「人」~パーソナル トレーニング (SOGEN blogバックナンバー/ 2008.4.22 投稿 145)

 

 

2008.4.22-1

 

 

このたび表紙の書を書かせていただいた『パーソナル トレーニング』という
フィットネスの専門誌が目出度く出版されましたので、ご紹介させていただきます。
 
 

この雑誌の出版元・(有)あほうせんは『マッスル&フィットネス』というアメリカの
フィットネス誌の日本語版出版元として有名で、今回はムキムキマン対象でなく、
一般の日本人の人たちを対象とした心も身体も含めた個人的なケア~トレーニングを
指導する、パーソナルトレーナーを育成するための雑誌とのこと。
このパーソナルトレーナーはアメリカにはいま十万人以上いるそうで、日本でも年々
数が増えているんだそうです。

 
フィットネスの専門家が個人的に、最もふさわしいトれーニングを個別に組んでくれて、
希望すればウチまで来てくれてレッスンしてくれるっていうんだから、何とも贅沢な話
だけど、なかなか一人でトレーニングしようとしても続かないものだし、
今の自分に合ったトレーニングかどうかも分らないから、そういったプロの人に
指導してもらえたら最高だろうね。

 
あほうせんの河辺社長曰く、日本人はふだん自分の身体を案外粗末にして向き合おう
とせず、いよいよになってからようやく病院にいくけど、日常から自分自身の
心や身体と向き合い、ケアするようにしていけば、健康で気持ちのいい日々を送れる
ようになるはず・・・
パーソナルトレーナーはムキムキマン養成のためのトレーナーではなく、個人個人の
心と身体と向き合い、最もふさわしいトレーニングを施していく専門家なのです・・・
 

なるほど、そうだよなぁ・・・
自分も振り返ってみれば、自分自身の心も身体も大事にしてきたとは言えない。
むしろ虐めて被虐的な喜びに浸ってきたところがあるかもね・・・笑
この際、自分もお願いしようか、パーソナルトレーナー!
できればミネ・フジコみたいなトレーナー希望! 毎朝ウチまで起こしにきてくれて、
「今日のメニューはコレよ」ってな感じでやさしく指導してくれたら、
こんな自分でも長続きしそう。河辺さん、そういうのは、ダメっすかね?笑
 
 
いや、マジな話、今回の仕事は河辺さんの熱い思いを受けてのことで、
「人」という、わずか2画に想いを託すべく、目一杯気合いを入れて臨ませていただいた。
河路さんが雑誌の中で表紙の書にも触れつつ、発行の主旨を書いてくださっているので、
以下に紹介させていただきます。
 

河辺社長はじめ、すばらしくデザインしてくれたデザイナーのYちゃん、
スタッフの皆さん、ありがとうございマッスル!

 

 

2008.4.22-2

 

 

 
【 広告デザイン書道(書芸)】
広告デザイン書道(書芸)の効能について語っております。

http://www.hiranosogen.com/koukoku-design/index.html

 

 

 
書芸家SOGEN/ 平野壮弦
 

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スーパーデフォルメ時代の書 (SOGEN blogバックナンバー/ 2008.4.13 投稿 144)

 

 

あるアニメーション関係のプロデューサーの方とイロイロ話をさせてもらったんだけど、
これがメチャおもしろかったよ。

 

特に印象に残ったのが「スーパーデフォルメ」という言葉。
アニメでは、人間を極端にデフォルメしてキャラクターを作るわけだけど、
そのほうがリアルな人間を出すよりもウケがいいという話・・・
パチンコなんかでも、たとえばヒロミ・ゴ~を生身で出すよりも
キャラクター化したほうがウケルのだそうだ。
リアルな人間は色んな情報を背負っているわけで、情報過多の現代では、
余計な情報を削ぎ落として、極端にデフォルメして作られたキャラのほうが
受け入れやすいということなのかもしれない。

 
これは現代の書にも当てはまるところがあると思う。
デザイン書なんかは、アニメのスーパーデフォルメに通じるようなところがあるかもね。
筆画や全体の造形を時に極端にデザイン化~デフォルメしてインパクトを出すという意味で・・・
デザイン書の世界では、オレの生きざまを見ろ!的な人間臭さが表に出過ぎてもそぐわない
わけで。
芸術としてはそれでいいけど、デザイン書としては情報過多になってしまう、ってわけだ。
だから広告デザインに使われる書の場合は、書き手の生きざまみたいなものは二の次で、
伝えたいイメージやコンセプトがクローズアップされるような書のほうがよい、ということに
なるんだろうと思う。もちろん、アートとデザインコンセプトがピッタリ合えば最強だけどね。

 

それがいいか悪いかは別にして、アニメ人気と同様、時代の流れということなんだろうな。
一方で、今の時代に書が再び見直されているのは、何でもデータ化、デジタル化されている
世の中で、生身の人間による手書きの書、アナログの良さがまた見直されている、
ということなんだと思う。

 

だからこそ、現代には古典書道とはちがった現代の書があってイイわけで、
またそうでなくっちゃならないと思うわけなんだな。

 

 

 

 

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『裂古破今』~SOGEN書芸作品 in サンクタス神楽坂マンション~ (SOGEN blogバックナンバー/ 2008.4.1 投稿 143)

 

 

SOGENの書を起用いただいた、サンクタス神楽坂マンションをご紹介させていただきます。
 

 
神楽坂の粋な隠れ屋敷・・・
オリックス不動産さんの物件で、インテリアコーディネートは(株)フォワードスタイルさん。
フォワードスタイルさんについては、以前このブログでも紹介させていただきましたが、
現代の日本の最高クラスのマンションルームのコーディネートを手がけておられる
インテリアコーディネート会社です。
 

上質な空間を求め、置き物の一つ一つに関しても本物指向・・・
アートについても本物を、とのことで、これまでも何度か最高クラスの
マンションルームに書を起用いただいております。
いまは印刷技術も進んで、一見本物と区別がつかないようなレプリカも
作ることができるわけですが、どんなに精巧なフェイクも本物が発する気までは
生み出すことはできず、そこに本物としての真価があるといえるでしょう。
そういった意味でも、オリジナルの書を最高の空間に活かしていただけるのは、
うれしくもまた有り難いかぎりです。

 

今回の作品はエントランスを飾る『裂古破今』(いにしえを裂き、今を破る)という禅語。
書体でいえば篆書(てんしょ~漢字がいまの形になる前の昔の書体)。
コンセプトと空間を考え、落ち着きのある古風な書体とさせていただきました。
ときにこう、落ち着いたストイックな気分で書くのも、またいいものです。

 

 

2008.4.1-1

 

 

さて、それではマンションルームの中へとご案内いたしましょう。
 
フォワードスタイルの南部社長曰く、万人受けするものでなく、
あえて人を選ぶものにしたそうです。

自分もこんな別宅・・・もとい、仕事場が欲しいものです。
この秋くらいには何とかしましょう。サマージャンボ当たったら・・・笑

 

 

2008.4.1-2

2008.4.1-3

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写真提供:(株)フォワードスタイル
 
 

 

 

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