みなさんは「アール・ブリュット」という言葉を聞いたことがありますか?
アール・ブリュットとは、既存の美術、文化、民族性といったものの影響を
越えたところで、、自分の内側から湧き上がるエネルギーのままに
産み出された作品を表す言葉なのだそうです。

特に、障害者(この言葉は好きではないが)の人たちが生み出すものに
そういった傾向が多くみられるため、障害者だけのアートのように思われ
がちですが、けっしてそうではありません。
障害者ではない一般の芸術家の中にも、アール・ブリュットに属する
人たちもいて、そこに分け隔てはないのです。
私は昨年の12月に東京都庁で開かれたアールブリュット展を見て、
大変大きな衝撃を受けました。
アー・ブリュットこそ、自分が書芸を通して求め、今も求め続けている
世界であり宇宙であると・・・
私の作品は、書とも絵ともいえず、今の時代に確立された分野を持たない
こともあって、自分が求めている世界に間違いはないと思いつつも、
正直、これまで孤独感や不安に落ち込むこともありました。
しかし、アールブリュットに出会い、「ああ、本当にこれでよかったんだ。
自分はこの世で一人ではなかったんだ」と思えたのです。
芸術が、何か特別な才能を持った人たちだけのものではなく、
人類みんなのものだということを、アー・ブリュットの作品たちが
証明してくれているように思います。
芸術を志す人も、そうでない人も、ぜひ、アー・ブリュットの世界に
触れてもらえたらと願っています。
NHK日曜美術館サイトより
http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2010/0620/index.html
アー・ブリュット ジャポネ展サイトより
http://www.art-brut.jp/about.html
書芸アート専門ギャラリー ART ROOM SHOWL
SOGEN書芸塾ARC代表 SOGEN/平野壮弦 関連サイト
http://www.hiranosogen.jp/ (アート)
http://www.hiranosogen.com/ (デザイン)
https://www.facebook.com/HiranoSogen/(FACEBOOK)
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