2月ARC・茂本ヒデキチ先生による特別講講! (〜SOGEN blogバックナンバ〜 2007.2.17 投稿 075)

 

 

2007.2.17 arc1

2007.2.17 arc2

2007.2.17 arc3

 

 

2.17(土) SOGEN書芸塾ARC開催

 

友人の世界的イラストレーター、茂本ヒデキチ先生 に特別講師としておいでいただく。
まずは初っぱなから、熱いパフォーマンスを披露してくれた。(写真上)
3枚同時進行で、ランダムに筆を入れ、最終的には写真のような作品が完成。

頭の中にすでに構図があると言っていたけど、さすがだね。

薄い墨で立体感を出すのが一つ、ポイントらしい。

 

その後、塾生たちに裸体の写真が配られ、裸体の墨絵イラストに挑戦!

すべて黒人の裸体のバリエーション。

ヒデキチさん曰く、黒人の裸体は美しいのでよくモデルにするそうだ。

女性の裸体写真も期待したんだけど、ザンネンながら、それは無し・・・(笑)

 

みんなスゴイぞ! 絵は苦手と言いながら、どうしてどうして・・
ありがたいことにヒデキチ先生、皆の中を回って、一人づつ
ワンポイント・アドバイスをしてくれた。(写真中)

そして、それぞれに味のある筆イラスト作品が完成!
全員の作品を順番に批評してくれた。(写真下)

 

っつーことで、毛筆でのお絵書き、たのしかったにゃ!

自分もちょこっと描いてみたものをヒデキチっつぁんに見て
もらったんだけど、「ハミ出してもいいんだよ。」と言われて、
なりほど!
書では自由に書いていても、具象的な絵になると、「こうしちゃ
イケないんじゃないか」といったような固定観念が、自分の中にも
まだあるんだと気づかされた。
そういった意味で、書の初心者の人たちの気持ちも、あらためて
分かった気がしたよ。

 

教室後のヒデキチ先生を囲んでの懇親会も盛り上がった。
ヒデキっつぁん、ありがとー! またよろしくお願いします。

 

 

 

 

SOGEN書芸塾ARC

 

ただいまキャンペーン中につき、入会金無料!

体験参加も受け付け中です。

紹介ページhttp://www.hiranosogen.jp/arc/

 

 




 
 

書芸を世界に!の夢に向けて(韓国日記~その14・了) (書道家/書家SOGEN blogバックナンバ〜 2007.2.5 投稿 074)

 

 

金さん、李さんとのプレゼント交換(金さんからは韓国筆、李さんからは鶏毛筆と

本をいただき、SOGENからは本と小作品を差し上げる。)

 

2007.2.5 sign1

 

 

サインする李小波(イ・ソンパ)さん

 

2007.2.5 sign2

 

 

サインする金鍾鍵(キム・ジョンヴォン)さん

 

2007.2.5 sign3

 

 

2.5(月)
 
韓国での最終日・・・

この日は朝から金さんの仕事場で、今後の書芸とデザインを巡る展望と活動についての
話し合いが行われた。
 

金さんは、今回のようなワークショップをぜひ日本や中国でも、という希望を語った。
それを受けて、中国の李さんが、中国ではまだデザインの歴史も浅く、こういったものに
人々の賛同を得て、多くの人たちを集めることが出来るかどうか、いまの自分には自信が
無い、と語った。
私も、少なくとも今現在は自分のことで精一杯でむずかしい。
それに自分が目指しているのはデザインの分野にかぎられたことではなく、自分一流の
書芸術を極めること・・・
なので、こういった形のワークショップには大いに共感するけれども、自分が中心となって
やるということになると、現状ではむずかしい・・・といったことを述べた。

 

それを受けて、金さんは「こういった形ではすぐに無理でも、韓国・中国・日本で3人で
展覧会を開くというような活動であれば可能だと思うので、そういった方向で何か実現
できるよう、これからも情報交換をしていきましょう。」というような話をして
締めくくった。

 

自分は正直な気持ちを言わせてもらったが、日本に帰り、韓国での体験や思い出を
フィードバックしているうちに、目の前に一つの大きな夢と目標が現れてきた。

その夢とは、日本でも今回のような書芸術とデザインを巡るワークショップを開き、
金さんと李さんを日本に招くこと。
そして書芸術というアジア共通の芸術文化を核とした新たな表現世界を生み出す力
となって、この21世紀に世界に、ジャパン・アート、アジアン・アートの熱い旋風を
巻き起こしていきたい・・・ということである。

 

金さん、李さん、そして韓国で経験したことは、そんな熱い夢を強く抱かせてくれるに
十分なものだった。
ぜひ、金さん、李さんを日本に招きたい・・・
そして今回のようなワークショップを出来れば展覧会やパフォーマンスも含めて開く
ことで、日本の若いアーティストやデザイナー、クリエーターの人たちに、
刺激と交流の機会を作りたい・・・・

 

今まで点だと思っていた想いと活動が、韓国、中国との絆が生まれた

ことで、三角形に広がった気がした。
これからはその三角形の中身を充実させていくとともに、
世界に向けて大きく拡大していき、果ては世界を包み込みたい・・・

それが自分の夢と目標であることを、今回の韓国の旅は教えてくれたような気がした。

そしてその夢の実現のためにも、自分自身がもっと世の中に出ていかなくてはなら
ないと思っている。
 
目覚めよ、眠れる鈍牛よ!

 

打合せ後、金さんはじめ皆に謝辞を述べ、再会を約束、別れを惜しみつつ、その場を
あとにしたのだった。

その後イーくんの運転で、hitomiが空港まで見送ってくれた。
イーくん、ありがとう! 日本に来たときはぜひ連絡してクレ!
そしてhitomiには、ひとかたならぬ世話になった。
最後にフィアンセとの2ショットのプリクラをくれた。
hitomiだけの写真でよかったんだけど・・・笑 しあわせにな!
 

最後に・・・
金さん、李さん、masami、hitomi、そして韓国で出会った
すべての人たちに、心から感謝・・・ありがとう!
また日本で会いましょう!
そしていつか遠くない将来、日本でもワークショップが開けるよう自分もがんばるよ。
金さん、masami、hitomi・・・もしクジけそうになったときは、

韓国から「ファイチン!」とエールを送ってクレ!

 

 

(韓国日記・了)

 

 

 

書道家/書家 平野壮弦/ SOGEN
 
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韓国美女を汚す!(韓国日記~その13) (〜SOGEN blogバックナンバ〜 2007.2.4 投稿 073)

 
SOGEN yogoshi art performance in Seoul-scene1

2007.2.4 yogoshi1

SOGEN yogoshi art performance in Seoul-scene2
2007.2.4 yogoshi2

SOGEN yogoshi art performance in Seoul-scene3

両手に華の李小波(イ・ソンパ)さん
2007.2.4 yogoshi3
島から戻り、金さんが主宰しているアートスクールへ。
ここでその日、yogoshi art performanceをすることになっている。
島での滞在が長引き、予定より2時間ほど遅れてしまったが、
アートスクールの生徒たちは先に夕食を済ませて待っていてくれた。
モデルはスクールの生徒である二人の韓国美女。
ひさびさの汚しのパフォーマンスにやや緊張する。

「書とはいかに美しくエロティックに汚すかのアート。
私が汚すことで、今宵、彼女たちは、より美しくなって
光り輝くことになる・・・」と言うと、会場から
「お~~~!」とどよめきの声が上がる。

 

照明を落とし、韓国の民俗音楽をバックに、いよいよ
汚しのパフォーマンスがはじまる・・・
金さん、李さんをはじめ、みな興味津々といった感じだ。

 

ひとたび始まったらもう周りは見えない・・・モデルと自分だけの世界だ。

汚しのパフォーマンスは書き手だけでつくるものではなく、
ある意味、モデルとのコラボレーションなのだ。
書く側と書かれる側との瞬間の交感とインスピレーションにより、
立ち表れてくるものが違ってくる。

二人のモデルになってくれた女性たちは、とてもよくやってくれた。
終了後は満場の拍手を受けて、二人とも生き生きとしていた。
李さんはパフォーマンスを見た感想をこう語ってくれた。
「すばらしいものを見せてもらいました。たしかに二人の女性は
より美しくなったと思います。」

 

モデルの女性に、「書いたものはすぐに落ちないかもだけど、
洗えば落ちるから・・・肌まで汚してすまなかったね。」と言うと、
「書いていただいて光栄です。すぐに消してしまったら
もったいないから、消えていく過程もたのしみにします・・・」
という答えが返ってきた。
砂上の書といっしょ・・・自然に消え行くもの、その消え行く
過程の中にも、エロスやロマンが込められているのだ。

 

今回の汚しのパフォーマンスは、服もモデル自身に用意して
もらったものだし、彼女たちも初めてのことで、正直言って、いまひとつ、
互いに打ち解けず、乗り切れないところがあったことは否めない。
また書いたあとに時間をかけて写真を撮りたかったのだが、
その時間がなかったのがザンネン・・・
汚しはパフォーマンスであるとともに、書かれた作品はそのとき
だけのものだから、さまざまなアングルから写真を撮影し、
それも含めて作品としたいのだ。

 

ともあれ、韓国で汚しのパフォーマンスが出来たのは、モデルを引き受けてくれた
勇気ある女性たちのおかげであり、そういった場を提供してくれた金先生のおかげ・・・
心から感謝している。

 

パフォーマンスのあとは何故かケーキが出てきて、金さん、李さんとともに

3人でケーキ入刀!
こういったワークショップやパフォーマンスを韓国で実現できたお祝い!

ということで、スクールの生徒たちが用意してくれたのだそうだ。
男3人でケーキ入刀ってのも妙だが、みんなのその心遣いをとても有り難く思った。

 

その後はスクールの生徒や筆墨のスタッフの人たちと懇親会。
一人づつの挨拶では、みな口々に今回のワークショップで受けた
感動を熱く語ってくれた。
モデルになってくれた女性たちが「このモデルを引き受けるかどうか、ずいぶん
迷ったのですが、生涯の記念になるだろうと思い、勇気を出してやりました。
でもやってほんとうによかったです!」と挨拶したが、やはり彼女たちにすれば、
大変な勇気が必要だったのだ・・・あらためて、ありがとう!

 

金さんが、みんな日本に行って、ぜひ日本でセンセイにお会いしたいと思って
いるんです、と言うので、「みんなぜひ日本に会いに来てください。」と言うと、
会場から「お~~~!」という歓喜の声?が上がった。

 

この晩、いったい何度みんなと乾杯を交わしたことだろう・・・
みな、今回のワークショップに関われたことを心から喜んでいる様子だった。

こうして、昼は島の観光、夜はパーマンスと懇親会という
ちょっとハードで熱い韓国の一日は幕を閉じたのだった。

 

 

(つづく・・・)
 

 

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韓国・島観光(韓国日記~その10) (〜SOGEN blogバックナンバ〜 2007.2.4 投稿 072)

 
 
今回は写真のみ。

 
 

金さんが記念にハングルで、自分と李さん、SOGENの名前を砂の上にハングルで書いたもの。
砂に書くと、なんだかエジプトの文字みたいだ。

 
2007.2.4 island7

 
 
島の小山の上でのワンショット。トンネルからの眺めがおもしろかったので・・・
 
2007.2.4 island8
 
 

韓国の昔の大砲。う~ん、いい筋してるねー、筋金入りってこうゆこと?・笑
 

2007.2.4 island9

 
 

(つづく・・・)

 
 
 
 

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砂上の書(韓国日記~その9) (書道家/書家SOGEN blogバックナンバ〜 2007.2.4 投稿 071)

 
 
SOGEN砂上の書
 

2007.2.4 island4

 
 
金・masami・hitomi・李/浜辺にて
 

2007.2.4 island6
 
2007.2.4 island5

 
 

うう・・・この日記、一体いつになったら終わるんだ・・・
書きはじめたら大変なことになると思ってたから手をつけられずにいたのだが、
いざ書きはじめたら書き切らないわけにはいかない・・・

この長い日記を読んでくれてる人、ありがとー
つーことで、島観光のつづきっす。
 
 
海辺のレストランを出てから向かった先はすぐそばの浜辺。
この浜辺、夜には海の底だという。
昼間は湾岸道路から遥か彼方に海があるともなしに見えるばかりだが、
夜には道路の間際まで海になるのだそうだ。

 
その砂上に皆で書を書いて遊んだ。
書かれた書は波に消され、夜には海の底に沈む・・・
書は瞬間に永遠を込めるアート。
書かれた書が自然によって消されていく姿を想うと、
なんともエロティック・・・ロマンティックな気が・・・

 

 

 

 

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韓国・島の夕陽(韓国日記~その12) (書道家/書家SOGEN blogバックナンバ〜 2007.2.4 投稿 073)

 
 
2007.2.4 island7

 
2007.2.4 island8
 
2007.2.4 island9

 

 

神社のふもとでお土産を少々買い、また舟に乗って、その小島をあとにした。

 
このとき見た夕陽があまりにも美しく、心に残った。(写真)
 
海はもう満潮に近く、帰りに見たら、みなで遊んだ浜辺も、もう海の底に消えていた。
 
島に遊んだ楽しい一日は、思い出として深く残ることだろう。
 
この素敵な思い出を与えてくれた金さん、李さん、hitomi、masami・・・
 
そして韓国の自然に心から感謝しつつ、 島をあとにしたのだった。
 
 

(つづく・・・)
 
 
 

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韓国の島に遊ぶ(韓国日記~その8) (書道家/書家SOGEN blogバックナンバ〜 2007.2.4 投稿 070)

 

 

島のレストラン壁面のグラフィカルな落書き

 
2007.2.4 island1

 
 
李小波さん(イ・ソンパ/ 中国中央美術院・視覚デザイン科教授)による落書き

 
2007.2.4 island2
 
 

金鍾鍵さん(キム・ジョンヴォン/ 筆墨代表)、SOGENによる落書き

 2007.2.4 island3

 

 

2.4(日)

 
ワークショップの翼日、金さんが車で島に観光に連れていってくれた。
ソウル市内観光も考えたが、市内ならいつ来ても見れるだろうからってことで。
連日のハードスケジュール・・・金さんには、明日はゆっくり
休んでもらっていいから、そう伝えてほしいとスタッフの人に 頼んだのだが、

「そう言ったところで、金先生はおそらく 這ってでも来ると思いますから、

遠慮なさらないでください。」

と言ってもらい、そこまで言うならと、その言葉に甘えることに。

 
金さんの車に、李さん、hitomi、masamiとともに乗り込ませてもらい、島に向かう。

島にはもちろん名前があるんだろうけど、気にしない気にしない・・・

とにかく韓国の島! まぁ島と言ってもニューヨークの マンハッタン島みたいなもんで、
橋がかかっているから車で 行けるのだ。
途中、韓国の英雄を讃えたおもしろい神社に立ち寄り、その後は 一路島へ。
車を走らせること約1時間半・・・かなりの長距離ドライブ。
車窓から見る景色を楽しんだり、皆と雑談や書芸デザイン談義をしたり・・・

車内では韓国語、中国語、英語、日本語の4カ国語が飛び交うことになったが、

それもまた面白かった。

李さんが中国語を教えてくれた。
「私は平野壮弦です」=「ワー・スー・ピンエ・ジョアンサン」

中国語はまた韓国語以上に発音がむずかしそうだ。
 

車内での書芸デザイン談義も、あらためて互いの国の現状を知ることが出来て

意義あるものになった。
たとえば、中国からすると日本や韓国の書はカワイイといった印象を受けるらしい。

まるっこくて親しみやすいかんじ・・・
わるくいえば、中国の本格の書にくらべると幼稚な感じがするのかもしれない。

逆に日本から見ると、中国の書は本格かもしれないが、 造形的、デザイン的な
バリエーションに乏しく、ワンパターンな印象を受ける。

もっとも例外も多いから、一概に言えることではないが、 中国では峻然とした

本格の書が好まれ、日本や韓国ではより柔らかで詩情豊かな温かみのある書が

好まれるといった傾向はあるかもしれない。

だがそれも三国の交流が深まり、互いに影響し合うことで、また違ったものが

生まれてくるのではないかと思う。

そこにさらに「デザイン」という世界の力が加わり、書とデザインとの融合が

新たな形で図られていったならば、 その様相はさらに一変していくことになるだろう。
 
島に到着してすぐに、海辺のレストランで食事をとる。

魚介類の焼き物、そしてその後に食した韓国のそうめんとその出し汁が、

磯の香りを感じさせるようで、絶品のうまさだった。

前の日記に掲載した落書きがバックの写真は、このレストランで撮ったもの。

李さんが「この壁の落書きはグラフィカルで面白い。」と言うので落書きを

バックにパチリ!

金・李・SOGENの3人も記念に落書きをして、パチリ!

 

 

(つづく・・・)
 

 

 

 

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島のお寺にイク!(韓国日記~その11) (書道家/書家SOGEN blogバックナンバ〜 2007.2.4 投稿 073)

 
 
島のお寺のふもとにある門
 
2007.2.4 island4

 
 

山頂付近の岩肌に彫り込まれた石仏     途中で見かけた石塔
 

2007.2.4 island5     2007.2.4 island6

 

 

砂浜で遊んだあと、舟でもう一つの小島へと向かう。
目指すはその島の山頂にあるお寺。
 

金さんは自然大好きとみえて、昨日までと打って変わり、疲れも見せず生き生きとしている。

お寺まで辿り着くのに、石段を400段以上も登らなくてはならない。
下で待っていてもいいですよ・・・と言われたが、ここまで来て登らないわけにはいかない。
masamiもほんとは下で待っていたそうだったけど、自分が登ると言ったもんだから、
付き合わないわけにはいかないと思ったのだろう。ゴメン、masami。
5人で山頂の寺を目指して歩き始めたのだが、最初の30段くらいで息切れ・・・
だってこの階段、めちゃくちゃ急なんだもん!
だが弱音を吐いているわけにはイカのちんたま!
軽快なフットワークで登っていく金さん、李さんの後を追い、なんとか山頂まで辿り着いた。
日本の某若手書道家が「毎朝15キロ走っている。」と言っているのを聞き、
芸術は体力勝負じゃねーよ!って思ったが、これしきのことでヘタるようじゃあ、
やっぱり体を鍛え直さなくちゃなぁ・笑

 

山頂には岩壁に彫られた巨大な石仏が鎮座していて、ここは禅宗の聖地の一つとなっているらしい・・・
しかし、よくもまぁこんな険しい岩肌に巨大な彫刻を施したもんだと感心!

 

(つづく・・・)

 

 

 

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うれしい2つの再会(韓国日記~その7) (書道家/書家SOGEN blogバックナンバ〜 2007.2.3 投稿 069)

 
 
2007.2.6-2seoul
2002日韓ワールドカップ公式ポスターを共同制作した韓国のアーティスト、
ビョン・チュー・スック氏とともに

 
 
韓中日2007書芸ワークショップ』の会場でうれしい再会あり。
 

2002日韓ワールドカップ公式ポスターの制作にともに関わり、コラボレートした韓国の
デザイナー・ビョン・チュー・スック氏が ぜひ会いたいといって訪ねてきてくれたのだ。
ビョンさんとは2001年に日韓ワールドカップ公式ポスターの仕事をいっしょにやって
以来だから、6年ぶりの再会になる。
彼はカンヌ映画祭の審査員を歴任したりと、国際的にも活躍しているアーティストで、
韓国国民大学・視覚デザイン科の教授でもある。
その後しばらくは英語でメールをやりとりしていたが、どうも英語で手紙を書くのは
億劫なので、いつしか互いに音信も途絶えていた。
そのときは一緒に仕事をさせてもらったけど、それっきりの縁なのか・・・と思っていた
ところ、韓国で講演発表をすることを聞き付け、わざわざ会いに来てくれたのだ。

 
ビョン氏はワークショップ後の打ち上げにも来てくれて、懐旧をあたためることができた。
そして帰りはどうしても自分が送ると言って、ホテルまで車で送ってくれた・・・
ビョンさん、ありがとう! 再会できてホントうれしかったです!

 

それから昨年、金さんが 韓国の若者数人を連れて訪ねてきてくれたときのこと、
パスポートを電車の釣り棚に忘れてしまったということで、一緒に飲むことが
できなかった若者がニコニコしながらやって来て、こう言ってくれた。
「先生、覚えてますか? あのときパスポートを無くしたイーです。
いまはソウルでデザインの仕事をしてます。
あのときは先生とご一緒させていただけずに、とてもザンネンでした。
パスポートを無くしたときに、日本人の人たちが一生懸命さがしてくれて、
ほんとうにありがたいと思いました。だから日本人の人たちは親切で、
とてもいい人たちなんだと思ってます。」
 

彼は続けてこう言ってくれた。
「韓国に来たときにはぜひ連絡してください。ボクがいろいろとご案内しますから・・・
それからボクがまた日本に行くことがあったら必ず連絡しますから、会ってください。」

彼はまた、会場風景やパフォーマンスの写真撮影を買って出てくれた上、帰国の日には
空港まで車で送ってくれたのだった。
 
 

(まだまだつづくよ・・・)

 
 

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「韓中日2007書芸デザイン・ワークショップ」-2(韓国日記~その6)  (書道家/書家SOGEN blogバックナンバ〜 2007.2.3 投稿 068)

 
 
2007.2.3-3seoul 2007.2.3-4seoul

 
 
2.3(土)

 

韓国ソウルの国際会議場で開かれた『韓中日2007書芸ワークショップ』の報告の続編です。

 

午前中に韓国の金鍾鍵(キム・ジョンヴォン)氏が、韓国の書芸 デザインの現状と

展望について語り、 続いて中国を代表して 中国中央美術学院・教授の李小波

(イ・ソンパ)氏が中国の 書芸デザインの実例を多数紹介しつつ 中国における

書とデザインを 巡る現状を語ったことは、先の日記で述べた通りである。

二人の発表は素晴らしく、書とデザインの新たな融合世界の魅力を示すに

十分なものとなった。

 

さて・・・午後はいよいよSOGENの出番なり。

司会者の紹介を受けて登壇。

まずは韓国語で「アンニョンハセオ。マンナソパンガスミダ。
キムチ アジュ チョアヘヨ。チャルプタク ハムニダ。」と挨拶。

「こんにちは。はじめまして。キムチ大好きです。よろしく!」
ってなかんじ・・・(韓国語での挨拶はウケた。)

一夜漬けの韓国語・・・なかなか覚えられなかったので、何かのイメージに結びつけて
覚えるようにした・・・たとえば「チャルプタク ハムニダ」なんかは、チャルメラを
吹いてるブタがハムになってヨロシク!ってなかんじ・・・笑

その後は日本語で、「ほんとはもうちょっとスリムだったんだ けど、韓国に来て焼肉と
キムチがうまくて食べ過ぎて、 一晩で太ってしまいました。」と挨拶。
また「この髪型は頭でも書けるようにしたいと思って」と頭をグルグル回して見せたら、
これまたウケた。
 
さて、つかみはOKってことで、マジな話に入る。

演題は「日本の書芸デザインの現況と展望」。
まず始めに、自分はデザイナーではなく書芸家であり、一書芸家としての視点から、デザイン
書にかぎらず、過去・現在・未来の書芸世界の展望を語らせてもらう、と断わらせてもらった。

講演の概要はおよそ以下の通りだ。
 
 
「書芸術の本質は書線にあると考える。名品をなぞってみたところで、形はそっくりでも
生きた線を引くことは出来ないのだ。
また書線そのもに芸術性があるのだとすれば、文字や言葉から離れた抽象表現も当然あり
だと考える。

書芸術においては、出来るかぎり意図や計算を排したところから良いものが生まれてくる
ところがある。
そこが緻密な計算をもって成されるデザインとは違うところ。
自分はデザインに使われる書も書くが、 たとえ数カ月で消費される運命の商品ロゴであれ、
書として良いものを書きたいと常に思っている。

それは書が日本、そしてアジア共通の芸術文化を表すものだと考えるからだ。だから仮に
数百年後まで残ったとしても、遜色ないものを残したいと思っている。
 

単に「デザイン書」といった範疇で書を考えるのではなく、過去・現在・未来と続く
書芸術の歴史的な展望のうえに立って書を考え、作品も書いていきたいと思っている。
分野にこだわらない形で、さまざまなアートが生まれている現代において、書芸の世界に
あっても、書道という旧態然とした枠組みに 囚われるのではなく、他の分野と交流し互いに
刺激を与え合う中で 新たな表現世界を生み出していくことが求められている時代にあると考える。
 

書とデザインの融合世界もまたその一つである。
書がデザインとのコラボレーションにより新たな息吹を与えられ、現代人にとって
懐かしくもまた新鮮な形で蘇り、多くの人々に感動を与えることが出来るのだということを、
今日の金先生、李先生の講演を聞かせてもらい、再認識した思いである。

ここに集った多くの韓国の若い人たち、そして日本、中国も含め、アジアの若い人たちが、
21世紀に、アジア共通の芸術文化である書芸術を核に、さまざまなアートやデザインを生み出し、

世界に熱いアジアン・アートの旋風を巻き起こしていくことを心から願ってやまない。」

 
そのほか、日本の書道の世界や書写教育、書芸デザインの現状など
について、語れる範囲で語らせてもらった。

 

 

まぁ何やかやと、なかば口八丁だったけど、講演発表も 何とか無事に終えることができた。

そんなに話すことなんかあるんかいな・・・と思ってたけど、 実際は通訳が喋っている時間が
半分なわけで、気がついたら 予定時間をオーバーしてしまっていた。
今回の講演がスムースにいったのは、通訳にあたってくれたhitomiのよどみない通訳のおかげ
が大であり、感謝している。

 
 
2007.2.3-5seoulさて、質疑応答も済み、いよいよ締めのパフォーマンス。
パフォーマンス用のユニフォーム?(空手着)に着替え、

会場で用意してくれた大紙に大筆でオイラの熱い想いを揮毫。

次に金さん、李さん、そして韓国の書芸家・余泰明氏、

姜乗虎氏が加わり、共に一つの作品を仕上げ、満場の

喝采の中で、『韓中日2007書芸ワークショップ』は幕を閉じた。

(なお、このワークショップの模様は、2月9日(金)韓国・国営放送SBSで全国放映された。)

 

 
会の終了後は参加者からのサイン責めに・・・。
そしてその日の夜は、ドド~ンと打ち上げ!

金さん、李さん、通訳のhitomiとmasami、「筆墨」の
スタッフの 人たち、地元の大学教授や関係者の人たち
とともに、大いに飲み 語り合った。
 
金さんは途中でダウン・・・聞けば1週間前に目の手術をし、
その後も毎日2~3時間の睡眠で、このワークショップの
準備をして臨んだという。
金さんの熱い情熱と努力、そして温かい心遣いに、あらためて感謝の意を表したい。

金さん、ありがとう! そしておつかれさま!

 

(なげ~よ! でもまだまだつづく・・・)
 
 
 

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