昔、かの有名誌『暮らしの手帖』さんから、筆ペンの特集をするので、色んな
メーカーの筆ペンの書き比べをして、感想を聞かせてほしいと頼まれたことがあった。
各メーカーの筆ペンとも、それぞれに持ち味があってよかったが、いま個人的に
愛用しているのは、ぺんてるの中字の筆ペン。穂先がしなやかにして腰があり、
書きやすいのが特徴で、以前、SOGEN書芸塾のレッスンクラスやビジネス書道
クラスで筆ペンの練習をしたとき、薦めさせてもらったのも、この筆ペンである。

で、今朝方、手元にあるぺんてるの筆ペン2本の墨の出が悪くなったので、穂先を
お湯で洗ったところ、2本とも元通りスラスラと書けるようになってよかったのだが、
どうしたことか、外した2つのキャップのうちの一つが見当たらなくない。
ゴミ箱まで含めて、部屋中、隅々まで這いつくばって探したのだが、どこをどう
探しても出てこないのだ。
もしかしたら、同じキャップが2つあったので、この世界を生み出している宇宙の
法則が、キャップは一つでいいと勘違いして、一つを異次元にワープさせ、
目の前から消し去ったのではないかと。
洗濯をした時に靴下が1つだけなくなるのも、洗濯機の中でグルグル
回っているうちに、異次元空間へとワープするからにちがいない。
なので異次元空間には、世界中の洗濯機からワープした靴下やおパンツが、
組んず解れつ漂っているのだ。
で、たまに失くなったものがひょんな所から出てくるのは、稀にその異空間から
舞い戻ってくることがあるからなのだと。
まあ、そんな突拍子もないことを、朝っぱらから大マジメに考えているお前の
頭の中こそ天然洗濯機だ、と言われそうだが(笑)
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