書道家/書芸家SOGENブログ:『書×デザイン 挑戦の系譜展(SOGEN参加企画展)」がスタート!!

志賀高原ロマン美術館での『書×デザイン 挑戦の系譜展』、無事展示が終わり、
4月6日よりスタート、ただいま好評開催中です!!


学芸員の方の御尽力もあって、素晴らしい展覧会となり、我ながら感動してます。
6月28日まで無休(9:00~17:00)でやっています。
稀に見る画期的な展覧・・・ぜひ多くの方々にご覧いただけたらと願っております。
よろしくお願いいたします。5月より展示替えもあります。

書×デザイン 挑戦の系譜展』ポスター (書:SOGEN)


字 書道 デザイン書道 志賀高原ロマン美術館

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分かり合える喜び (書道家/書家SOGEN blogバックナンバ〜 2006.7.1 投稿 056)

 
 
アートも自分の世界を求め突き詰めていくならば、常人の理解しがたい世界へと
ただ一人、入っていくことになる。

 
自分自身を100パーセント理解してくれる他人など、この世に存在しないのと同様、
自分の分身である芸術作品を100パーセント理解してくれる人など、この世にはいないのだ。

 
でも、それでイイじゃないか。
 
自分の作品を自分が感じているのと全く同じに感じてくれる人などいない・・・
そう心のどこかで思いつつも、作家は個展などの発表の場を通じて、作品を人目に
触れさせようとする。 それはやはり、自分以外の他者との共感を求めているからだろう。

 
アート作品を創って人に見てもらうということは、自分以外の人に何か伝えたい・・・
感じてほしいと思っているからであって、 まったく他人は関係ないのだとしたら、
創った作品は人目に触れぬよう、蔵にでもしまっておけばいい。
 

 
他人との付き合いや恋愛においても、同じことが言えるような気がする。
100パーセント自分のことを理解してくれることを他人に求めたとしても、
そんな人はこの世界の何処にもいないのだ。
ある人は30パーセント、またある人は5パーセント・・・
男女の関係なら、60パーセント分かり合えたなら恋愛の対象、
70パーセントを越えたなら結婚の対象になるだろう・笑
ところが人は100パーセントを望む。
「どうして自分のことを 分かってくれないんだ!」と、
他人を非難したい気持ちになる。
だが、それこそが「甘え」なのだ。

 
 
楽観主義者と悲観主義者の思考回路のちがいを表すのに よく使われる例がある。
コップに水が半分入っている。
楽観的(プラス思考的)な見方をするタイプの人は「まだ半分ある。」
と思うのに対して非観的(マイナス思考的)な見方をする タイプの人は
「もう半分しかない。」と思うという。
あなたはどちらのタイプだろうか?

 
アートも自身の世界を突き詰めていくと、他人や他人の作品はもとより、
この現実世界そのものを認められなくなってしまうという、といった状態に
陥らないともかぎらない。
「他人はだれ一人分かっていない。この世で真理が分かっているのは
自分だけなんじゃないか・・・」といったように。
そうなると、孤独感に苛まれ、闇の中を彷徨い歩くことになる。

 

分かり合えない部分にばかり目を向けて、嘆いたり憎み合ったりしながら生きるか・・・
分かり合えた部分に喜びと感謝を感じながら生きるか・・・
 
 

5パーセント分かり合える人と出会ったら、その御縁に感謝しよう。
 

30パーセント分かり合える人と出会ったら、友だちになろう。
 

50パーセント分かり合える人と出会ったら、親友と思おう。

 
70パーセント分かり合える異性と巡り会ったなら、心の恋人と想おう。

 
 
 

 

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『汚し屋 壮弦 俺の書でイケ!』絶好調! (書道家/書家SOGEN blogバックナンバ〜 2006.6.20 投稿 055)

 
 
著書 2006.1.15

 
 
拙著『汚し屋 壮弦 俺の書でイケ!』おかげさまで売れてます。

 
アマゾンによれば、天来書院から出版された200册近い
書籍の中で、わずか半年で売り上げベスト10に入っている模様。
ありがたいことです。

 

友人たちが、身近な人に紹介してくれたり、電車の中で本を読んで

アピールしてくれたり、海外まで取り寄せてくれたりと、
ほんと、みなさんのおかげです!

 

この本は、書をやっている方はもちろんのこと、書の専門外の

クリエーターの方々、一般の方々、そして中でも特に
若い世代の方たちに、ぜひ読んでいただきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。

 
 

☆紀伊国屋BookWeb
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?KEYWORD=%89%98%82%B5%89%AE
 
☆アマゾン
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887151810/qid=1150077944/sr=1-9/ref=sr_1_8_9/250-3734381-3590639

 
 

以下、新聞でご紹介いただいた書籍の記事です。

 
2006.6.20 書籍紹介 新美術新聞記事

     『新美術新聞』記事(06.2.21発行)

 
2006.6.20 書籍紹介 十日町新聞記事

     『十日町新聞』記事(06.1.30発行)

 

 

 

 

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「2006台北国際現代書芸展」招待参加 (書道家/書家SOGEN blogバックナンバ〜 2006.6.19 投稿 054)

 
 
2006.6.19 台北国際書芸展 記事
『書道美術新聞』記事より

 
 
今月、「2006台北国際現代書芸展」が台北市で開催され、
日本から12名の代表作家が選抜出展、

SOGENも名立たる大家とともに年少で選抜いただき、参加いたしました。
 
書の世界では、50,60はハナタレ小僧、などと言われ、

芸術は年季ではないにしろ、たしかに年を取ることで

見えてくるもの、開けていく世界といったものもあるように思います。
 
本展は好評につき、台湾の主要都市での 巡回展が決まったとのことで、

初の現代書によるこの国際展が、アジアの伝統文化を越えた、

現代芸術としての書芸世界を切り拓いていく契機となるよう願います。

 

 
 

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オ・ミンジュンさんの書に想う (書道家/書家SOGEN blogバックナンバ〜 2006.6.18 投稿 053)

 
 
 

2006.6.18 呉さん作品1 2006.6.18 呉さん作品2

2006.6.18 呉さん作品3

 
 

昨日の日記にも書いた、オ・ミンジュンさんの書を紹介させてもらいます。
 

オさんは大東文化大学・大学院に学ぶ韓国人留学生で、卓越した書の技量の持ち主です。
金石・漢隷・北魏の書をよく学んだと見られる彼の書には、造形的な安定性と練度の高い
強靱な線質を内包した俊作が数多く見受けられます。
 
日本の書壇では、日本的情趣ともいうべき、たおやかな作品が数多く見受けられますが、
見方を変えれば、雰囲気に流れ、軟弱に堕している作品があふれているともいえます。

それに対して、中国や韓国、台湾といった他のアジア諸国の書には、たとえどんな
細い線にさえも「気」を通し切るといった強さを感じます。

 
オさんの作品は、雰囲気に流れることのない、書の伝統をバックボーンとした、
確かな制作態度から生まれたものであると言えるでしょう。
また、その書線は柔らかくも強靱、音楽的ともいえるリズムが感じられるように思います。

 
 

書道の世界でこれだけの腕を持つ、そんな彼が、 私に書を教わりたいという・・・

書道でいえば、一家を成しているといえるほどの力量を持つオさんに、

私が教えることなど何ひとつないのです。
ではなぜ彼は私に教わりたいなどと言うのか。

それはおそらく、彼が書を従来の「書道」としてではなく「書芸術」として捕らえ、
さらに先にあるはずの世界を心底求めているからだと思うのです。

 
私が彼にできることがあるとすれば、何か技や知識を教えることではなく、

ともに書き、飲み、語らい合う中で、彼の中にすでにあるものを

引き出すための手伝いをさせてもらうことです。

 
それは、SOGEN書芸塾ARCや書芸ワークショップにおいても同様です。
もちろん、初心の人には表現するための技や発想法も伝えます。

ですが、最大の目的は、それぞれがそれぞれの表現方法で
自身のソウルを表現する中で、癒しや自己解放や相互交流

といったものに繋げていくことなのです。
 
書芸塾や書芸ワークショップで、私自身がいつも刺激と感動をもらっています。
オさんや書芸塾の塾生たちが、その書芸精神を繋いでいってくれたなら、
それに勝る喜びはありません、

 

 
 

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■SOGEN書芸塾ARC
http://www.sogen-arc.com/
 

■FACEBOOK SOGEN書芸塾ARC(塾生の作品写真や活動の様子を紹介)

https://www.facebook.com/arctokyo
 
 




 
 

うれしい電話 (書道家/書家SOGEN blogバックナンバ〜 2006.6.17 投稿 052)

 
 

以前、ARCに顔を出してくれた韓国人留学生の
オ・ミンジュンさんから久々に電話をもらった。

 

「連絡もせずにスミマセン・・・」と彼。
なんでも、今年期待していた奨学金がおりないことになってしまい、
土日も含めて働いているのだそうだ。
「センセイにも皆さんにもまたお会いしたいし、教室もいきたいいんですけど、
しばらくは無理そう・・・またイケるようになったら連絡します。」
とのことだった。
以前の日記にも書いたが、彼の書の感覚と技量には非常に高い
ものがある。そして何よりもその人柄がすばらしい・・・。
教室にまた来てくれたら、きっと多くの塾生達にとっていい刺激を
与えてくれるだろうから、ぜひまた来てほしいと思っている。

 

「韓国の大学での講議を頼まれたんだけど。」と言ったら、
「じゃあ、センセイ、韓国語を勉強しないと!」と彼。
「いやあ、そんな短期間で韓国語はマスターできないと思うから、
通訳をつけてもらうことになると思うよ。」というと、
「でも日常会話くらいは出来たらいいと思いますよ。」と言うので、
オさんに暇なときにハングルを教えてもらうようお願いした。
まあ、飲みながらの特訓・・・っつーことになりそうだけどね。
ハングルで日常会話くらいはできるようにがんばろーっと!

 

 

 

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「笑」~HMV・お笑いDVDキャンぺーんロゴ (書道家/書家SOGEN blogバックナンバ〜 2006.5.19 投稿 049)

 
 
2006.5.19 笑1 2006.5.19 笑2

 
 

HMVさんから、お笑いDVDキャンペーン用の「笑」というロゴ書をご依頼いただき、

このたび小冊子がリリースされました。HMVさん、ありがとうございます。

表紙のキグレ大サーカスの写真がイイね!(←チャウって!)

 

お笑い関係なので、楽しげなロゴとなるよう心がけました。

このロゴ書は、オリジナルTシャツ等、色々なところに汎用いただく模様です。

 

 

 

 

【広告デザイン書道(書芸)のススメ】

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その先にあるもの (書道家/書家SOGEN blogバックナンバ〜 2006.5.17 投稿 048)

 
2006.5.17 作品

 

 

小作品を一晩で200枚ほど書きまくる。
 
最近、作品が少し楽に書けるようになってきた気がする。
 
苦しんで書きまくった末に見えてきたものがある。
 
何よりも、書くことが以前よりも楽しくなってきた。
 
相変わらず精神的にはまだまだ開けちゃいないけれど、
 
作品が少し先にいって、自分を導いてくれているような・・・
 
その先に何が待ち受けているのか、愉しみだ。

 

 

 

 

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新井狼子 (書道家/書家SOGEN blogバックナンバ〜 2006.3.5 投稿 039)

 

 

新井狼子 2006.3.5

写真・・・晩年の新井狼子(戸田市文化会館サイトより転載)

 
 
新井狼子(あらい・ろうし)の書とはじめて出会ったのは20年ほど前・・・
ある書の雑誌で狼子の書が特集されていたのを見てのことだった。

最初、狼子を、名前に「子」がついていたこともあって、女だとばかり思っていた。

スゲ~女がいるもんだ、自分の名前に「狼」と付けるとは・・・
その凄まじいばかりの書に、圧倒的なインパクトを受けたのをいまでも覚えている。

狼子が男であることを知ったのはその後のこと・・・。

狼子は「ムゲンカイ」という無党派の書のグループを主催しており、
晩年、そのグループ展の会場で氏の姿を見かけたことがある。

まさに老いたる狼の風貌だった。
声を掛けようか迷ったが、結局、掛けずじまいに終わった。

 
その狼子が昨年の1月に亡くなり、このたびムゲンカイの友人より、
狼子遺作展の案内をもらったので、今日、戸田市文化会館まで見に出かけてきた。

ここまで自己放下し得た書というものを久々に見た。

自己の中の欲得を極限まで捨て切った狼子の書。
狼子は、その名の通りの野人であって、既存の書壇とはかけ離れた

ところで自己の書を求める生涯を貫いた。
狼子にとって、世俗的な名声や富裕は興味のないことだった。

唯一、おのれを捨て切るために、書を生涯書き続けて死んだ、まさに
一匹狼・・・それが狼子である。
世に書家は腐るほどいても、芸術としての価値をもつ書を書ける者など
まずほとんどいないといった今日、狼子の書は芸術作品としての光を帯びている。
井上有一は有名だが、今日、狼子の書を見たかぎりでいえば、
狼子の書のほうが遥かに広がりと深みが感じられるように思う。

狼子の書は、近現代の書道史の枠組みを越えて、美術史に残る
価値あるものとなるだろう。

もっと早くこの展覧会を見れていたなら、1月に出した拙著にも
きっと狼子のことは書かせてもらったはずだ。

 

だが、そんな狼子の書を見て、素直に感動できない自分がいるのはなぜか。

自分の心が純粋ではないから・・・なのだろうか。
狼子の書はまるで厳しい修行を重ねる修験者の書を見るかのようだ。

決してなごみ安らぐ書ではない。見る者にも厳しく自己放下を
迫るかのような、凄まじい気迫に満ちた書だ。

だから半端に生きている自分など、「お前、そんなんでイイんかい?!」
と喝を入れられているようで、何やら少し自己嫌悪のような気持ちにさせられるのだ。
狼子のスゴみある書に圧倒されつつも、自分は狼子とはちがう、
自己滅却へのこだわりさえ超えたところの、自分なりの表現世界を
目指していきたい・・・と、このとき意を新たにしたのだった。

 

 

 
書道家/書家 SOGEN / 平野壮弦

 

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