(新潟県立荒川高等学校・創立30周年式典の続編です。)
11月2日(土)に開催された、新潟県立荒川高等学校・創立30周年式典にて、
記念講演ならびに書芸パフォーマンスをさせていただきました。
この講演ならびに書芸パフォーマンスは、私の母校の新潟県立十日町高校の教頭をされていた、
現・荒川高校の中島俊哉校長先生とのご縁によるもので、このような機会を与えていただいた
ことを、心より有難く思います。
演題は 『自分を生きる、人類を生きる~伝え繋ぐ人生』 とし、
教師を挫折して今に至る半生と、書芸に賭ける思いなどを、思うままに語らせてもらいました。
さほど面白い話にはならなかったかもしれませんが、何か一つでも心に残り、これからの人生への
エールにもなってくれたらと願っています。
中学校教師を挫折し、二度と学校の敷居をまたぐことはあるましと思っていた自分が、その後、
学校での講演、課外授業、書き染め指導、書芸パフォーマンス等のご依頼をいただくのも
不思議なご縁で、これも自分に与えられた一つの使命と思い、内心「オレでええんかいな?」
と思いながらも、ぜひライフワークの一つとして続けていきたいと思っておりますので、
これからもどうぞよろしくお願いします。
なお今回は、式典であることを意識したところがちょっとあったかなぁと反省。
学校に呼んでもらうのは、ふだん学校の先生では伝えられないことを伝えてくれることを
期待して呼んでもらっているわけで、これからはさらに熱く踏み込んでいきたい。
自分は話が決して得意ではないけれど、一つ一つの講演を糧として、いつか落語のように、
聴衆を和ませ笑わせながらも、熱い想いがビリビリと伝わるような講演が出来るよう、
今後とも (あそびに!)精進していきたいと思います。
書芸パフォーマンスのほうは「やっぱり生はいい!」とのことで好評でした。
当初は大筆で一文字を書くつもりでしたが、もっと自由に遊ぶところを見てもらいたいと思い立ち、
最初に絵具を使って遊び書きし、その後、墨で「繋」の文字を大書しました。
このあと、みんなで大きな紙に書くという参加型イベントを行いましたが、それはまた次のブログで。
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