人間

いましがた山手線に乗ったら、目の前の優先座席に、めっちゃ人相の悪い

チンピラ風のオッサンが。
人生を遠い昔にどこかに捨ててきてしまったかのような、虚ろな冷たい目・・・
そこへ足の悪いお爺さんがヨボヨボと近づいてきた。
その途端、そのオッサン、こわばった顔をニコッリとほころばせ、お爺さんに

席を譲ろうと立ちかけた。
お爺さんが「いいよ、いいよ」と断ったので、オッサンの笑顔は一瞬にして

またゴルゴ13顔に。

思ったよ。
人と人の間と書いて「人間」とはよくいうけれど、ほんとうに人は人を人間に

するのだと。
弱いヤツ、劣ったヤツは生きていても意味がない、などというトンデモ思考で

起こるクレージーな事件が後を立たないけれど、みんなが強くなってみ? 

このオッサンが、こんな人間らしい慈愛にあふれた笑顔を見せることはないんじゃないか?

人間は面倒くさい生き物。ほかの動物や植物のほうが、生命体としてよほど

清々しく生きている、なんて思うこともよくあるけれど、やっぱり人は人を求め、

人と交わることで人間になるのかもしれない・・・

なんてことに気付かせてくれた、人生捨てた感満々のオッサン・・・

今日はどうもありがとう!

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人と宇宙/ human-beings and the space

新しい硯をまた一つおろす。
墨を擦るほどに、芳しい香りが空間に漂う。

筆を取り、意識と無意識との狭間から立ち現れてくるものは、

宇宙自然であり、人。

人間は宇宙の一部であるとともに、一つの宇宙。
人間が消滅するときに、一つの宇宙が終わる。
ゆえん、人生は宇宙自然を感じつつ、自分という宇宙を生きること。
もって書芸とは、宇宙自然と交感しつつ、自分自身の中の宇宙を表す

術なのである。

I grind an ink-cake by the brand-new inkstone,and the fragrance

spreads in the air.


When I unconsciously draw something on the paper using a brush,

what appear there are human beings and the space. 
Human beings are part of the space and also the space itself.
When a man passed away,his and her space also disappear.
So,life is to live our own space.

Shogei(calligraphy art)is the way to represent our spaces in ourselves.

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孤独と生きる

 

 

ヒトは誰しも、誰かから認められたいという承認欲求とともに生きている。
 
恋愛も経済活動も、また芸術活動もそう。
 
だが100%自分のことを理解してくれるヒトなどいない。
 
ゆえにヒトはどこまでいっても孤独なのだろう。

 

それが他の動植物には見られないヒトの性。
 
ヒトはヒトとの関係性の中で人になり、人間になる。

 

 

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韓国・大田(デジョン)大學でのSOGEN特別講義&席書揮毫風景/2016.10.31

 
 
ソウル個展の会期中、韓国・大田(デジョン)大學での特別講義のご依頼いただき、行ってきました。
対象は書道学部、建築学部、デザイン学部の計約100名の学生たちで、テーマは『人・都市・自然・宇宙』。

 

私のワケのわからないアートを見て憮然としていた書道学部の教授が、文字作品を見せたところ、

「なんだ、ちゃんとした書も書けるんじゃないか」てな感じでニッコリしたので可笑しかったです。

まあ人間、自分が分からない世界に対しては不安になり、分かる世界を見せられるとホッとする、

というところがあるのでしょう。

 

日本で大学での講義を頼まれたことはまだ一度もありませんが、韓国では一昨年も

圓光大學で講義を行わせていただくなど、大学からもよくお声がけをいただき、

ありがたいかぎりです。

私が喋っただけで感動して震えている女学生も居たりと・・・笑

これはひとえに、韓国を代表する書芸家の先生たちが、「SOGENセンセイは天才であり、

書芸界のピカソだ」といった風に若者たちに伝えてくれているおかげで、

「私たちが尊敬している先生が尊敬している先生」といった眼差しで接してくれるからに

ほかなりません。

 

特に書道学部の学生は、日本もそうですが、書道を仕事にするとしたら、学校の先生になる

くらいしか道がなく、将来に希望を持てずにいる者が少なくないのが実情。

そんな中で、書にはこんなにも可能性があるのだということを実例とともに伝えることで、

何かしら得るものがあればと願いつつ、お話させていただいています。

 

 

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日本から一泊二日でソウル展を見に来てくれた書家・現代美術家の山本尚志さんのことも

紹介させていただきました。

 

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記念揮毫を頼まれ、一筆。(作品は大學に寄贈)

 

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いままで人前でパフォーマンスなどしたことはないという書道学部の70歳の大先生も

コラボレーションして書いてくださいました。

上から塗りつぶしてやろうかと思ったのですが、さすがにそこは・・・笑

こんど機会があったら、もっと学生たちと肌身で交感したいです。

貴重な機会を与えてくださった大田大學のみなさんに、心から感謝申し上げます。

またお会いしましょう!
 
 
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