書道家/書芸家SOGENブログ:酒と梅田と男と女~2

昨夜、梅田で一杯やりながら考えた、男と女の話のつづき・・・

男と女、神はよく、この二つの相対するものを世に創りたもうたものだ。
男は物事を脳で論理的に考えることが好きである。
対して女のほうは、物事を心で、直感的、感覚的にとらえることに長けている。
相互に補い合って、一人前の人となるところがある。
だから男と女は、肉体的関係だけでなく、精神的な交わりも求め合うところがあるのだろう。

太古の昔は女性神が崇められていた。
卑弥呼が邪馬台国を統一することができたのも、目に見えないものまでとらえる、
その巫女としての神通力を、怖れ敬われていたからであろう。
だが時代が下り、世の中の仕組みが複雑になるにつれ、感覚や情だけでは
統治しきれなくなり、論理的に物事をとらえ組み立てていくことを得意とする男たちが
実権をにぎり、世の中を動かしていくようになる。
個人的な情に流されていては国は治まらぬ、感覚的、感情的な女に、
国の舵取りを任せていくわけにはいかぬ、というわけだ。
そして、その後、刃向かう者は一族郎党、皆殺しにしてでも、国の治安、己が権勢や富を
守るという非情の歴史が、男たちの手によりつくられていった。

1億の精子のうち、卵巣にたどり着けるのは1匹だけという男の闘争本能は、
自分が生きているうちに何事かを成さなかったならば、生きている意味は無いのだという
強迫観念を植え付ける。だから男は戦好きで、無益な戦争も歴史上数多く行われてきた

のかもしれない。
昔の武将は武勲を求めて戦った。勝てば恩賞と酒池肉林の宴が待っているのだから。
もしそれが無かったなら、男のモチベーションは下がって、やる気も失くす。
対して女は感受性にすぐれているから、世間的に評価されたりせずとも、
日々のささやかな生活の中にも生きる喜びを見出すことができるところがある。

ウチの教室に女性が多いのは、もしかしたら、そういった男女の本能的なちがいによる

ものなのかもしれない。
男性のモチベーションを高めていくためには、より具体的、段階的な目標をにつくり、
達成できた暁には、それに見合った栄誉や褒賞を付与することが効果的なのだろう。

それをうまくやってきたのが書道界だ。段位を作り、さまざまな展覧会をつくって賞を与え、
ヒエラルキー構造の中でテッペンを目指させることで、モチベーションを高め、長続きさせる。

一方、ウチの教室はそのような場ではない。
世間的な評価や他者からの賞賛も、もちろんモチベーションにはなるが、
誰かに褒められたいからやる、といのではなく、自分自身の中から湧き上ってくる、
表現することの喜び、感じ合うことの喜びを最大のモチベーションとして高めていく

ことを主旨としている。


(つづく)

 

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