『麻布地所』社名ロゴを揮毫

麻布地所ロゴ書・カラー・決定版.JPG (800x424)

この7月より麻布に新設された不動産会社『麻布地所』さんの社名ロゴを揮毫させていただき
ましたので、ご紹介させていただきます。
新会社とはいえ、社長さんは麻布で代々、不動産事業を営んでこられたご一族で、書の依頼に際し、
実に熱いメッセージをいただきました。

 

「従来の不動産業のありかたを一から見直し、社会貢献、自然環境保護の仕組みの構築も含め、
安心し、信頼いただけるホスピタリティを重視した不動産業の在り方を求めて船出しようと決意
している次第です。
つきましては恒久使用する社名ロゴを検討しておるところですが、やはり凛として存在感のある
美しさを表現できるのは書であろうと。
是非我々の意思を体現し、誇りをもって社名を提示できる
ロゴの制作をお願いしたいと思っておるところです。」

 

社名ロゴにしろ商品ロゴにしろ、こうした経営者の方の熱い想いや志といったものが、
書に力を与え、また書がその志を後押しするという循環を生み出していくことになります。

 

ロゴ書の制作に当たっては、エージェントともども麻布の事務所まで伺って、直に社長さんや
スタッフの方々とお会いして、あらためてその想いや熱を受け取ったうえで取り掛からせて

いただきました。

 

特に「信頼感」「親しみやすさ」「温もり」「可読性」といった点に配慮しつつ、オーソドックス
で格調ある楷書、行書、隷書といった書体からデザイン性の高い書まで、複数の方向でプレゼン
テーションさせていただき、検討を重ねた結果、上記の書に決定しました。

ちなみに、この書は指で書いています。

 

ロゴの決定の翌日、社長さんから、「最高の選択ができていたことを、1日たっても一点の曇りなく、
確信いたしておった次第です。」とのメールをいただき、嬉しく思った次第です。

麻布地所・筆線アートA・カラー版 (800x566)

 
 
またロゴ書と合わせて、「麻布」をモチーフ
とした筆線によるビジュアルアート
の制作も
試みました。
実はこちらは当初の依頼には無かったのですが、
夢の中にイメージが現れたので、試しに書いて
ご覧いただいたところ、ことのほか喜んでいただき、
名刺その他に汎用いただくことになったものです。
ちなみに色彩を入れた部分は、太陽、森、人、
大地、水、絆等を表しています。

 
 
先日、麻布の事務所に寄せていただいたところ、社長さんが「ロゴの評判も良く、
会社の旗揚げからまだいくらも経っていないのに、大きな案件がいくつも入り、
お陰さまで忙しくさせていただいております。これも先生にロゴを書いていただいた
おかげです。」とおっしゃられたので、「まだまだ、これからですよ!
SOGENのロゴ書は10年、20年と時を経るほどに益々パワーを発揮していきますから♪」
と答えておきました・笑
でも間違いなく、そうなるでしょう。なにせ、このロゴには、皆さんの熱い想いと
SOGENの魂が籠っているのですから。

 

ということで、麻布地所さん、本当にありがとうございました。
自分もこれから負けぬように少しなりとも成長していきたいと思いますので、
どうぞ末永く宜しくお願いします。

 

 

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瀧澤酒造 『大吟醸 苗場山』、いざ出陣!

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今春、新たに代表銘柄ロゴを揮毫させていただいた

苗場山』の大吟醸が、このたび目出度く出荷販売
される運びとなりました。
『大吟醸 苗場山』は、先の全国新酒鑑評会で金賞を

受賞されたそうで、合わせてお祝い申し上げます。

 

蔵元の瀧澤酒造さん(新潟県津南町)は日本の名水

百選にも選ばれた「龍ヶ窪の水」の水域で酒造りを

されておられ、銘酒『龍ヶ窪』でも有名。

 

 

書の揮毫に先立ち、創業百十余年という由緒ある蔵を
拝見し、杜氏さんはじめ皆さんが心をこめて
酒造りに励んでおられる様に感動。御酒も飲ま
せていただき、キレのある味わい深い飲み口に
うっとりでした。

 

 

書は御酒をいただきながら、霊峰・苗場山の姿と、
伝統の酒造りにいそしむ蔵人の皆さんの想いを
胸に、いただいた御酒で墨を磨って書きました。
オーソドックスなスタイルからデザイン性に
すぐれたもの、枯淡の味わいあるものと、
数十点書かせていただいたうえで、社長さん
はじめスタッフの方々と何度も見直して、
最終的にお決めいただいたものです。

 

ロゴ書の選定に際し、社長さんが、アート・
デザイン関連のお知り合いの方々はもとより、
100名もの関連社員の方々にロゴ書案を示し、
意見や感想を募られたのですが、そこまで
ロゴ書の重要性を強く認識され、真摯に
向き合ってくださったことを、心より有難く
思います。
「自分で決められないだけですよ。」と
社長さんの奥様が笑っておられましたが、
会社の表看板ともなるロゴ書を社長の一存
だけで決めずに社員の皆さんにも関わって
もらうことは、ロゴ書にとどまらず、
自社へのより深い理解と愛情の深化に
繋がるものと思います。
もちろん、最終的には社長の決断にかかって
いるわけですが。

 

年配の蔵人の方々の票が、一番デザイン的な
書に集まったのは意外でした。が、それは
若い人たちにも日本酒を味わってほしいという
想いからなのだと納得。最終的には、オーソ
ドックスな隷書体の中から、穏やかな中にも
凛とした雰囲気を持つ書に決まりました。

 

手前味噌ですが、SOGENのロゴ書は百年ロゴ。
ただ人目を惹くだけでなく、百年、千年とお使い

いただいても色褪せず、味わいを増していく
ようなロゴ書の制作を信条としています。
越後銘酒『苗場山』が、今後とも末永く人々
から愛され続けるよう祈念申し上げるとともに、

瀧澤酒造さんの益々のご発展をお祈り申し上げます。

 

瀧澤酒造株式会社
公式ホームページ:http://www.naebasan.com/
FACEBOOKページ:https://www.facebook.com/takizawasyuzo?fref=ts

 

7月26日(土)に瀧澤酒造「観光蔵」がオープンします!(水曜定休)
そちらでSOGEN揮毫のロゴ書の他バージョンのオリジナル作品も展示される模様です。

お近くにおいでの節は、ぜひお立ち寄りください。

以下、余談です。

 

蔵の壁に、ワラで作られた箒のようなものが何本もぶら下がってて、これで書いたらスゴく
面白いんじゃないかと思い、杜氏さんに「1本ちょうだい♪」とお願いしたところ、
「いやあ、これは仕事道具なんで」と断られそうになったのですが、
社長さんが「世界的な書のセンセイだから、そこを一つ!」と口添えをしてくださり、
「それじゃあ、いい書を書いてもらえるように」と言って、2本分けていただきました。
杜氏さん、ありがとうございました!

 

また次に蔵に寄せていただいた折に、社長の奥様が、「先生、これなんか、どうか
と思って・・・」と、筆にしたらメチャ良さそうなワラ箒を2本くださいました。
その心遣いに心底感激!
いただいたワラ箒は、その後、作品づくりやイベントで大活躍してます!
本当に有難うございました!
わら筆!.1111

 
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~童心に帰る♪!~SOGEN書芸塾ARC「夏合宿」

大布全員1 (800x417)

 

7月5日(土)、6日(日)の両日、神奈川の三崎の海辺で、SOGEN書芸塾の夏合宿を開催、
みなさんのご協力のもと、とても楽しく充実した合宿になりました。
(宿泊地:YMCA三浦ふれあいの村)

 

今回の合宿のいちばんの目標は童心に帰ることです。
遊んでる場合か?と思う方もおられるでしょうが、こんな世相だからこそ、
なお大人が真剣に遊ぶことが大事なのではないかと。

 

1日目は雨模様でしたが、みんなの想いが通じたのか、2日目は雨も上がり、
海辺で潮風に吹かれながら、のびのびと創作にいそしむとができました。
メインイベントは、「みんなで20Mの大布に書く」と「2人1組のペアになっての汚しアート」です。
大布アートは、みんなのいのちが爆発しつつ共鳴!
汚しアートもまた素敵でした。
 
バーベQ,キャンドルサービス、花火大会、すいか割り等のレクリエーションも満喫♪
この体験を、今後ぜひまた、作品と書芸を通じた交流の深化に繋げていきたく思います。Exif_JPEG_PICTURE 大布全員2 (800x445)
 

 

※以下のFACEBOOKサイトで、合宿風景をご覧いただけます。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.1020665617960614.1073741889.199917180035466&type=1

 

※SOGEN書芸塾ARCでは、通常の教室以外にも、展覧会、イベント、ワークショップ、
合宿等を企画開催しています。
SOGEN書芸塾ARCのご案内:http://www.sogen-arc.com/

 

 

 




 
 

一意専心

 
東光寺東京の仕事場の近所に、お気に入りのお寺がある。
真言宗・豊山派・日照山東光寺。

 

庭の手入れも隅々まで行き届き、四季折々のたたずまいが美しい。
境内には木製の長椅子と竹でつくった灰皿まで置かれ、細やかな

心遣いが感じられる。

 

 

ある日の早朝、散歩がてら、このお寺にお参りに寄せてもらったところ、

齢70歳はとうに越えておられるとお見受けする和尚が竹箒で庭を掃いておられた。
ご挨拶させていただこうと思ったその瞬間、和尚がこちらに気づいて手をとめ、わざわざ正対して
「おはようございます。」と深々と頭を下げられたのには驚いた。
檀家でもなく、通りすがりの初対面の自分に、しかも掃除の手を止め、わざわざこちらに向き直っての挨拶。
禅語にある『一意専心』とは、まさにこのことかと思った。

 

自分などは、どちらかというと「ながら族」のほうで、ふだんは怠けているくせに、何かする時には、
その遅れを取り戻そうとでもするかのように、別のことも一緒にやってしまうようなタチなのだが、
以来、この和尚様の姿がいつも心の隅にあって、せめて人と挨拶をかわす時だけでも、何かしながら、
ではなく、手足を止め、相手と正対したうえで挨拶をさせてもらうよう心がけている。
相手がそれをどう思っているかは知らないが、何かそれだけでも、自分の中の心持ちが違ってくる
ような気がするから不思議なものだ。

 

そういえば、どこに書かれていたのか忘れてしまったけれど、こんな話もある。
ある学生がトイレで、ある老教授と一緒になった際に、その教授がトイレ掃除のおばさんにまで、
偉い人たちにするのと同じように深々と頭を下げて挨拶したのに驚いて、「なぜ先生は、トイレ掃除の
おばさんにまで、そこまで丁寧に挨拶されるんですか?」と、その理由を尋ねてみたところ、
「あの人のおかげでトイレがいつもキレイで、気持ちよく用をたさせてもらえるのだから、
当然のことです。」と笑いながら答えたという。
それもまた、同じ心なのだろう。

 

 

日照山東光寺:http://www.tesshow.jp/nakano/temple_takada_toko.html

 

 

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鬼ヤンマ

 

新潟に帰省した折、野道を歩いていたら、虫獲りをして遊んでた少年たちが「こんにちわー」と挨拶

してくれた。

見ず知らずのオッチャンにまで声をかけてくれるんだから、ボーイズのほうがよっぽどオープンマインドだ。

 

手に面白いものを持ってたんで、「スゲ~!ナニ、これ?」と尋ねると、「トンボだよ。もう中身は

飛んでっちゃったけど。」

ああ、トンボのさなぎの抜け殻かぁ!

「なにトンボ?」と聞くと、「鬼ヤンマだよ。」とすかさず答えたあたりは、さすが地元の子!

 

それでもまだ、綺麗な空気と水がここにある・・・

 

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