書道家/書芸家SOGENブログ:梵字書道家、田辺奝武先生スペシャルワークショップ/2012年6月 SOGEN書芸塾ARC風景

5月の書芸塾ではフランス人留学生と共に書と花によるアートワークを新宿御苑で

開きましたが、ボンジュールのあとは梵字ュール、ということで(笑)、

今月は梵字書道の大家、田辺奝武(たなべ・ちょうぶ)先生を特別講師に梵字講座を開催。

一文字一文字が仏の現れであるという梵字。
講話に続き実技指導もしていただき、静寂の中にパワーあふれる、貴重な時間となりました。
田辺奝武先生、奥深くも楽しいワークをありがとうございました! ナムナム・・・

梵字 書道教室 大人 体験

(以下、ご案内の旧投稿です。)


5月の教室は新宿御苑を会場に、フランス人留学生も参加​して盛り上がりました。
参加してくれた皆さん、ありがとうございました。

6月のSOGEN書芸塾ARC、創作クラスは、書芸塾初登場!梵字書道家の
田辺奝​武(たなべ ちょうぶ)先生を特別講師にお招きし、梵字​の講和と

実技指導をしていただきます。

田辺先生は、かつて梵字の世界大会でグランプリを受​賞した梵字の達人で、

その超俗の書は、氏の人柄そのもの​です。
今回の講義では、文字の歴史や意味についての講和に始ま​り、実際に梵字を

書いて実習する時間を設けていただく予​定です。

掲載の作品は、以前、田辺先生から色紙としていただいたものですが、すがすがしく、

よどみない筆跡・・・
心が穏やかでないと、こうは書けるものではありません。
慌ただしい日々の生活の中で、ひととき、心を落ち着けて梵字と向き合ってみては

いかがでしょうか。
6月16日(土)の梵字ュール講座、みなさんのご参加をお待ちしています。

田辺奝武先生・書 『不動明王』

梵字 書道 書道教室 アート書道 東京

6月・SOGEN書芸塾ARC

●日時&テーマ
6月16日(土)

基礎クラス (午後1時~3時) テーマ: 「書はドラマだ!~作品に見せ場をつくる」
創作クラス (3時~5時) テーマ: 梵字書道家・田辺​奝武先生・特別講義

●会場: 飯田橋ハイタウン集会室

※終了後は、田辺先生を囲んで懇親会を開きます。ご都合​のつく方は、ぜひご参加ください。 

田辺 奝武の世界: http://kazenosato.info/​tanabe/index.html

 

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書道家/書芸家SOGENブログ:命名書に託す想い

お子さんのお誕生に際し、命名書をご依頼いただき、揮毫させていただいた

親御さんより、写真をご恵送いただきました。

掲載の許可をいただきましたので、以下にご紹介させていただきます。


命名 『湊太郎』 

う〜〜〜む・・・この穏やかな眼差しに、すでに大物の風格が・・・(*´∀`*)

命名書 依頼 書家 書道家

昔は子どもが生まれると、その子の健やかな成長を祈って、お父さんやお爺ちゃんが、
「命名○○」のように筆書して、部屋に飾ったものでした。
今の時代はそういった習慣がすたれているようですが、これは日本の素晴らしい

伝統文化の一つであると思います。

命名書作品の制作にあたっては、赤ちゃんと直に対面させていただくことはほとんどなく、

親御さんの想いをお伝えいただき、名前に込められた文字の魂を感じ、

イメージを膨らませつつ、想いを込めて揮毫させていただいています。


御名前を書かせていただいた子供さんの、その後の健やかな成長ぶりを、

たとえ写真だけでも垣間見せていただけるのは、ほんとうに嬉しいことです。


In old days, japanese people displayed a calligraphy work of their new
born baby`s name, 
and prayed for the baby`s good health and fortune.
In our time, this custom is not so popular than before, but I think it is
one of the very nice japanese traditions.

 

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書道家/書芸家SOGENブログ:愛・言葉・芸術・・・


自己愛にしろ、他者への愛にしろ、愛があるから、人は言葉を紡ぐ。 

言葉で互いの想いを確かめ、切り結ぼうとする。

人間は言葉のおかげで、どれだけ救われてきたことだろうか。

一方で、言葉は人の心を束縛する。

その言葉の壁を越えようとする営みが芸術であり、書芸なのだ。

アート書道 書道アート 書家 書道家

SOGENART/ Untitled



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書道家/書芸家SOGENブログ:書芸はマーシャルアーツだ‼️


書道が相撲だとすれば、書芸はマーシャルアーツ(総合格闘技)だ。
かつてブルース・リーは、世界のあらゆる武道の粋を統合して、自らの武術を編み出した。
彼は、自分にとって、武術は身体をつかった芸術表現である、と述べている。

書芸もそれとよく似ていると思う。
書道、水墨画、絵画、立体、写真、映像、音楽、舞踏、華道、文芸といった、

あらゆる芸道、芸術の粋をとらえ、垣根を越えて、自由に表された世界が書芸である、

といえるだろう。
それだけに、こうすればよい、という規範があるわけではなく、表現者はそれぞれが

自ら道を求め、拓いていくことになる。

その点、書道は相撲のようなもので、伝統もあり、ルールも定まっていることから、
文字通り、土俵の中での勝負、ということになる。勝ち負けも分かりやすい。

それにしても、いまの相撲界と同じで、現代の書道の世界も、横綱不在の時代、

といったら叱られるだろうか。
相撲界では、白鳳は別格として、日本人の大横綱がいない状況が続いている。
政治の世界も似たようなものかもしれない。日本の色んな分野で、大物と呼べるような

大人物が少なくなってしまったように思われるのだが、どうだろう。
かつては書道の世界でも、大物といえる書道家たちがいた。
人マネでなく、自分で道を切り拓いた人たちだ。

いまは何だか、どこの世界も小じんまりとしてしまい、破天荒なパワーがなかなか出てこない。
街は綺麗になり、国民は物分りよくなり、一見平和なようだが、日本の文化文明は、
実はいま、爛熟も越えて、腐りかけているんじゃないか。
伝統は素晴らしい。ただ、伝統の上にあぐらをかいた時点で、すべては終わってしまうのだ。

いま、この時代の閉塞感に風穴をあけて、新しい息吹を吹き込んでイキたい。
そういった意味で、書芸には、少し大げさかもしれないが、その風穴をあけるための

特攻のようなところもあるのかものかもしれない。
その先に何があるのか分からずとも、光を求め、闇の中に飛び立つ・・・
だから本当のことを言うと、書芸とういのは、自由で楽しいばかりの世界では

ないのですよ。


 

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書道家/書芸家SOGENブログ:小千谷中学校ユニフォームTシャツロゴを揮毫


以前、書き染大会のイベントにおじゃまさせていただいた、小千谷中学校、

陸上部顧問のS先生から、小千谷中学校のユニフォームTシャツをご恵送

いただきました。


ロゴ書はその折に頼まれて書かせていただいたもの。
小千谷中のみなさん、S先生、ありがとうございます!!

Tシャツ デザイン 書 書道 筆文字 小千谷中学校

The uniform of the athletic club of Ojiya Junior High School

in Niigata Prefecture in Japan.
SOGEN made the kanji calligraphy logo of ‘小千谷中学校‘ .

 

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書道家/書芸家SOGENブログ:ビートたけし『悪口の技術』に想う

最近読んだ、ビートたけしの『悪口の技術』という本がおもしろかった。
悪口を言うのはセンスがいる。落として上げて、まわりに悪意を与えずに、

相手の懐に飛び込む。
なかなか出来る芸当じゃないから、みんな本心を隠して当たりさわりなく

付き合ってるところがあるわけだ。


「人の悪口を言うのはよくない」「口は災いのもと」なんてよく言われるけど、
悪口を言うことは、人の心の奥にたまった敵意や差別感情をはきだして、

浄化する働きもあるわけだから、けっして悪いことばかりではない。

いや、むしろ上手く楽しく悪口を言えたなら、最高だろう。
「ケンカするほど仲がいい」ってやつだ。
自分は口下手だから、悪口を上手く言うなんて、とても出来るとは思えないけれど、

これからはぜひ、悪口も心がけていきたいW

ビートたけし 悪口の技術 アート 書家 書道家 書道

-追記-


みんな平等、仲良く手をつなごう、なんてウソっぱち。
そんな聞こえのいいスローガンのもと、人間同士の関係は、逆にどんどん

薄っぺらくなり、差別も拡大しているんじゃないか。
戦争も差別もなくなったほうがいいに決まっているけど、それが無くならないのは、
人間というものの中に、生来、他者への敵意や差別心があるからだろう。
それはよくないと、臭いものにいくら蓋をしたところで、そういった敵意や差別心は
内側でドロドロと渦を巻き、何かをきっかけに爆発することになりかねない。

それは、いまの学校のイジメ問題にも当てはまるように思う。
イジメはよくないからやめましょう、なんて、いくら綺麗事を言ったところで、

そんなことは子どもにだって分かってる。
それでもイジメが無くならないのは、今の社会環境や学校教育の歪みもそうだけど、
もっと人間の本質的な問題が絡んでいるような気がする。

自分は学校の教師時代、そうとは気づかず、ただただ理想と現実のギャップに

打ちのめされた。
イジメを受けている子どもたちを何とか守ろうとはしたが、イジメをする子どもたちの

心の中にまで踏み込むことは出来なかった。

もっとも、最近会った教え子が、当時、どうして自分たちがあんなに
荒れていたのか今でもわからない、と言っていたくらいだから、

理解のしようもなかったのかもしれないが。

学校の教師時代の自分は、上から高圧的に押し付けるような指導は極力避けていた

つもりだが、自分の理想とするところを、暗に子どもたちに押し付けていた

ところがあったのかもしれない。


その理想は今も変わらないが、当時は思い通りにならない現実を否定してしまった

がために、結局は何も変えることができなかった。(もっとも当時の自分には、

それが精一杯だったが。)

繰り返しになるけれども、子どもも含めて、人間には生来、敵意や差別心がある。
敵を作ったり、差別したりすることで、自分の身の置き所を確かめて安心する、

といった構図は、人類史上ずっと続いてきたことであり、これからも無くなりは

しないだろう。
その現実から目をそむけ、みんな仲良く平等に、なんて理想だけ唱えたところで、

何の力にもならないわけだ。
そう考えると、ビートたけしの『悪口の技術』ではないけれど、自分の中にある

敵意、人々の中にある敵意さえも認めて、それでも人として渡り合う術が、

個人、国家ともに求められているように思う。

まぁ、そんなことは今さら言うまでもないことかもしれないけど、今は特に、

そういった時代になってきているような気がする。

 

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書道家/書芸家SOGENブログ:「かく」~再考〜


読者の方から、先日のブログ 、「書く」か、「描く」か、について、以下のような

興味深いコメントをいただきました。

「なるほど、と考えさせていただく内容ですね!…と、ここで素朴な疑問が湧いて

きました。
現代は色々な文房具が発達していますが、こと漢字・筆の文化においては岩石に

文字を刻むことが大元であったという説を読んだことがあります。
「かく」という音の由来は対象に文字を刻み付ける行為「掻く」あるいは

「欠く」なのでしょうか?
もしご存知でしたらぜひいずれブログのネタにてお願いします。」

なるほど・・・貴重なご指摘、ありがとうございます。
たしかに、「書く・描く・画く、はすべて「掻く」に由来する。かつては

土・木・石などを引っ掻き、傷をつけて記号を記したことから・・・」と、

ある語源辞典にあります。


そもそも、「画」の旧字体は「畫」で、「書」と極めて似ており、どちらの字も、

上部が筆を表しています。
中国では古くから 『書画同源』 ということが謳われ、書と画は同じ源から

発したものと考えられています。
古代文字が絵文字(象形文字)であったことをみれば、それもうなずけます。
書と画は、語源からして兄弟なのです。


また、「書く」「描く」「画く」がすべて、同じ「かく」と日本語で発音されて

いることも、これらの語が兄弟であることの証といえるでしょう。
ちなみに「描く」は、手偏に表されているように、手で細かい描写をする意となります。


それにしても、これらすべての語が「掻く」に由来する、というのも、

実に興味深い話です。
読みにおいても同じ「かく」であり、意味合いにおいても、「古代において、

土・木・石などを引っ掻き、傷をつけて記号を記したことから・・・」という

由来を持つとは、あまりにも出来ずぎた話のように思われます。

ですが、私は自ら書芸作品を書きながら、さもあらん、と思わずにはいられません。
それは書芸作品自体が、まさに、紙にキズ(傷痕)をつけているようなものだからです。
少しカッコよく言うなら、いのちを刻み付けている、とでも言いましょうか。

いずれにしても、「書く」「画く」「描く」ともに、私にとっては、まさに

引っ掻いて刻み付ける、という感覚に近いのです。
そう考えると、こと書芸においては、どの「かく」も当てはまる同義語である

といえると思います。


SOGEN ARTWORK『傷痕』

SOGEN 書道アート アート書道 販売

 

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書道家/書芸家SOGENブログ:トレビあ~んな花束づくり~2012年5月 SOGEN書芸塾ARC 『書と花』をテーマに〜

5月の書芸塾ARCは「書と花」をテーマに新宿御苑で開催。
講師は去る3月に書と花をテーマとした個展をニューヨークで開いた、

ARC塾生メンバーの佐々木久枝さん。今回はフランスからの留学生も参加

佐々木さんのアドバイスのもと、みんなで書の花束を作りました。

五月晴れ~美しい新緑とそよ風の中、気持ちよくのびのびできました。
みんなが作った、トレビあ~んな書の花束を、どうぞご覧ください``

フランス人 フランス 書道 アート書道 書 花 佐々木久枝
フランス人 フランス 書道 アート書道 書 花 佐々木久枝
フランス人 フランス 書道 アート書道 書 花 佐々木久枝
フランス人 フランス 書道 アート書道 書 花 佐々木久枝
フランス人 フランス 書道 アート書道 書 花 佐々木久枝
フランス人 フランス 書道 アート書道 書 花 佐々木久枝
フランス人 フランス 書道 アート書道 書 花 佐々木久枝
フランス人 フランス 書道 アート書道 書 花 佐々木久枝
フランス人 フランス 書道 アート書道 書 花 佐々木久枝

※制作風景や作品画像を、以下のFACEBOOKサイトでご覧いただけます。
http://www.facebook.com/arctokyo

 

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書道家/書芸家SOGENブログ:「書く」か、「描く」か?


友人から、書芸の「かく」は「書く」なのか「描く」なのか、という質問を受けました。

「書く」は本来、文字を書くことをいい、英語でいえばw​rite、「描く」は線や絵を
描くことなので、draw またはpaintってことになるでしょうか。
書芸の「書」は、文字を書くことに限定されるもの​ではなく、書の持つ芸術性を
根底とした芸術表現という意味です。
「書く」なのか「描く」なのかは日本語の問題になります​が、書芸においてはどちらも
当てはまると思います。
たとえば、古代文字は絵文字なので、書く、描く、どちら​も当てはまりますが、
その点、書芸も同じだと思います。
自分も書芸について文章を書くときに、「書く」か「描く​」かで迷うことがあります。
基本、「書く」ですが、「線​を描く」とも表現しています。

・・・と返事を書いたところで、おもしろいことに気づきました。
日本語でも英語でも、文字を書く、図や絵を書く、といったように、「書く」と「描く」の概念を
言葉で明確に区別していますが、他の言語ではどうなのでしょうか。
すべての言語を調べてみないとわかりませんが、おそらく、言葉を区別して使っているだろうと。
(もしご存知の方がいたら、教えてください。)
もしそうであるなら、ただ線をかく、という行為にだけ的を絞り、意味をもたせた言葉というものは、
もしかしたらこの地球上にはなく、文字、あるいは図や絵をかく、といったように、
何かしら意図されたものをかくという概念だけに言葉が与えられているのではないかと。

それに対して、書芸においては、「かく」という行為そのものに重きが置かれます。
何を書くのか、ということは、もちろん表現と無関係ではありませんが、何を、ということ以上に、
「かく」という行為と、そこから表れる表現世界そのものが意味を持つことになります。
たとえば、「翼」という文字を書くとします。書き手は「翼」という文字の意味を意識して書く
でしょうし、鑑賞者は文字を知っている人なら「翼」という言葉の意味も含めて作品を
鑑賞することでしょう。ですが、書芸において重要なのは、言葉の意味よりも
書かれた作品そのものであり、『翼』という作品名は二次的なものとなります。
それは、少々極論になりますが、もし『モナ・リザ』のタイトルが他の名前であったとしても、
作品そのものの価値は変わらないのと同じことです。
ですから、文字を読めない外国人にも、言葉や文化のちがいを越えて感じてもらえる世界なのです。
文字を書かない線描による書芸作品にいたっては、いわずもがなです。

ということで、書芸の「かく」は「書く」でもあり「描く」でもある、

新しい「かく」の概念である、ということになります。

 

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書道家/書芸家SOGENブログ:芸術は自然科学である


芸術は自然科学である。もっといえば、数学であり、物理学であり、生物学であり、

医学であり、社会学でもあり、人間行動学でもある。つまり、すべてに通ずる

ものである、と思うのです。

何をおかしなことを言っているんだ、と思われるでしょうが、つまり、こういうことです。
たとえば、海辺の波を例にとりましょう。もしあらゆる波の動きを計算できるだけの

能力のあるスーパーコンピューターがあるとすれば、時々刻々と移り変わるすべての

波の動きを数式で表すことができるでしょう。ただ、現代にそこまでのコンピューターが

無いだけです。
とすれば、宇宙の全ての現象は数式化できる、ということになると思います。
ということは、人間も含めたあらゆる生命体の行動から生死に至るまで、数式で

表すことができるということになるのではないでしょうか。ただそんなことは、

どんなにコンピューターが発達したとしても出来るはずもなく、だから、すべては

神のみぞ知る、ということになるのだと思います。

人格を持った創造神がいるかどうかは別にして、宇宙のあらゆる事象は、この宇宙の

原理原則に基づいて動いています。そして、その原理・真理といったものを、数式により

解明しようとしているのが、数学や物理学といった学問なのだと思います。
が、芸術においては、その計算の追いつかない、遠くかつ複雑な世界を表現しようとしています。

たとえば、ある人が真っ白な紙に筆で何かを書くとき、何が表れてくるかを計算すること

など不可能です。
ですが、もし仮に、宇宙のすべての事象を計算する能力のあるコンピューターが存在する

としたら、それさえも計算できる、ということになるだろうと思います。

木本圭子さんという、数式が描き出す線によって作品を作り出すアーティストがいます。
彼女は2006年のメディアアート祭でグランプリを受賞していますが、その作品は

とても興味深いもので、数式から美の世界が生まれることを示しています。

木本圭子氏作品

木本圭子 アート イマジナリー・ナンバーズ 書道 アート書道

シンプル イズ ベスト」という言葉があります。
シンプルなものほど美しい」とも言います。

そのシンプルとはどういうことかといえば、本当に単純なのではなくて、
一見単純に見える、ということだと思います。
たとえば、打ち寄せる波や雨上がりの虹は、一見シンプルですが、実は計算もできない、

とほうもない複雑な動きで成り立っているはずです。

芸術作品にも同じことが言えるように思います。
ただ単純なだけなら、すぐに見飽きてしまいます。一見シンプルに見えながら、

波や風、樹木といった自然物と同じように、見るほどに見飽きない、計算の追いつかない

奥深いものを秘めた作品が、名品と言えるのではないでしょうか。


そういう意味でいうと、芸術にしろ何にしろ、人のマネをしてばかりいても、

深遠な世界は表れようがなく、自分のいのち、自分の呼吸から生まれ出たものにこそ、

より強い生命力、より深い芸術性が宿るのは、当然であると思うのです。

 

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