坂口安吾記念館/大棟山美術博物館を訪問🏯



今回のSOGEN故郷滞在記は、これにて一応のトドメっ❗️😜

居酒屋巡りではないけれどW、もう一軒、先にご紹介させていただいた
富井冨士子さんに連れていっていただいたのが、松之山の『坂口安吾記念館
大棟山美術博物館) なんと、ここは富井さんが歴史的建造物評価調査を

された施設だという⛪️


中はコロナ休業で見れなかったけど、庭園を散策させてもらっただけでも当時が
偲ばれ、感銘を受けた💮

富井さんから「建物内部が、凄いんですよ!安吾展示室や昭和天皇が、

マッカーサー元帥に会いに行く時に同行した、村山浩一博士の記念室も在ります。

次回、またご案内しますね!」とのお言葉をいただき、今度、中を拝見させて

いただくのが楽しみでならない。


坂口安吾 無頼派 坂口安吾記念館 大棟山美術博物館  堕落論 十日町 松之山
坂口安吾 無頼派 坂口安吾記念館 大棟山美術博物館 堕落論 十日町 松之山



で、このお屋敷の先の当主だった村山家は、坂口安吾の生家ではなく、お姉さんの
嫁ぎ先だそうで、安吾も新潟市の大変な名家の生まれだったんだけれど、村山家は
松之山の奥にありながら、新潟のかなりの地域を治める、それ以上の名家だった
とのことで、皇族や幕末の志士など、時の日本を動かしていた有力者も訪れた形跡が
あるんだって。


坂口安吾 無頼派 坂口安吾記念館 大棟山美術博物館 堕落論 十日町 松之山
坂口安吾 無頼派 坂口安吾記念館 大棟山美術博物館 堕落論 十日町 松之山



坂口安吾といえば、『堕落論』を著し、無頼派でならした小説家🖋
1906年に新潟市に生まれ、1955年に群馬県桐生市で没している。・・・となると、
享年49歳やん! そんで、あんだけの小説を著し、当世の論客としても名を馳せた
のだから、異端児にしてトンデモない才人だったわけだ。
そういえば、寺山修司も48歳で亡くなっている。異才の人々は総じて、この世界を
常人より早く駆け抜けていくのだろうか・・・🏄‍♂️

坂口安吾 無頼派 坂口安吾記念館 大棟山美術博物館 堕落論 十日町 松之山

写真:林忠彦写真集 日本の作家(小学館)p3より 撮影/林忠彦



自分は30歳で教師を辞めた直後に安吾の『堕落論』を読み、とてつもない衝撃を
受けたのを覚えている。今でも超過激な論旨であるのに、当時、よくこれが世に出て、
しかも人々に受け入れられたもんだと。
世間の常識や道徳観念を超えた、人間としての嘘偽りのない、純然たる魂の叫び

を聞いたような思いだった。それが、この世界の欺瞞に苦しむ時の人々の心を

大きく揺さぶったのだと思う💥



安吾はボードレールやポー、石川啄木の作品を愛読し、「落伍者」である作者たち
に憧れて行ったという。その憧れから、中学から呼び出しを受けた際には机の
ふたの裏側に「余は偉大なる落伍者となっていつの日か歴史の中によみがへる
であらう
」と刻むまでに至ったという。それが本当なら驚きだ。
つまり安吾は、世間のレールから外れて生きる落伍者の中にこそ、人の生きる
真実の何ものかを見ていたのだと思う。



こんなトンデモない作家の記念館が生まれ故郷にあり、そこにまたこのタイミングで
連れて行ってもらったことに、また不思議な縁を感じている。
ヤバイよ、安ちゃん‼️
ヤバイよ、こんなヤツを生み出す新潟の文化の懐の深さ!


あー、故郷再発見の旅、オモシかった〜♬
てか、故郷の魅力は尽きることがない。

旅の続きを、どうぞおたのしみに〜




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