夢のハーモニー (書道家/書家SOGEN blogバックナンバ〜 2006.8.9 投稿 057)

 

 
ウトウトしていたら、なんとも不思議な夢を見た。
自分がなぜかある劇団の跡取りで、間近に迫った公演を前に
準備に明け暮れてる・・・。
役者としても出演することになっているらしい。
自分の取り柄は、なぜかピーターパンみたいに空中を飛べること・・・。
でもそのとき公演を前に、パワーが落ちてて、
ちっとも飛べなくなってしまっている自分がいた。
役者やスタッフの連中は、ふだんはバラバラで好き勝手なことを
やっているんだけど、音合わせが始まると、誰が声をかけるわけ
でもなく、どこからかス~っと集まってきて輪になり、
ハーモニーを奏でる・・・(ってことはミュージカルかい?!)
パワーが落ちて飛べずにいた自分だったが、彼らの声の
ハーモニーがあまりに美しかったので、そ~っと、そのハーモニーに
合わせて空中を泳いでみた・・・。
すると・・・地上50cmほどの低空飛行(笑)だったけれど、
なんとか身体が宙に浮いて飛ぶことが出来たのだ。
それからは、思い通りとはいかないまでも、しだいに楽に
空中を飛んだり跳ねたり出来るようになっていった。

 

準備も整い、いよいよ公演の幕があく直前になって、
込み上げる歓喜の気持ちに耐え切れず、
夢の中で思わず嗚咽し、涙を流していた。

 
 

夢の中で泣いたのは何年ぶりのことだろう。
思わず感極まって泣き出してしまったのは何故かといえば、
どうしても自力で飛ぶことが出来ずにいた自分が、仲間たち?
(周りの役者やスタッフたち)のあまりにも心地よく美しい
ハーモニーに心が動かされ、そのハーモニーのパワーで
身体が持ち上げられ、ふたたび空中を飛ぶことが出来た・・・
そしてその仲間たちと共鳴しつつ、一つのことを成すという
至福の喜びにひたることができたからだと思う。

 

これまでの自分は、孤独の中であがきながら、自力だけで
羽ばたこうとしてきたところがあるように思う。
そうじゃない・・・ほんとうの喜びに気づけば、
自然と空も気持ちよく飛べるようになるよ、
と夢に諭されたような気がしたのだった。

 

 

 
 

書道家/書家 SOGEN / 平野壮弦
 

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