シンガポール~マレーシアを巡る・その1~大いなるアジア民族のるつぼ~

 
Exif_JPEG_PICTURE9月6日(土)より13日(土)まで、シンガポール

マレーシアの首都・クアラルンプールを巡ってきました。

何か色々なことを吹っ切りたくて、どこか旅に出たい
とはかねがね思っていたのですが、もう海外に行く
のも疲れるし、面倒くさいといった腰の重さもあって、
なかなか出掛けられずにおりました。

 

が、今年は大きな書の仕事の案件をいくつかクリアー

できたこともあり、私の仕事上のブレインである

エージェントの若いカップルが、「SOGENさん、
マリーナ・ベイ・サンズの天空プールで祝杯を
挙げましょう!」と企画してくれたことから、今回の旅が実現したものです。
ということで、彼らにすっかりおんぶにだっこの黄門ちゃま珍道中でしたが、助さん角さん
弥七よろしく、ピンチになると風車が飛んできて助けてもらえるといった心強いもので・・・笑

 

羽田からまずクアラルンプールに飛び、そこで飛行機を乗り換えて、シンガポールまで約8時間。
夜中の便で発ったため、到着したのが朝方。
機内ではほとんど眠れず、入国審査の煩わしさもあって、もうヘトヘト・・・
空港のコンビニで煙草を3箱買ったら4000円(1箱1300円!)もしたうえ、煙草のパッケージには
例のガン病巣の気味悪い写真が印刷されていて、おまけに禁煙区間だらけで気楽に一服もできず、
(シンガポールはクリーン&グリーン政策により、ゴミのポイ捨てや禁煙区域での喫煙には
ムチ打ちの刑、または罰金が科せられる。麻薬所持は最高で死刑。)
ムチで打たれるのはイヤだ!もう帰りたい!と思ったのですが(笑)、ヘロヘロになりながらも
あちこちを巡っているうちに、見るモノ聞くモノすべてが面白く、なんてとんでもない国なんだ!と、
1日でシンガポールが好きになりました。

 

Exif_JPEG_PICTUREシンガポールの国名はサンスクリット語で「獅子」を

意味する「シンハ(simha)」に由来するそうです。
このあと訪ねることになるマレーシアもそうですが、

そこは東南アジアの民族のルツボのような地域であり、

華人、マレー系、インド系から成る複合民族国家で、

宗教も仏教、キリスト教、無宗教、イスラム教、道教、

ヒンドゥー教と実に多彩です。

 

 

公用語が4言語あるので、正式名称も各言語ある。(ウィキペディアより)
Republic of Singapore (英語:リパブリック・オブ・スィンガポア)
新加坡共和国(中国語:シンジァーポー・ゴンホーグォ)
Republik Singapura (マレー語:リプブリク・スィンガプラ)
சிங்கப்பூர் குடியரச(タミル語:スィンガップール・クディヤラク)
(※国語はマレー語、公文書は英語という離れ業!)

 

ということで、話し言葉も街中のサインも、この4つの言語が入交じっていて、どんなに大変かと
思ったのですが、使える言葉を皆いくつか持っているため、いずれかの言葉で意志疎通し、
困ることもない様子だったのには感心するばかりでした。
英語もほとんどの人たちがブロークンですが、平気で喋っているわけで、日本の英語教育も、
重箱の隅をつつくようなことをしていないで、とにかくコミニュケーションができれば良しとする、
より実戦的なものにしていったほうがいいのではないかと改めて思ったものです。
今回の旅では、エージェントスタッフが中国語、台湾語、英語に堪能なため、
まったく困ることもなく過ごせたのは幸いでした。

 

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Exif_JPEG_PICTUREイスラム教徒も15%ほどいるとのことで、サリーを纏った

女性をよく見かけました。
目しか出していない黒装束姿もいれば、色あでやかな

美しい刺繍が施されたサリーに、下はロングスカートや

ジーパンといったラフな出で立ちもあり、実に
ファッショナブルで、見る目を愉しませてくれます。
このあと巡るマレーシアもそうですが、宗教的な対立は

あるにせよ、これほどまで多様な民族と宗教を内包する

複合民族国家としての懐の広さと、そこに暮らす人々の

生命エネルギーに、少なからぬ感動を覚えました。

 

 

Exif_JPEG_PICTUREシンガポールはその昔、イギリスの植民地であったことと、

独立後も東南アジアの要所として欧米型の経済発展を遂げ

てきたことから、マレーシアと比べて経済的にも豊かで

資産家が多く、そのためもあって、建築をはじめとして、

度胆を抜くようなとんでもない発想のものがそこかしこに
見受けられ、圧倒される思いでした。
ただこの点については、いささか思うところがありましたので、

また稿をあらためます。
(つづく)

 

 

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