ワイン片手にXmasパーティー書会♪/2016.12.24 フリークラス風景

 
 
フリークラスは趣味として書に親しみたい方から書作家を志す方まで幅広く

参加いただける自由な書のアトリエ。

広々としたスペースで、のびのびと取り組んでいただいています。

 

今年の教室の締めとなったフリークラスは、ちょうどクリスマス・イブにあたり、

ワインやケーキを持ち寄ってのパーティーを兼ねた書会となりました。

ということで、今宵はモーツァルトの曲をBGMに、ワインを片手に・・・♪

 
さらに、この日のデザイン書道クラスとフリークラスでは、クリスマス・イブということで、
SOGENが参加者全員にそれぞれ書いてほしい文字や抽象アート作品をその場で書いてプレゼント♪
塾生が「ふだんのデモンストレーションとはまったくちがって場の空気が一変したのをかんじた」と驚いて
いましていましたが、それもそのはずで、本気で作品を書くとなれば、それこそ全身全霊で臨みますからW
プロボクサーに例えれば、スパーリングとタイトル戦で本気で撃ち合うほどのちがいでしょうか。
ということで、みなさんに、珍しくSOGENが本気を出したところを御覧いただき(笑)、
「最高のクリスマスプレントをいただきました!」と喜んでもらいました。

 

 
~本時の風景~
 

 

 

~本時の塾生作品から~

 

♠抽象アート

宇宙空間に放出されたかのような、鮮烈なスプラッシュ!

 


 
 

♡「酉」・抽象アート・人物像

来年の干支にちなんで「酉」を書きました。

筆線による抽象アートもおもしろい。

人物像は独自のグルグル渦巻き画法(?)によるもの。

 

 
 
◇抽象アート

墨の濃淡も活かした、楽しくも味わいある空間構成

 

 
 
♣抽象アート

瞬間瞬間に生まれ出てくるものが変わるおもしろさ。

さて、これをどう深めていくか・・・

 

 

 

♥抽象アート

空間が心地よく、見飽きぬ味わいある佳作

 

 

フリークラスは自由で気楽な書のアトリエであるとともに、非常に芸術性の高い

創造空間ともなっています。

自己の作品を芸術的に深め、高めていきたい人には、フリークラスをお薦めします。

 

SOGEN書芸塾ARC・フリークラスhttp://sogen-arc.com/freeclass/index.html
 
新年1月のフリークラス開催予定日

1月14日(土)18:00-20:00
1月28日(土)18:00-20:00

会場:加瀬の貸し会議室・新宿中井駅前ホール

 

 
~書芸術を通した解放と交感の場~

SOGEN書芸塾ARC公式サイト:http://www.sogen-arc.com/
 
SOGEN書芸塾ARC ON FACEBOOK:https://www.facebook.com/arctokyo

 

 

書芸家SOGEN/平野壮弦・公式サイト
http://www.hiranosogen.jp/(アート)
http://www.hiranosogen.com/(デザイン)

 

 




 
 

デザイン書道クラス STEP18:『交通広告の書』をテーマに/ 2016.12.24風景

 

 

~プロのデザイン書道家への登竜門、『デザイン書道クラス』風景~

全24ステップでデザイン書道の全カテゴリーを大系づけて学び、実戦的な実習を通して
プロのデザイン書道家を養成する『デザイン書道クラス』、12月24日(土)開催クラスの模様です。

 

 

ステップ17テーマ:『交通広告の書』

【重点学習項目】:かなの表現技法

開催日:2016.1224日(土)

 

本時では、「交通広告の書」をテーマに、主に電車やバス、駅構内で活用される交通広告について、

実例をもとにレクチャー・実習を行いました。

実習では、SOGENが文字のアートディレクションに関わらせていただいた雪印メグミルク・抹茶ラテ

交通広告のデザイン活字を題材に臨書から創作まで行いました。

 

 

なお、本広告のデザインは株式会社リッシさんが担当。

独自の世界観に基づいた、実にすばらしい広告デザインの数々を世に出されています。

R I S S I I N C:http://www.rissiinc.jp/html/works/172

 

 

本広告における文字のアートディレクションでは、文字組みや文字の大小の変化、文字の流れ、
間の取り方といったものについて、実際に書を書いてアドバイスさせていただきました。

 

活字が主流となっている現代の広告デザインにおいては、書き文字も、ときにあまりに書道的に
過ぎず、また書き手のクセや個性が出過ぎない書が求められることが少なからずあります。

その場合、活字に近いような書、あるいは書に近いような活字といったものを新たに
生み出していくことが必要となります。

上記の雪印抹茶ラテの広告中のデザイン文字はその好例であり、連綿(文字の繋がり)の部分など、

ふつうの書道では有り得ないような繋がり方で文字を繋げていったり、文字の大小や文字組みに
おいても現代の詩文書作品には見られないような感覚で構成していくといったように、書き文字の
流れを活かしつつも、書道的な詩文書とは異質なデザイン感覚をもって、イメージを最大限に伝える
インパクトあるデザイン文字を創造し、活用しているところが特徴です。

 

 

~本時の模様~

 

デザイン活字を臨書!

 

活字を臨書するなど可笑しな話だと思う人もいるかもしれません。

が、書家が書いた書には書き手のクセや個性が表れていることから、そういったものを習うより、

活字を習ったほうが自分らしいオリジナルの書ができる、といったこともあるわけです。

歌人であり書家でもあった會津八一も「習うなら古典など習わずに、明朝体を習え」と

言ったといいますが、100年も前にそんなことを言っていたわけで、さすがの達見であり、

先見の明があったと言えるでしょう。

 

 

 

デザイン書道クラスでは、毎回、持参した作品についてもSOGENが講評、アドバイスを
行っております。

 

~本時の持参作品から~

 

♥Merry Xmas & A Happy New Year!(クリスマスカードのデザイン)

 

 

◆『髑髏』

これ、書いていると面白くて止まらなくなるようです・・・w

 

 
 
~デザイン書道に興味をお持ちの方へ~

 

デザイン書道クラスでは、書の表現スキルはもとより、プレゼンテーションの仕方から
営業のノウハウまで、デザイン書を仕事にしていくうえで役立つ、実戦的な知識や
技能を伝えています。
会費は他クラスよりも割高ではありますが、デザイン書道の仕事一つで元がとれるようなもの。

デザイン書道を仕事にしていきたいとお考えの方には見逃せない内容となっています。

 

 

-次回のデザイン書道クラス予告-

 

STEP19:『キャッチコピーの書』 /1月14日(土)15:30-17:30

重点学習技法:多字数の表現技法

 

STEP20:『書籍題字』 /1月28日(土)15:30-17:30

重点学習技法:活字デザインの書への応用

 

 

2016デザイン書道クラス年度カリキュラム:http://www.sogen-arc.com/img/design_curriculum2.pdf

デザイン書道クラスのご案内http://sogen-arc.com/design/index.html

デザイン書道クラス関連ブログ(これまでのクラスの内容・風景、次回のご案内等)

http://www.hiranosogen.com/blog/?cat=140

 

 

※書道の経験を問わず、デザイン書に興味をお持ちの方あれば、どなたでもご参加いただけます。
年度途中、いつからでもご参加いただけます。ただいま体験参加も受付中です!

 

SOGEN書芸塾ARC:http://www.sogen-arc.com/

 

☆FACEBOOKで塾生作品を紹介しております。ぜひご覧の上、いいね!&フォローを
どうぞよろしくおねがいします!

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SOGEN書芸塾主幹・書芸家SOGEN/平野壮弦公式サイト

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『人生即芸術、芸術即人生』~愛・呪縛・旅立ち~

 

 

若き日の書の恩師、故坂井八空の娘さんからお電話をいただく。

娘(坂井先生のお孫さん)がネットを見ていて先生のことを書いた自分のブログ記事を見つけ、

教えてくれたのだという。

「遠いのでご案内を出すのもご迷惑かと思い、失礼したにもかかわらず、

見に行っていただき、しかも記事にしてもらって、とてもうれしかったです」とのことだった。

こちらこそ、わざわざのお電話ありがたく、またひさびさにお声も聞けてうれしかった。

 

『坂井八空展』に若き日の師を偲ぶ
http://www.hiranosogen.com/blog/?p=12979

 

 

思えば書道の世界というのは自分にとっては親のようなもので、親の重い呪縛から抜け出したい反面、

育ててもらったおかげでいまの自分があるという恩義もまた感じている。

アートのジャンル分けなど本来どうでもいいことではあるが、そういった意味で、自分の作品は

書道からかけ離れているようでありながら、書道という芸術文化を源としている点で、

アール・ブリュットのような既存の芸術文化を超越した生(き)のアートともまた

ちがうところがあるのだろう。
 
岡本太郎が『人生即芸術、芸術即人生』と言ったが、自分を産み育ててくれた親の愛を感じつつも、

その呪縛から離れ独り立ちをしていくことと、書道という親から離れ、旅立ち、自分独自の芸術世界を

切り拓き表していくこととは、もしかしたら同じことなのかもしれない。
 
 

バナナ・ボート/a banana boat       345x295mm

平野壮弦 書芸展~ソウル・ドローイングズ2016 IN ソウル~出品作(個人蔵)

 

 

●SOGENソウル展・関連記事(作品・会場風景・講演の模様)

http://www.hiranosogen.com/blog/?cat=519

 

 

 

書芸家SOGEN/平野壮弦・公式サイト
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映画監督・大原とき緖さんスペシャルワーク『映画を書でEgaく☆』/2016 12.17/ SOGEN書芸塾ARC・アートクラス

 

 

書芸術を通した解放と交感の場、SOGEN書芸塾ARC・アートクラス、2016年12月開催クラスの模様です。

 

12月のアートクラスでは、映画監督・大原とき緖さんにおいでいただき、
映画を書でEgaく☆』と題したアートワークショップを行っていただきました。
映画と書というのもまた初の試みでしたが、これがまた実に楽しく有意義な

アートワークとなりました。

 

 
 
まず大原さんから映画監督になった動機や経歴、ご自身が監督された映画作品の紹介も含めて、
映画への熱い想いを語っていただいたのち、アートワークショップへと移行。

ワークショップは第一弾と第二弾をご用意いただきました。

 

第一弾のワークショップでは、まず自分がいままで見た映画の中で、一番好きな映画や

最も印象にのこった場面を思い浮かべ、その映画のタイトルやシーンを、文字、絵、筆線で

アート表現する、というもの。
その後、一人ずつ発表し、何の映画なのか当てっこ♪
さいごに答えとともに、各自、その映画への想いを語ってもらいました。

 
 

さあ、それではみなさんも作品をご覧のうえ、映画のタイトルを当ててください!

 

第一問

いきなり難問からまいります・・・

 

ヒント:

風邪を引いて会社や学校を去らないように、という厚生労働省の推薦映画、ではございませんw

アメリカの南北戦争時代を生き抜いた女性、スカーレット・オハラを主人公とした

マーガレット・ミッチェルの大ベストセラーを映画化したものですね♪

 

 

はい、正解! 『風と共に去りぬ』ですね!

 

 

第二問

ヒント:SF映画。舞台は地球と宇宙。主演はブルース・リー、ちがった、ブルース・ウィルス。

 

 

はい、答えはハルマキ丼、ちがった、『アルマゲドン』!

 
 
第三問

ヒント:映画のラストシーンです。絵をよく見て答えてくださいね。

 

 

はい、答えは『ゴッドファーザー』!

絵から、そこはかとない悲哀が感じられ・・・ませんか?w
 
 

第四問

ヒント:南極。あ、答え言っちゃった!

 

 

はい、『南極物語』です。

作品の中に高倉健とタロー、ジローがいるのが見えますね。え?!見えない?!w
 
 

とまあ、こんなかんじで作品を見て、映画のタイトルやシーンを当ててもらいました。

教室ではヒントも出してもらったので、全問正解が出ましたよ。

 

参加者全員の作品を以下のFACEBOOKページで紹介していますので、どうぞ御覧ください。

https://www.facebook.com/arctokyo/photos/?tab=album&album_id=1709793045714531

 

 
 

映画監督・大原とき緖さんによるアートワークショップ・第二弾は、大原監督作品

「ハシル」をタイトルを伏せたまま鑑賞してもらい、映画のタイトルを想像して、

イメージを込めて筆書で書き表す、あるいは映画全体から受けた印象や、特に印象に

残ったワンシーンを文字、絵、筆線でアート表現するというものでしたが、

これがまたとても面白く、人によって感じ方、見処、表現の仕方がこんなにもちがって

バラエティーに富んでいるものなのかと、ただただ感心するばかりでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで、映画と書による初のワークショップは、大原監督のお人柄と采配のおかげで、

参加者の感性が溢れ出し融け合ってくかのような、実に楽しく有意義な時間になりました。

大原監督、すばらしいアートワークショップをありがとうございました!

 

 

SOGEN書芸塾ARC【アートクラス】http://sogen-arc.com/art/index.html

 
☆SOGEN書芸塾ARC は、初心の方からプロの書家の方まで、どなたでも楽しく幅広く
学んでいただける総合書芸アートスクールです。
年度途中、いつからでもご参加いただけます。体験参加も受付中!

どうぞお気軽にお申込み、ご参加ください。

 
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☆以下のページより、これまでのクラスの風景画像や塾生作品、動画をご覧いただけます。

開催済みレポートhttp://sogen-arc.com/report/

 

 

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2016.12月レッスンクラス風景/書家・現代美術家・山本尚志先生特別講義『古典に学ぶ』

 
 
~2016.12月レッスンクラス風景~

 

あらゆる書表現に展開可能な書芸の心と技を、実習を通して学ぶ、SOGEN書芸塾ARC
【レッスンクラス】、以下、12月のレッスンクラス風景と内容です。
 
 

12月のレッスンクラスでは、書家・現代美術家・山本尚志さんより、

古典に学ぶ』~顔真卿の行書から盗む書空間について~と題した

特別講義実習を行っていただきました。

 

まず山本さんより、顔真卿の『争坐位稿』をもとに古典臨書に臨むにあたっての

心構えや方法論等に関する講話をいただき、臨書のデモンストレーションを見せていただいた後、

各自、臨書に取り組みました。

 

臨書は現代の書道界においては、競書や大展覧会への出品を想定して大きく書くことが主流ですが、

本気で古典から学びたいのであれば、臨書は原寸大で行うべしという山本さんの臨書観は達見であり、

その考えにのっとって、本時の臨書実習も原寸大で行い、実に得るところの多い講義実習となりました。

 

 
ますは山本さんによる臨書のデモンストレーションから。

デモンストレーションというよりも、平素、山本さんが臨書を行い、そこから書の

エキースを吸収していくありのままの姿を見せてくださいました。

 

 

 

さあ、いよいよ臨書です!

原寸大の臨書は容易ではありませんが、みんな、山本さんの教えを胸に、

ガンガン真剣に、顔真卿の書境に迫ります。

 

 

一人ひとり、丁寧な個別指導もしていただきました。

 

 

現代美術家でありながら、臨書へのこだわりはハンパない山本さん。

臨書にあたっては、腕を養うこと以上に、見る目を養うことが大切。

だから本来、臨書は人に見せるためのものではなく、自分と古典との対話の中で、

しかも原寸大で謙虚に学ぶもの、という書道の本道を伝えていただきました。

 

 

 

さいごはみんなの臨書作品を並べての鑑賞&批評会

 

 

「これもいいねー、うん、これも中々のもんですよ!」と、きびしい中にもやさしく

指導してくださる山本さん。

さいごに山本さんから、「みなさん、顔真卿の臨書は初めてということでしたので、

もっとヒドイと思ってたんですが(笑)、いやいや、予想を大きく裏切って、

みなさんすばらしいですよ!」とお誉めの言葉をいただきました。

 

 

 

しかしこんなに一つの書を集中して書いたのは、みんな初めてかもしれません。

臨書学習は真剣にやろうとしたら、かくもきびしいものではありますが、

古人の編み出した書法世界に身を委ねる至福もまた同時に味わうことができます。

そのあたりは、束縛と解放ということで、ちょっとS&Mの世界に似たところも、
もしかしてだけど、あるかもしれませんW

 

山本先生、実に有意義な講義実習をいただき、ありがとうございました!

 

 

 

書作において最も大切なことは、字を上手く奇麗に書くこと以上に、
自身の想い、いのちを書に込めて表すことです。

 

SOGEN書芸塾では、想いやいのちを大切にしながら、
古典書道、デザイン書、アートに至るまで、あらゆる書表現に
展開可能な『書芸』の心と技とを学んでまいります。

用具用材も筆墨紙にかぎらず、表現したいものに応じて自由にお使いいただけます。

 

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クラスは現在、『レッスンクラス』『アートクラス』
『デザイン書道クラス』『フリークラス』
があり、
どのクラスも書道の経験を問わず、年度途中からでも
ご参加いただけます。

 

 

 

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書芸術作品の胎動の場/2016.12.11 フリークラス塾生作品より

 
 
フリークラスは趣味として書に親しみたい方から書作家を志す方まで幅広く

参加いただける自由な書のアトリエである。

しかしいま、そこは書による芸術的胎動の様相を呈し、個々の作品が回を重ねるごとに

深まりと高まりとをみせている。

 

たとえば以下の作品群は、すべて同じ人の手になるもの。

この人は「心」をひたすら書いていた。

どの書もデザイン性が非常に高く斬新でありながら、上手く見せてやろうといったイヤ味がなく、
実に自然で清々しい。

これは書き手が、書家としての力量を見せようとか、誰かに褒めてもらおうなどと思うこと無く、

ただひたすら何かに向けた想い、願い、祈りといったものを「心」の書字に託して

映し出そうと試みたことで生まれ出たものにほかならない。

書芸術の本道が、書を上手く書くテクニックではなく、人としての想い、いのち、

魂の次元にあることをよく示していると思う。

 


 

 

 

 

 

さて、お次は塾生がチェット・ベイカーのジャズミュージックを聴きながら制作した作品。

ちなみにフリークラスではBGMがわりに参加者のお気に入りの曲を順番に流しながら

書いてもらっている。ってことで、自分の仕事はBGMを流すことくらい?(笑)
 
うん、これもまた傑作。まさにジャズの世界とシンクロし、心を踊らせ、遊ばせながら

書いたことで生まれた作品だ。

この人は今回、十点以上作品をつくり、それぞれにいいところがあったが、これがベスト。

同じ時間に同じ場で、同じように書いたつもりでも、傑作と駄作が生まれる不思議。

そこが書のむずかしさであり、また醍醐味でもあるのだ。

 


 
 

はい、お次は「亀雲」シリーズより。

亀と書いて雲を表すことをテーマとした作品。

こちらはもっといい作品を書いていたが、写真を撮り損ねた。

 

 
 
これはインテリアによさそう。

いま流行りの韓国のカリグラフィー作品を彷彿させる雰囲気があり、

ウケるところがあるだろう。

 

 

 

最後に、何だかわけのわからない作品。

腸? ウ●コ? 地図?

見る人や気分によって色んな風に見えるところがオモシロイ。

 


 
 

フリークラスでは、作品を貼り出してみんなで鑑賞する、といったことも行っている。

そこでSOGENが書的、芸術的に突っ込んだ講評を加えることから、
(制作時はノータッチだが、いちおう仕事はしている・笑)

自由で気楽な書のアトリエである一方で、非常に芸術性の高い創造空間ともなっている。

自己の作品を芸術的に深め、高めていきたい人には、フリークラスをお薦めしたい。
 
 
 
SOGEN書芸塾ARC・フリークラス:http://sogen-arc.com/freeclass/index.html
 
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デザイン書道クラス STEP17:『クリスマスカード・タロットカードの書』をテーマに/ 2016.12.11風景

 

 

~プロのデザイン書道家への登竜門、『デザイン書道クラス』風景~

全24ステップでデザイン書道の全カテゴリーを大系づけて学び、実戦的な実習を通して
プロのデザイン書道家を養成する『デザイン書道クラス』、12月11日(日)開催クラスの模様です。

 

 

ステップ17ーマ:『クリスマスカード・タロットカードの書』

【重点学習項目】:甲骨文字を活かす

開催日:2016.1211日(日)

 

本時では、まず持参作品の鑑賞費用を行ったのち、いかにしてデザイン書道を仕事にしていくか、

作品ファイルの作り方、営業方法等、そのノウハウをレクチャーしたうえで、

個々の質問に答えました。

これに意外に時間がかかり、本時のテーマにかける時間が30分程度となりましたが、

書の技量を高めることはもちろんのこと、SOGENの実践を元にデザイン書のプロモーションの

仕方を学ぶに実に有意義な時間になったと思います。

 

趣味としてデザイン書道に親しむ、でももちろんよいのですが、現在参加されている

みなさんは、できればデザイン書道を仕事にしていきたいという熱意をお持ちですので、

それに応える形で、営業のノウハウからプレゼンテーションの仕方まで、

実際に仕事にしていくうえで役立つ秘伝までも伝えています。

 

デザイン書道クラスの会費は他クラスよりも割高ではありますが、

はっきりいって、デザイン書道の仕事一つで元がとれるようなもの。

デザイン書道を仕事にしていきたいという意志のある方には必見必聴の講座です。

とはいえSOGENの秘話秘伝までお伝えする内容ですので、このクラス、

いつまで続くかわかりません。志ある方は、どうぞいまのうちにいらしてください。

 

 

■本時の塾生作品より

 

~タロットカードの書を書こう♪~

 

旅・・・新たな旅立ちのときを暗示

 

 

 

左は骨と肉を合体させた造文字

右は肉を脱いださまW

余分な肉を脱ぎ捨てて、かるくなってイコう♪という暗示のようです。

 

 
 
鳥と蛇の闘い?の様子だそうです。

でもなんか、かわいい・・・

 

 
 
これはまたスゴい。すべて抽象で表現。

それぞれにユニークな暗示の意味がありますが、書ききれませんので、

どうぞ想像してみてください♪

 

 

 

デザイン書道クラスでは、毎回、持参した作品についてもSOGENが講評、アドバイスを
行っております。

 

~本時の持参作品から~

 

♠酉年の年賀状デザイン

 

左:力強い鳥の書。ユニークなデフォルメ

右:甲骨文字による味わいある書

デザインすることで、オリジナルの書とはまたちがった、書による新たなデザイン世界が

広がります。

 

 
 
●「切腹」

なぜに切腹?W

切腹というと凄惨なイメージがあるので、可愛らしく書いてみたそうです。

 

 

●「結」4体

 

結のイメージをさまざまな形でよく表しています。

結をテーマにした展覧会ができそう・・・

 

 

●「雪月花」

テッシュペーパーに書いたもの。

文字組みにより空間が生きておもしろく、テッシュのやわらかな風合いと相まって、

独特の雰囲気を醸し出している。「花」のデフォルメと線質は要一考。

 

 

●詩文書2点

こちらもテッシュペーパーに書いたもの。

上手く書いてやろうといった、書家的な意図が感じられないとことがよい。

自然な流れが詩情を掻き立てている。

 

 

●「どくろ」

江戸時代の髑髏画(左)を参考に書いたとのこと。

「どくろ」と平仮名で書いたところに髑髏の画を加えたところがミソ。

こんなことは誰も思いつかない、オリジナルの作品。

 

 
 
●「寿」

おお! こんな熨斗紙があったらステキだね♪!

 

 

●「賀正」

デザイン性高く、濃淡も効いて、バランスもよい。

 

 

●「師走」2体

左:デザイン性を買う

右:ゆったりとした味わいある佳作

 

 

 

-次回のデザイン書道クラス予告-

 

STEP18:『交通広告の書』 /12月24日(土)15:30-17:30

重点学習技法:仮名の表現技法

 

 

2016デザイン書道クラス年度カリキュラム:http://www.sogen-arc.com/img/design_curriculum2.pdf

デザイン書道クラスのご案内http://sogen-arc.com/design/index.html

デザイン書道クラス関連ブログ(これまでのクラスの内容・風景、次回のご案内等)

http://www.hiranosogen.com/blog/?cat=140

 

 

※書道の経験を問わず、デザイン書に興味をお持ちの方あれば、どなたでもご参加いただけます。
年度途中、いつからでもご参加いただけます。ただいま体験参加も受付中です!

 

SOGEN書芸塾ARC:http://www.sogen-arc.com/

 

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『坂井八空展』に若き日の師を偲ぶ

 

 
12月初旬、日本有数の豪雪地域にある実家(新潟県十日町市)の雪囲いに帰省した折、新潟市・
潟東歴史民俗資料館で開催中の『坂井八空展』に、若き日の書の師匠・故・坂井八空先生を尋ねた。
坂井八空(さかい・はっくう)先生は、自分が20歳から30歳までの10年間、師と仰ぎ多大なる
益を受けた大恩ある方。ちょうど先生が50歳代の油の乗った時期に多くの刺激と教えを受けたことで
今の自分があると、今も深く感謝している。

 
坂井先生は24歳という若さで日展に入選、また同年、日本の一大社中展「書壇院展」において、
最高賞である内閣総理大臣賞を受賞されている。
あらゆる書の古典に精通され、若くして書の天才と謳われながらもそこにとどまることを
良しとせず、書壇においては異端異才、生涯を賭けて純粋に書芸術の本質を求め続けた
芸術家である。

 
目の前でさまざまな詩文を、しかも活字を見ながら楷行草篆隷の五体に芸術的に
書き分け、どんな紙面にもピタリと納めるという凄技を見せていただいたことも。
魔術師のように筆を操り、思うがままの線を自在に書き表す腕に加え、墨色の活かし方に
おいても天下一品。それほどの腕を持つ書家が、果たして今の世にどれほどいるだろうか。

 
一方、さほどの書の才を持ちながら、思えば先生から作品を観ていただくにあたり
細かい書の指導を受けた記憶は無きに等しく、その作品に訴えてくるものがあるかどうかを
常に問われる中で、芸術的にモノを観る目を養い鍛えていただことが、まちがいなく
今に繋がっていると思う。
文字によらない筆線による抽象作品を初めて見ていただいたときも、「字を書こうが
書くまいが、いいものはいいんだ。」と推してくださるような、器の大きな方だった。
先生の奥様にも大変お世話になり感謝しているが、自分がちょうどご夫妻の娘さんと
同い年だったことから、子どものように思って可愛がってくださったところもあった
のかもしれない。
 
これは余談になるが、若き日にはドラムを叩き、晩年はスープラ(スポーツカー)に乗って、
「信号待ちしたときに一気に加速して出し抜くのがキモチいいんだよ♪」などという
ヤンチャな面も・・・W

 
 
さて、話を展覧会に戻すが、久方ぶりに恩師の作品群に触れ、在りし日の姿を懐かしく
偲ぶとともに、その境地の高さにあらためて尊敬の念を抱かずにはいられなかった。
そういえば坂井八空先生のご本名は「偲(つとむ)」であり、文字通り人を思いつつ、
世界の大空に向かって羽ばたく鳳のような存在であったと思う。
 
館内撮影禁止であったが、以下に思わず撮った写真をご紹介させていただく。
先生にお断りしたところ、「やあ、いいよ、撮って載っけてくれよ。」との天の声がしたもので・・・
ご親族、ご関係者の方、どうぞお許しください。
 

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なお、これは拙著『汚し屋壮弦 俺の書でイケ!』にも書いたことだが、30歳で書壇を離れ、
坂井先生の元も離れることになった際に、師は紙だの墨だのを山のように手土産に
持たせてくれながら、次のように言われた。
「自分も本当は一人でやりたかった。が、自分は大きな書壇に所属する道を選んだ。
しかし、キミはぜひがんばってくれ!」
そして別れ際にこう言われた。「これからは書を共に語り合う友として付き合おう!」
こんな師がほかにいるだろうか・・・若き日にこのような素晴しい師に巡り会えた自分は幸せ者である。

 
 
坂井先生、このたびはありがとうございました!
久しぶりにお目にかかれてうれしかったです。
今生では叶いませんが、またあの世でお酒と書の談義、ぜひご一緒させてください。
そのときを楽しみにしております。
 
 
2016.12.4
 
平野壮弦 拝
 

 
-追記-
 
展覧会場の2階が歴史民俗資料室となっており、合わせて観賞。
潟東には「鎧潟」という名の湖があって、その昔、漁に使った舟をはじめとした
さまざまな実物が展示されており、実に興味深いものだった。
こういうものを見ると、古来からの生活文化を脈々と受け継ぎながら、その地でたくましく
生きていた古人の姿が偲ばれる。
ちなみに坂井先生は『書道研究・鎧湖会』の看板を掲げられ、『鎧湖展』(坂井先生主催の社中展)を
何十年にも渡って開催し、後進を育てることにも力を注がれたが、おそらく「鎧湖」の名に
故郷への想いを込めてのことだったのだろう。
 
 

書芸家SOGEN/平野壮弦・公式サイト
http://www.hiranosogen.jp/(アートワークス)
http://www.hiranosogen.com/(デザインワークス・レクチャー・パフォーマンス)
http://www.sogen-arc.com(スクール/SOGEN書芸塾ARC)
 
 




 
 

12月アートクラス特別講師・映画監督・大原とき緖さんからのメッセージ/映画イベントのご案内

 
 
12.17(土)開催のアートクラスで『映画を書でEgaく☆』と題したスペシャルワークをいただく
映画監督・大原とき緖さんからのメッセージをお伝えします。
 

 

12月17日のアートクラスで、スペシャルワークの講師をさせていただきます大原とき緒です!

初めましての方も、お会いしたことのある方も、どうぞ、よろしくお願いいたします。

テーマは『映画を書でEgaく☆』です!タイトルは、ちょっぴりふざけてますが、真剣です。

先日、壮弦さんと打合せをしましたが、今から、わくわくしています。

 

『映画を書でEgaく☆』、最初は、映画の題字を多く書かれている赤松陽構造さんの

web(http://n-art.jp/)にある「作品の心を題字で表現します。」ということが出来たら

いいなと考えていたのですが、壮弦さんとお話しているうちに、このテーマを使って

心を解き放つにはどうしたらいいんだろうかということを考えました。

クラスでは一緒にわくわくする時間を過ごせればと願っています。

 

 

それから、少し宣伝をさせてください。わたしは、インディペンデントで映画を創っています。

初めての長編作品『ナゴシノハラエ』を、昨春から1年間、全国9箇所の素敵な場所で

上映していただきました。最後の上映では、モチーフにした『瓶詰の地獄』原作者・夢野久作さんの

お孫さんに福岡に呼んでいただき、やり切ったつもりでした。でも、この『ナゴシノハラエ』

という作品は、とても不思議な御縁を運んでくれる作品で、急遽12月16日(金)に姫路と銀座で

同時に上映することになりました。そうです、クラスの前日です!平日です!

 
昼間からずーーーっとわたしの全作品を流しつつ、飲みつつ、最後はskypeで姫路会場と

中継しようと考えています。女性が解き放たれることを願って創られた作品ばかりです。

特に女性に来ていただきたいです。

タイトルは、「Tokio☆オオハラエナイト」です。オオハラエ(大祓)というのは、

年末にたまってしまった罪や穢れを祓い清め流す行事です。

わたしの作品の他に2本、大祓に相応しい作品を流します。女性心を描く脚本家・

吉村元希監督短編『お墓参り』、『淵に立つ』でカンヌ国際映画祭「ある視点」部門

審査員賞を受賞した深田晃司監督が封印した幻の作品上映。

ご興味いただけた方は、こちらをご覧ください。

 

FBイベントページ:http://www.facebook.com/events/265955523807520/
『ナゴシノハラエ』公式web:http://www.songriver-p.com/nagoshi/

 

それでは、お会いできるのを楽しみにしております☆

 

 

大原とき緒 拝

 

 

■12月講師  映画監督・大原 とき緒 先生

テーマ:『映画を書でEgaく☆』
 
Tokio Oohara

 

書道教室

東京在住。神奈川県出身。東京造形大学デザイン学部卒業。
演劇を主なフィールドとして活動してきたが、2001年に

中編『緑薫・・・』を監督し、映画を撮り始める。

女性の部屋三部作の『緑薫・・・』に引き続き、短編

『MATU☆KAZE』、7年のブランクを経て撮った

『ナゴシノハラエ』が長編処女作。

福島の原発事故を描いた短編『早乙女』が2014年

ひめじ国際短編映画祭などで上映される。
2015年4月から1年をかけて、『ナゴシノハラエ』を

深谷・シネマかふぇ七ツ梅結房。
埼玉・古民家ギャラリーかぐや、東京(アップリンク、

喫茶茶会記)、姫路シネマクラブ、函館港イルミナ

シオン映画祭、大阪・シアターセブン、兵庫・楽や、

福岡・夢野久作と杉山3代研究会にて、作品に共感

してくれた場所やミニシアター、映画祭で仲間と上映してきた。

上映の時には必ず、母と祖母の着物でかけつけるのがトレードマーク。
*女性が行きたいところへ行って、見たいものを見て、好きなものを好きと言える*世界を願って

作品を創り続ける。最も愛する映画監督は、ジャック・リヴェット。
映画『ナゴシノハラエ』公式サイト:http://www.songriver-p.com/nagoshi/
 
「近親相姦という衝撃的なストーリーに基づく映画『ナゴシノハラエ』で著名な大原とき緒監督に、

映画の世界について語っていただき、映画と書を結んだワークを行っていただく。本書芸塾で

映画監督に講師をつとめていただくのは初の試み。映像と書が、各々の中で、果たしてどのように

むすびつけられるのか、興味津々のワークとなる。」
-SOGEN-

 

 

12月17日(土) 15:15-17:15
テーマ:映画監督・大原とき緖さんスペシャルワーク『映画を書でEgaく☆』

《主な内容》
短編映画を見たうえで、映画のタイトルや感じたことを書で表す。
参加費:6,000円(参加お申込みの上、当日、会場でお支払ください。)
 
特別講師によるさまざまなアートワーク体験を通して、あそび心と芸術的感性を養う、
アートクラスのご案内⇒ http://sogen-arc.com/art/index.html
 
ARC特別講師紹介:http://sogen-arc.com/teacher/index.html
 

12月開催の全クラスのご案内:http://www.hiranosogen.com/blog/?p=12888

 
 
教室・イベントへの参加お申込みはこちらより:http://sogen-arc.com/inquiry/index.php
 
 

書芸家SOGEN/平野壮弦・公式サイト
http://www.hiranosogen.jp/(アートワークス)
http://www.hiranosogen.com/(デザインワークス・レクチャー・パフォーマンス)
http://www.sogen-arc.com(スクール/SOGEN書芸塾ARC)