現代書としての広告デザイン書道、考

先般、ご紹介させていただいた「」のロゴ書ですが、実はデザイン性の高い、

カッコいい書もお書きしたのですが、最終的にこちらをお選びいただいたものです。

で、四半世紀前に『越乃景虎』を揮毫させていただいたときも、

カッコいいスタイリッシュな書も合わせて書かせていただいたのですが、

ドッシリとした隷書体の書をお選びいただき、その時は「もっとカッコ

いい書もあるのに」と意外に思ったものでしたが、現在も代表銘柄として

お使いいただき、御繁盛されているところを見ると、大正解であったと。

越乃景虎 日本酒 広告デザイン書道 筆文字 書道家 パッケージデザイン

私に書をご依頼くださるクライアントさんは、みなさん真剣そのものです。

書としての良し悪しや格ももちろんですが、商品が売れることが最重要課題であり、

そういった視点から実に真剣に書を見て選んでくだり、その最終形が商品という

形となって世に出ていくことになる。つまり、その書の成否は、作家のみならず、

そこに関わる多くの人々の熱意と感性、鑑識眼とにかかってくるわけです。

そして、そのような厳しい審査をくぐりり抜けて世に出たデザイン書、ロゴ書は、

社会性を有した書であるとともに、時代の最先端をゆく現代書でもある、とも

いえるように思います。

何ものにも束縛されない自由なアートと、社会性を有するデザイン書、その双方に

難しさと面白さがあり、これからも、その二世界の融合や離反を試みつつ、

より深い書道アート、デザイン書道の世界を、探り求めてイキたいと思います。

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ワイングラスでおいしい日本酒アワード2018最高金賞受賞酒『界』、絶好調‼️

小山本家酒造さんの『』(SOGEN揮毫)、夏バテ知らずで絶好調とのこと。
有難うございます!

ワイングラスでおいしい日本酒アワード2018最高金賞受賞酒

なにか、こうして並べると親子のよう・・・(笑)

アーティストの友人が、「この書もSOGENさんだったとは、ほんとびっくり。

この字すごい好きなんですよ^_^」と。やあ、うれしいなぁ。

いや、デザイン書にかけてもSOGENは世界一、ですんでね(たぶんW)

最高の商品には最高の書を!ってことで、デザイン書のご依頼は、ぜひSOGENへ!``

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共感欲求と解決欲求

仕事中に根気が続かず、ふと思ったことを書きまくる。

まあそれも仕事のうちですが・・・W

最近よく耳にする「承認欲求

他人に自分の想いや行いを分かって認めて欲しいという欲求で、SNSはその

承認欲求を満たすための場でもあるという。いいね!一杯もらってうれしい♪

みたいな・・・W

が、「承認欲求」というよりも「共感欲求」と言ったほうがしっくりくる気が

するのだが、どうだろう。

つまり、他人から認められたいというよりも、「共感したい」のだ、ということ。

日常の挨拶などもそうで、「暑いですね〜」「ほんと暑いですね」といった

些細な会話の中にもまた、共感欲求が見て取れる。

で、特にこの共感欲求は、どちらかというと男性よりも女性のほうが優っているように

思われるのだが、どうだろう。

女性の長話は何か解決したくて話しているというよりも、大概が共感し合いたいがため

にしているように思われる。

それに対し、男性は何かを解決したいという「解決欲求」が強く、たとえば

奥さんから何かグチられると、「だったらこうすればいいだろう」と、すぐに

結論に持っていこうとする。男は早く解決してスッキリしたいのだW

だが奥さんが求めているのは、解決よりも「共感」なので、そのスレ違いから、

夫婦間、男女間の溝が深まっていく、といったことも、ままにあるように思う。

女は共感欲求、男は解決欲求が優っているのだ、と互いに分かっていれば、

その溝も致命的なまでに深まらずに済む、かもしれないとW

ところで主宰するSOGEN書芸塾ARCは、女性会員の比率が圧倒的に高い。

それもアートというものが共感欲求を原動力としているところがあるから

なのかもしれない。

女性は美味しいケーキを一口食べただけでも幸せを感じられるところがあるように、

日常のささやかなことの中にも幸せを見出すことのできる天才である。

だからアートにおいても、他人に見てもらう以前に、つくること自体によろこびを

感じられるところがあるのだろう。お一人様を楽しめる上に、共感欲求も共感力も

男以上なのだ。

対して男性は、目標を掲げ、いま自分がしていることが一体何の役に立つのかを

常に考え、その目標に至るための解決策を求める傾向が強いように思う。

だから、どうぞあなたのお好きなようにやってください、という書芸塾は、

いまひとつ男性ウケしないところがあるのかもしれない。

さて、アートは共感欲求を原動力としているところがあると述べたが、

それをビジネスとして成り立たせていくためには解決欲求が要(かなめ)となる。

共感し合っているだけでは成り立たず、目標に向けて課題を一つ一つ解決していく

ことが求められるからだ。そこは自分の出番である。

新たに立ち上げたART ROOM SHOWLも、その一環である。

自分には女性的なところもあるが(笑)、そこはなんとか男気を出してイキたいW

なお、このブログもまた、共感欲求を原動力に書いてますW

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あなたは何枚目?

仕事中になぜかふと、古畑任三郎で名を馳せた田村正和さんの顔が浮かんだ。
イケメンというより二枚目
なんで一枚目じゃなくて二枚目なのか。
調べてみたら、江戸時代の歌舞伎の看板名に由来するという。
以下、Wikipediaより

一枚目:主役:そのまま主役。「一枚看板」という用法もある
二枚目:色男:優男で色事担当
三枚目:道化:お笑い担当
四枚目:中軸:中堅役者 まとめ役
五枚目:敵役:一般的な敵役
六枚目:実敵:憎めない善要素のある敵役
七枚目:実悪:巨悪 ラスボス 全ての悪事の黒幕
八枚目:座長:元締め

なるほど。二枚目は優男で色事担当かぁ・・・W
ほかの看板も、浮世の縮図のようで面白い。
敵なんて居ないほうが世の中平和だけど、物語的には敵が居ないと

面白くないわけで、敵ってのは主役を際立たせる大事な存在なんだとW

そういえば友だちが、「私はこの世界で喜び担当なんです」と言ってた。

「みんなそれぞれ担当があるんですよ」と。
面白いことを言うなぁと感心したんだけど、「担当」とか思うと、

ほんと面白いね。この世という歌舞伎舞台で何を担当し、どう舞うか・・・

自分は八枚目、と言いたいところだけど、まあいいとこ四枚目ってとこかなW
さて、あなたは何枚目?W

(画像はネットよりお借り)

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美の料理人

芸術や美術には「」という言葉が使われている。思うにそれは忍術と同じく、

現象や心象に何の手も加えず、そのまま見せるのではなく、ドロロンパッと、

芸術作品、美術品に変換する「術」、ということなのだろう。

で、その術も含めて「芸術」であり、それを求めていくのが芸術家であり

アーティストなのだろうと。


では「料理」はどうなのか。

一流の料理人は食材をドロロンパッと最高の食べ物に変えるわけで、「美食術」

「美食家」と言ってもいいと思うのだが、「料理」と言い、「料理人」と言う。

調べてみたら、どうも「料理」という言葉は、最初は食べ物ではなく、

「お前なんか簡単に料理してやる」のほうの料理で、材料を理にかなった方法で

うまく処理することだったらしい。とすると、逆に美術家は「美の料理人」とも

言えるかもしれない。


料理は誰にでも出来る。が、家庭では出来ない、美味いと言ってお金を払って

もらうような料理を出すのがプロの料理人の仕事であり、食材を生かすも殺すも

料理人の腕次第。


そう考えると、料理が万人のものであるのと同じく、芸術もまた万人のもので

あり、皆が芸術家ではあるけれど、プロのアーティストというのは自分で料理

したものを一人で美味いといって食べているだけでなく、人様に美を料理して

差し出すのが仕事、ということになるだろう。


もちろん、人の好みは千差万別だから、人様の舌に一々おもねる必要はなく、

まずは自分が最高に美味いと思う料理を出せばよい。たとえその料理がキワモノ

だとしてもねW 世界に必ず、「これ、激ウマじゃん!」とか「微妙だけど、

クセになる」とか言って、食べてくれる人が居るはずだから。

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黒、最強

色彩を使っていて思ったのは、
黒というのはすべての色を呑み込んだ、

最強の色であるということ。

黒はブラックホールのように、すべてを引き付け呑み込む

宇宙的なパワーを秘めている。


SOGEN Untitled 2010 490x400mm black ink on Japanese paper

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斬り捨てる勇気

いまアートムービーを制作してます。
で、思ったのですが、これは書芸と同じく、コンマ1秒が勝負であり、

いかに削ってコアだけで見せていくかの世界なのだと。

勿体無くて捨て切れず、あれもこれもと詰め込むと、焦点がボケてしまい、

見た人が混乱するのは、書も絵も映像も、また文章も同じなのでしょう。

伝えたいことが山ほどある。すべてを分かってほしい。捨てるに忍びず・・・

そこをバッサリ斬り捨てるには勇気が要ります。が、斬り捨てたものはけっして

只のゴミではなく、表舞台に立つものを陰で支える立役者なのだと思います。

人もアートも、ゴミを出すことで純化していく
逆にいえば、ゴミ出さずして純化無し
そう思って、これからも無駄とも思える時を過ごしつつW、ゴミとも思える

作品をつくり続けてイキたいと思います。

~新規オープン~

ART ROOM SHOWL

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2019.8月 SOGEN書芸塾ARC風景

8月のSOGEN書芸塾ARC風景です。
「発散したい!」と言って来られた体験参加の方が、子供のように書きまくった末に、

ぜひ入会したいと。

こちらでは紹介させていただけませんが、とんでもないアートムービーを撮影して

見せてくれた人も。ヒントは泡と光。


書芸の極みは成すよりも成ることにあり、自然や偶然を取り入れることで、

意思や意図を超えて、未知なる世界が開かれていく可能性がさらに広がります。

筆で書き表すばかりでなく、映像やインスタレーションによる表現もあり。
ビデオアートが世界的にも人気となってきている今、新たな書芸ビデオアートの

出現もまた期待されます。

このように書芸塾は、個として自由に制作に没頭していただくアート空間である

とともに、他の人の作品やアイデアに触れる中で、刺激を与え合う場ともなって

います。

モノと同じく人も作品も、異質のもの同士が触れ合い、ぶつかり合うことで、

また新たな音色が生まれます。

2019年度 SOGEN書芸塾ARCのご案内
http://sogen-arc.com/img/arc.pdf

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