芸術は爆発だ!
何だこれは?! 何だか分からないけれど、ドキッと惹き込まれて見飽きない。
そういうものこそが芸術なのだと岡本太郎は言った。
掲載作は2年前の現フリークラス塾生の手になるもの。
色でない色、線でない線、カタチでないカタチの爆発による響鳴。
書道の経験の浅い人が、いきなりこれだけの世界観を表す。
明清の大家・傅山は、「巧なるよりも拙なれ、媚なるよりも醜なれ」と説き、
書芸術の本質を喝破したが、まさに本作は、その傅山の心と、先の岡本太郎の芸術観とを
具現化した芸術作品といえるだろう。
巧みな技だけでは、人を感心させても感動させることは出来ない。
技を磨きつつも、技を超えた、いのち、魂の表出をこそ求めていく。
そこに『書芸』のココロはある。
MARIE SEKI/ 2014
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