アラーキー・荒木経惟写真展『写狂老人A』に想う

 

 

東京オペラシティ・アートギャラリーで開催中のアラーキーこと荒木経惟氏の写真展

『写狂老人A』を観る。

エロスの書芸家を自認する自分だが、アラーキーのエロスは実に幅広く深く、ヤラれた感あり。

人妻ヌードなど、婆さんまで撮って、しかも特にポーズを付けるわけでもなく、極めて自然。

 

 

書にも通ずる、陰影を含むノクロームの写真の存在感はもちろんのこと、

特に自分が注目したのは氏の表す書。

以前から、アラーキーの書には注目してはいたが、本展であらためてじっくりと

鑑賞する機会を得て、大いに触発されるところあり。

つまり、「書は人であり、エロスである」という自分の想いを、

まさにアラーキーが書をもって具現化しているということ。

 

良寛や白隠といった僧侶、富岡鉄斎や中川一政といった画人、詩人で彫刻家の高村光太郎、

版画家の棟方志功、政治家の副島種臣、陶芸家の北大路魯山人といった、書家ではない

人々の書が強い魅力を放ち、人気を博すのも、有名だから、というばかりではなく、

書そのものに書法を超えて人そのものが表れており、見飽きぬ深さを蔵しているからだろう。

 

対して、書家が自慢できるのは筆を操るテクニックくらいで、それを取ってしまったら

何も残らない。借り物の言葉を書道的に上手く書く競い合いに終始しているものだから、

自分が心の底から書きたいものを書けと言われても、何もない、空っぽだったりするのだ。

 

もちろん、字が上手くなりたい、書を上手く書けるようになりたいという思いは

多くの人々の中にあって、その思いの上に書道は成り立っているわけだが、

他人が編み出した書法を超えることなくして、真に全人間的な魅力を蔵した書を

表すことなど出来ないことを、アラーキーをはじめとした異分野の偉人たちが

教えてくれている。

 

 

ちなみに本展は撮影自由とのことで、なんとも太っ腹!

ということで、会場風景を紹介させていただきます。

9月3日(日)まで、東京オペラ・シティーにて。

ぜひ会場で本物に会ってください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
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荒木経惟写真展『写狂老人A』展覧会情報

http://www.operacity.jp/ag/exh199/
 

 

ちなみに今回、恵比寿ガーデンプレイス・東京都写真美術館で開催中の

荒木経惟写真展『センチメンタルな旅 1971-2017-』も合わせて鑑賞し、

見ごたえがありました。こちらは9月24日(日)まで。

https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-2795.html

 

 

 

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書道家/書芸家SOGENブログ:変化がエロいのだ❣️


たとえば、互いに目が合った瞬間に心が動いてニッコリする。
その変化の瞬間こそがエロティックなのだ。

生きているってことは変わるってことだ。
変わらなかったら死んでいるのと同じ。
生きているから変わる、変わるからエロティックなのだ。

それは書も含めて、すべて同じ。
自然な変化が感じられるものはエロティックであり、見飽きない。
それがないものは、死んでいるのと同じ。
一瞥にも値しない、ただの抜け殻。

For instance, we smile each other. when our eyes contact.
The changing of the expression is erotic., 
and at that moment, .our hearts are deeply moved. 
.

Everything is changing, and it proves all the things are alive.
If they are not changing , it means they are dead.
All the living things change., and so they are erotic.


It is the same with all the living things, including calligraphy artworks.
If you can feel the natural changing from something, they are erotic 
and not boring to see it forever.
Otherwise, they are not worth to glance.

 

書芸アート専門ギャラリー ART ROOM SHOWL

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