の連作とともに、
この鉄人28号のリモコンもどきの『工場』シリーズを
書きまくっている。

 

なぜ工場、なのか・・・

聞けば答えてくれるだろうが、そこはあえて聞かずにいる。

以前、故郷の町はずれの道ばたに、突如、奇妙なオブジェが出現した。

そこを通るたびに、これは一体何なんだ?!と興味津津にさせられた。

が、数年後、そこにタイトルと作家名と解説が取り付けられたとたんに

つまらなくなった。

言葉で説明されたとたんに興ざめしてしまったのだ。

本来、芸術に説明は要らない。

それを見て、何を感じるかだけだ。

山本さんの工場もそうで、何だか分からないからこそ面白い。

 

 

とはいえ、山本さんの書業から自分なりに感じたことを記しておくことにしたい。
 
ここまで書の技を排した放下の書境に至った書にお目にかかることは、

古今東西を通じて極めて稀であり、日本の現代書芸術を代表する、

ある意味ピカソをも凌駕した傑作の一つといえるだろう。
 
山本さんが、「人が立派な書道作品を見たあとに自分の作品を見て、

無性に腹が立ってくるような作品をつくりたい♪」と言っていたが、

本作はまさに、書世界の天才バカボンたる本領をいかんなく発揮した

バカバカしさw
何だか分からないけど、自然と同様、「キミ、いるね。」という、only oneの存在。
「あら、素敵、いいわねー」と褒めそやされるような流行モノではなく、
時代を超えて生きる芸術作品。

 
アタマも切れ腕もある人が、若くして世界一流の書・アートの数々に直に触たことで

書芸術の本質を悟り、あえて技を捨て、愚かであることを求め、考え、書き続けた

果てに生まれたのが、『マシーン』であり『工場』の一連の作品群なのだろう。

 

 

山本さんと奥さんとの掛け合いも、芸術の本質をついて実に傑作!

以下にご自身の談をそのまま引用させていただく。

しかし、山本さん、鍛えられてんな~(爆)!

 

いろいろな方の話を聞いたり、読んだりして、私なりに発見したことが、最近はよく

ありますけれどもその中でも印象的だったのが家内の一言でした。

いつものように、作品を自宅の壁に貼ってあーでもない、こーでもないをしていた時

「この作品がいいんじゃない?」と、家内が言ったので

「いや、これは『シ』の字が良くないから…」とボソッと答えたら

いきなり

「まだお前はそんなことを言っているのか?」

「お前はいつまでそんなところにいるんだ?」

「いいかげんに気づけ」

「要はこんなもの(作品)は全体感だ」

「パッと見、良いか悪いかだ」

「そんな、字のちまちましたところなんか、いちいち気にするな」

「一瞬で決まるんだよ、作品てのは、やっぱりなんつっても見た目なんだよ」

「作り手が細かいことどーのこーの言っても、そんなものはあたしに言わせりゃ

全くもって関係ない」

「大切なのは、出来上がったものが目に飛び込んでくるかどうかなんだよ」

と、立て続けにボロカスに言われ、

「いやー、これでも、一応書家だからさあー、字にはそれなりにこだわりが

あってだねー」と言ったら

「…まあ、あとはお前が考えるんだな」

と言って、家事に戻って行きました(^◇^)

 

 

自分などは、日本の書道界を大相撲に例えるなら、自分が求めている『書芸』はマーシャル
アーツのようなもんだから、いまさら書道界に対してとやかく言う気も無いのだが、

山本さんは書芸術を深く愛するがゆえに、自らも書家を名乗り、書を面白くし、
書道を世界の芸術にまで押し上げていこうと、書道界の人たちとも真摯に向き合い、
今も語りかけ続けている。

 

目指すところも作品も人それぞれだが、書道の世界に生きる人たちはそこに感謝し、

山本尚志からは見放されぬよう、技以外のところでも精進してったほうがいいかもね♪w

 

 

山本尚志さんのSOGEN書芸塾ARCでの講演の模様
http://www.sogen-arc.com/
※山本さんには2016年4月に、書芸塾にて第二弾の講義を行っていただく予定です。

 

山本尚志さん主宰『日本橋書道サロン』~今日の「人と作品」より~
http://kegon.tokyo/post-416/

 

 




 
 

2015.11月レッスンクラス:『彩書はグ~!~彩書の表現技法~』

 
 
あらゆる書表現に展開可能な書芸の基礎から発展までを、実習を通して学ぶ、

SOGEN書芸塾ARC【レッスンクラス】の模様

 

2015.11月レッスンクラスでは、『彩書はグ~!~彩書の表現技法~

をテーマに、彩書による書表現のポイントをレクチャー、デモンストレーション後、

落葉を用いた文字書作品の創作実習を行いました。
書芸の基礎基本から学ぶレッスンクラスですが、今回は自然のパワーをもらい、

非常にアート性の高い、色鮮やかな彩書作品がたくさん生まれました。

 

 

本時の模様をyoutubeにアップしました。

画質がよくありませんが、どうぞご覧ください。
 


 

以下のFACEBOOK、SOGEN書芸塾ARCページで、本時に生徒のみなさんが創作した作品を

紹介しております。

こちらでは、クリアーな作品画像がご覧いただけます。

https://www.facebook.com/media/set/?set=a.1347282271965612.1073741920.199917180035466&type=3 


《本時の内容》

 

1.筆ペンによる実技実習

・気脈、抑揚に留意しつつ、以下の年賀状の言葉を書く。

「謹賀新年」「明けましておめでとうございます。」「本年も宜しくお願い申し上げます。」

 

2.彩書のレクチャー

・書芸テキスト『そ~げんの楽々書芸入門』による解説

・彩書表現に適した用具を実物により解説

・SOGENによるオリジナル彩書作品の鑑賞と解説

(墨、顔彩、水性アクリルを用いた命名書作品/パステルと顔彩を用いた抽象アート作品)

・SOGENによる彩書の表現技法のデモンストレーション

(刷毛・筆による、美しいグラデーションの出し方)

 

3.彩書の創作実習-1

お題:「葉」「優」その他、文字抽象自由

 

4.鑑賞発表会

作品を落葉のように床に散らばせて鑑賞~それぞれが想いを語る

 

書道教室,大人,アート書道,デザイン書道,東京,新宿
書道教室,大人,アート書道,デザイン書道,東京,新宿書道教室,大人,アート書道,デザイン書道,東京,新宿

 

 

 

F.風景4 (500x888)

SOGEN書芸塾ARCは、書道の経験を問わず、趣味として書に親しみたい
方からプロの書作家を志す方まで、幅広く学んでいただける、21世紀型の
書芸アートスクールです。

年度途中からの入会も可。
ご興味のある方は、以下のサイトをご参照のうえ、参加お申し込みください。

 

SOGEN書芸塾ARC:http://sogen-arc.com/

 

レッスンクラスのご案内
http://sogen-arc.com/lesson/index.html
 
レッスンクラスに参加されている方の多くが、アートクラスにも参加されています。

アートクラスのご案内:http://sogen-arc.com/art/index.html

 

 




 
 

書芸家SOGENの芸術論~新たなる宇宙星雲の創造~

 

 

今日は、書芸家SOGENによる、ちょっとした芸術論をお送りします。
 
芸術とは一つの新たな宇宙星雲を創造する行為である」という仮説のもとに、
書道(書法)、現代芸術、そしてSOGENが提唱希求する『書芸』について論じています。
 
 
SOGENの芸術論~新たなる宇宙星雲の創造~
 
芸術とは、いまだかつて存在しなかった独自の宇宙星雲を創造すること。
書道は、古人が創造したさまざまな宇宙星雲を、臨書を通して追体験し味わうこと。

 
よって臨書作品は、古人が生み出した宇宙星雲の中にとどまるものであり、
いかに芸術的であっても、芸術とは言えない。

 

さまざまな古典学習の延長上に生み出された書作品は、宇宙の中の一つの星のようなもの
であり、中には星屑のようなちっぽけなものもあれば、燦然と輝く巨星もあるだろう。
それが一つの宇宙星雲となるには、独自の書法(宇宙の理法)を得て、一貫して作品を
作り続けることが不可欠となる。
その宇宙星雲も、到達した境地に応じて、巨大なものから小さなものまで千差万別
ということになる。

 

古典が素晴らしいのは、極められた一つの書法により生み出された宇宙星雲の
巨大さ、深遠さによるものである。
書道とは、それらに匹敵する、あるいはそれらを凌ぐほどの星雲を生み出すことを希求する
芸道なわけだが、いかんせん、その星雲のあまりの巨大さに、古典を追体験したうえで、
少し自分なりの持ち味を出すのがせいぜいといったところで終わることも少なくない。

 

書道においては、制作の根源となるテーマや情動も重要な要素の一つではあるが、
核となるのは書法である。

書法をもって一つの宇宙星雲を生み出すことこそが第一義であり、
法こそがすべてと言っても過言ではない。
中国で、書道ではなく「書法」という呼び方をするのも、
やはり理法こそが書の核心であるという考えから来ているのだろう。
 
となると、書道(書法)においては何を書くかといったこと以上に、ある書法に基づき、
いかなる書の宇宙を生み出すかが最も重要となるわけだ。が、残念ながら、
そこまでの域に到達した現代書は稀であると言わざるをえない。

 
一方、現代芸術では、そのような理法よりも、作品を創る動機、モチーフが最重要となる。
題材、素材、表現手法といったものは、それを表すための一つの手段に過ぎない。
物議をかもした国立新美術館に展示された、会田誠さんが大布に毛筆で書いた檄文も、
書法の問題ではなく、表現したいもののために筆書を使ったのであって、
そこに現代芸術と書道(書法)の大きな違いが見て取れる。
現代芸術は、古人の到達した理法の追求ではなく、まったく異なる新たな星雲を、
独自の精神と表現によって創造していく行為なのだ。
 
 
そう思って見たとき、SOGENが提唱追求する『書芸』には、書藝術を核とした
あらゆる表現が含まれることが分かる。

そこには古典書道の習得のうえに展開される書道(書法)作品もあれば、伝統書道の経験
無しに生まれる書作品や現代アート作品もある。
また絵文字やデザイン書、筆線による抽象アート、書を活かした立体作品や映像アート
といったものも含まれることになる。
長谷川等伯の『国宝・松林図屏風』は墨絵であると同時に書芸作品でもある。
会田誠さんの檄文も、筆書を活かした点では書芸でもある。
 
ここまでが書芸で、ここからは書芸ではないといった明確な定義があるわけではなく、
あくまでもSOGENの主観による判別ではあるが、要は書芸とは書芸術の要素を持つ
あらゆる芸術表現を指すものであるということだ。
 
ということで、古典臨書に関しては、書表現における力にはなるが、芸術作品を
創造していくうえでの絶対必要条件ではない、というのが書芸のスタンスである。
 
その昔、日本で、「書は芸術か否か」といった有名な論争がなされたが、
いまだに曖昧なところがあるようだ。
が、「書は芸術ではある」というのがSOGENの持論。
そしてその中には、書法を柱とした書独自の表現もあれば、現代芸術に寄った表現もある。
どの方向に向かうかはそれぞれの自由。
 
ただし、書法によった表現でも、古典を凌ぐまでの独自の世界を拓いて初めて書が芸術となる。
また書法に寄らない表現であれば、どのような世界観をもって何を生み出すか、
その深浅の度合いが、芸術作品としての成否と価値とを決めることになるだろう。
 
 
 

書道家/書芸家SOGEN・平野壮弦 公式ウェブサイト
 
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