「みんなちがって、みんなバカ!」🤪〜ART SHODO TOKYO〜

 

 

作品をバカみたいに書いてたら、これまで以上に

自分の求めている書芸というものの今日的な意義と、

その世界がハッキリと見えてきたところがあり、

やっぱり作品はつくってみるもんだとW

 
 
今朝、芸術やデザインについて考えながら寝たところ、

妙な夢を見た。

お釈迦さまのような得体の知れない大きな存在が現れて、

お前は未来に行き過ぎてるから、現代に戻りなさい」とW
で、超光速で現代に引き戻された。
以前、超光速で宇宙の果てまで引き上げられる不思議な

浮揚感を、夢の中で何度か体験したことがあるのだが、

今回はその逆?で、現代に引き戻されるという夢。

 

自分の未来のビジョンも見せられた。
ショップギャラリーのようなところで公開でアートを

制作をしてて、なぜかSOGENブランドのじゅうたんが

山積みにされて売られていた。
将来、 SOGENは世界で人気のアーティストになって

いるようだW

 

 
まあ夢なのだが、そこで得た教訓は、
お前のアートは時代の遙か先をいくものかもしれないけれど、

現実と関わることもしていかないと食いっぱぐれるから、

もう少し今の時代と関わることも考えろ、ってこと

なのかもしれないと(笑)

 

芸術は人智の及ばぬ世界を直感で探り表すものだから、

万人から「あらステキ♪」などと褒めそやされるような

シロモノではない。
だから、自分の表現世界と現実とのギャップに絶望する

芸術家も。
こんなノー天気に見える自分でさえ、これまでの人生で、

どれほど絶望の淵を乗り越えてきたことか・・・
芸術家も霞を食べて生きているわけにはいかないのだ。

 

そんな中で、4月に開催される、山本尚志さんプロデュース

によるART SHODO TOKYOは、書芸術を志す者にとっての

希望の星であるとともに、書をベースとした芸術が世界に

撃って出るための、一つの大きなチャレンジなのだ。

 

 
ART SHODO TOKYOは、4月28日(土)から30日(月)

までの日程で、三鷹市芸術文化センターにて開催されます。
 
「みんなちがって、みんなバカ!」🤪

 
ぜひ、世界の最先端をいくバカモノたちによる、

書芸アートの共演を、その目で目撃ください。

 

 
・・・って、さいごは展覧会の宣伝かよW

 

 

 

 

 

 

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書芸術による祭典『ART SHODO TOKYO』のご案内〜4.28-4.30 三鷹市芸術文化センターで開催!〜

 

 
書芸術による祭典『ART SHODO TOKYO』のご案内です。

 

会場:三鷹市芸術文化センター

会期:4月28日(土)〜4月30日(祝)

 

 
書をベースとした芸術作品を世界のアートに押し上げる

ための一大アートフェァー。おそらく世界の書芸術の

最先端をいく内容となるものと思います。

 

SOGEN書芸塾からも、SOGENはじめ6名の作家が

出展する予定です。
会期中は、ほとんどの作家が会場に詰める予定で、

SOGENも毎日、会場におりますので、ぜひみなさん、

見に来てくださいね🚀

 

 

 

 

 

 

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世界で愛される日本酒!〜クイーン・エリザベス号御用達の銘酒『明石鯛』〜

 

 

世界で愛される日本酒、クイーン・エリザベス号御用達の
銘酒『明石鯛』
のご紹介をさせていただきます。

 
 
蔵元は兵庫県明石市にある明石酒類醸造さん。

全ての人に酒と笑いと幸せを」をモットーに、

日本国内のみならず、ヨーロッパを中心に世界各国で、

お酒の販売プロモーションに尽力されています。
 
江戸末期創業以来の伝統と革新の精神をもって、

世界に撃って出るチャレンジ精神には感服するばかり。
 
ホームページに載っていた、社長さんの

メタボだけどチャレンジャー!」のキャッチ
フレーズには、思わず笑ってしまいましたが・・・W

 

文化や制度、好みや趣向の異なる海外で勝負するのは、

ほんとうに並大抵のことではないはずで、

そのチャレンジ精神を見習わせていただきたいと思いました。

 
 
で、実際、お会いした社長さんはちっともメタボではなく、

実にダンディーな方でしたが、最近、ある方法で

スリムアップされたそうで、そこも見習いたいと!W

 

明石鯛は長年の尽力をもって、クイーン・エリザベス号

御用達の日本酒ともなっており、主にヨーロッパを中心に

販売されているとのことです。

 
 
先のブログでご紹介させていただいた、クイーン・

エリザベス号での『明石鯛』の鏡開きにおいて、

書芸アートパフォーマンス等のイベントを実現させて

いただくことができたのも、ラベルのリニューアルに伴い、

「明石鯛」の書を揮毫させていただいたご縁によるもので、

深く感謝しております。

 

 

『明石鯛』ミニ酒樽

 

『明石鯛』ボトル

 

 

 

 
 
ちなみにデザインはロンドンのデザイナーの方によるもので、

そのデザインと書へのこだわり様には驚くばかり!

書のディレクションも実にキビシく、コンマ数ミリ

レベルの線の太さの違いや、わずかな滲みまで指摘され、

ため息が出そうになりました(笑)。
 
が、最高のものをつくりタイ!という思いは同じ。

それによくよく考えてみると、自分の文字書をそこまで

穴の開くほど眺めて、あーだこーだと言ってくれる人など、

世界広しといえども他には居ない。これはもうほんとうに

有難いことだとW

 

もちろん筋違いなディレクションであれば、こちらも

率直な意見を述べさせてもらうところですが、そのイギリスの
デザイナーの方が、漢字の文字構造や書に精通している様子に
感心しました。

 
 
で、その結果がご覧のラベルデザインです。

和紙や印刷の色目にも徹底的なこだわりを見せ、

日本の印刷業者を泣かせたらしいのですが、

そこに応える力を持っているところがまた、

日本の職人ザワのスゴイところ。

 

 

最後に『明石鯛』のロゴ書についてひと言。

なんだ、これならもっと味のある書を書けるじゃないか、

と思われる方もおられるかもしれませんが、

これは様々なスタイルの書をプレゼンさせていただいた上で、

しぼりにしぼりつつ、さらにディレクションに

沿ったカタチで完成させたものであり、その点、

商品の特性やターゲットを最重視するデザイン書は、

一般の書道とは異なるという点にご注目いただけたら
と思います。

 

なお伝統書道では「明」はこのような崩し方をしないのですが、

鏡蓋のような丸みを持たせるために、あえてこのように

書いています。

 

 

 

そんなこだわりの中で、この『明石鯛』のラベルデザインは

生まれました。

海外でがんばっている明石鯛、ぜひ日本の名だたる銘酒

とともに、末長くご贔屓にしていただけましたら幸いです。

 

 

 

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新生・SOGEN書芸塾のスタートにあたって〜宝物を探し出し、磨いていくための場〜

 

 
SOGEN書芸塾ARCは、4月から全クラスを統合し、新たな形で

スタートいたします。
 
内容は、これまで開いてきたフリークラスに準ずるもので、

伝統書道からデザイン書道、アートまで、何をやっていただいて

もよい、ますます自由な書芸術のアトリエと化していく予定です。

 

で、これまでのような全体レクチャー的なことは基本、行わず、
もちろんお手本を見ながら稽古するといったことも、これまで通り
行いませんが、書道、芸術、デザイン等について語り合ったり、

参考となるものをご覧いただいたり、デモンストレーションや

アドバイスをさせていただくことを通して、個々に応じた
アシストを行ってまいります。

 

 

書芸のいのちは生(き)の線にあり、人マネではない、

自分自身の呼吸で、自分の線を描くことが大切。

 

しかし一方で、好きなように書いたものが芸術作品として

値打ちを持つかどうかはまた別で、なんでもありですが、

なんでもいいというわけではなく、そこに芸術としての

深浅の差が生じます。

 

芸術は未知の世界への挑戦ですから、その評価はもちろん

安易に下せるものではありませんが、古今東西の名家による

書はもとより、世界の芸術作品に触れ、また自らも

世界的書芸家として書芸作品を世に送り出しているSOGENが、

それぞれの人の中に眠るお宝を探し出し、磨いていくための

アシストをさせていただくことが、SOGEN書芸塾の本旨と

なります。
 
 

これは先日の教室でのこと。

筆線による抽象作品を制作している塾生が、こんな作品を

書いておりました。

 

 

このたどたどしい感じが独自の持ち味となっており、これはこれでよい
ところがあると。

ただ、芸術作品としてはまだ弱く、物足らなさがあることも否めません。

 

そこで、デモンストレーションをご覧いただいた上、少しアドバイスを
させていただいたところ、こんな作品が生まれました。

筆ではなく、小さな木のヘラで書いてます。

 

 

これはもう、あそびのある、実に豊かな作品であると。

書道の素人である一般の方が、こんなものを、ほんの少しの
アドバイスで速攻で生み出してくるあたりは、ご本人の
柔軟な精神と学ぶ意欲の賜物であろうと。
まさに、芸術はみんなのもの、なのであります。

 

 
指導者のクセや好みを押し付けることなく、いかにその人の

持ち味を引き出し、磨いていくための手助けをさせていただくか・・・

SOGEN書芸塾では、今後とも、そこを大切にしながら、

よりすばらしい交感の場としていけたらと願っています。
4月からの、また新たな人々と作品との出会いにワクワクです♪

 

新生・SOGEN書芸塾ARCを、どうぞよろしくお願いします。

 

 

新生・SOGEN書芸塾ARCのご案内
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笠井瑞丈×上村なおかダンス公演「奇跡の星」を鑑賞

 

 

2月のSOGEN書芸塾ARCで『カラダで話す、カラダで聴く』と題した

スペシャルワークショップを行っていただいた、世界的ダンサー、

上村なおかさんが演出する『笠井瑞丈×上村なおかダンス公演〜

奇跡の星〜』を鑑賞。

 

超満員。

闇の中にスポットライトを浴びて浮かび上がる白装束のダンサーたちが、

まるでマリオネットのように舞い踊る・・・

そう、彼らはその時、自我という存在を超えて、神(宇宙)の手によって

操られるマリオネットのような存在と化しているのかもしれない。

だからその動きは人間の情動を保ちながらも、個人的な感情を超えた
ところで、さながら樹木や草花のように、天に向かって枝葉を伸ばし、
花開いていくかのようだ。

 

今回は総勢5名のダンサーによる共演であったが、5人一緒に踊る

時など、どこを見ているのか、自分でも分からなくなるような

不思議な感覚になってくる。

全体を見、一人のダンサーの動きを見、あるいは身体のある一部分を見、

といったように、見所も感じ方も無限。そしてその見方も感じ方も、
人それぞれ違っているだろうところが面白い。

ということは、彼らの踊りは、それを目撃する人の数だけある。

つまり、無限なのだ。

 

ダンスは静止する場面ももちろんあるけれど、常に動き、変化していく。

それを見ていると、一体、今を見ているのか、過去を見ているのか、

はたまた未来を見ているのか、分からなくなってくるようなところがある。

いや、過去、現在、未来のすべてを一挙に見ているということなのかも

しれない。

 

それにしても、スゴい公演だった。

指先の1本にまで気を通し続け、体力的には、プロボクサーが
15ラウンドをフルに闘ったくらいの消耗度なのではないか。

 

このようなダンスこそ、人類の過去、現在、未来を繋ぐ、日本発の

貴重な芸術文化財であり、守りゆくものだと思う。

 

 

 

 

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『界』『雪椿』が「日本酒アワード」メイン部門で【最高金賞】を受賞!!

 

 

SOGEN揮毫の紙パック酒『』(埼玉県・小山本家酒造

ならびに『雪椿』(新潟県・雪椿酒造)が、このたび

ワイングラスで美味しい日本酒アワード」メイン部門で

最高金賞】を受賞されたとの吉報をいただきました。

 
 

『界』は発売から1年で約40,000ケース(1.8L換算)を売り上げ、

初年度の数量としては、歴代1位となるのではないかとのこと。

 

昨年夏には「IWC」という世界的な酒類コンテストの日本酒部門で

大会推奨酒のお墨付きを頂いていたそうですが、本年2月には
上記のアワードで【最高金賞】を受賞。
受賞率4.9%の難関で、且つ出品された他のお酒は選りすぐりの

高級酒ばかりの中での受賞とのことです。

 
 

現行の紙パック酒のパッケージは紅地を基調としたものがほとんど
ですが、その中にあって、白地に黒の文字書が映え、
予定調和の紅組に対抗する強い武器となった。

素晴らしいデザインでスタートが切れたことが何よりでした。

とのお言葉をいただきました。

 

売れ筋を後追いするばかりでなく、そこに挑んでいこうとする
チャレンジ精神が、今回の吉報に繋がったものと拝察、

良い酒造りはもちろんのこと、銘柄の書にこだわり、

デザインにこだわっていただいたことに、感謝と敬意を表します。

 

 

 

 

なお、『越乃 雪椿』においては、今月の「にいがた酒の陣」に向けて、

新幹線の車両広告を展開中とのことで、3月末までだそうですが、

ご乗車の際にはどうぞご覧ください。

(※E4系二階建て車両のみ出そうです。)

 
にいがた酒の陣:http://sakenojin.jp
 

 
 
思えば『越乃 景虎』同様、『越乃 雪椿』の書を揮毫させていただいたのは、

もう20年以上も昔のことで、想いを込めて書かせていただいた書を、

長年にわたりご愛用いただいていることに、深く感謝しております。

またそうしたお酒が、長年にわたり、多くの人々から愛され、

晴れの舞台に立つことは、我が事のように嬉しく有り難く思っております。

 
 
日本酒こそ、日本の心であり文化。

今回、吉報をいただいた小山本家酒造さん、雪椿酒造さんはもとより、

日本酒業界の益々のご発展を、陰ながら祈っております。

 

 

 
☆ワイングラスアワード・審査風景と受賞銘柄一覧

https://jp.sake-times.com/special/news/sake_wineglass_2018

 

 

 
 

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私は私・・・

 
 
 
 
 
 
私が私の父母から生まれ出ていなかったら、私の作品は生まれなかった
 
 
 
 
私が人生で大きな挫折を経験していなかったら、私の作品は生まれなかった
 
 
 

 
私があなたと出逢っていなかったら、私の作品は生まれなかった
 
 

 
 
私が弱い人間でなかったら、私の作品は生まれなかった
 
 
 
 
 
 
 
私の作品は私
 
 
 
 
私は私の作品
 
 
 
 
無限の宇宙とつながる、なにがしかのもの
 
 
 
 
 
 
 

『蒼い瞳のエビス/Ebis with blue eyes 』(2016/ソウル展出展作品・個人蔵)
 
 
 
 
 
 

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書芸とは

 

 

書芸とは、伝統書道の枠組みに納まらぬ、より自由で創造的な
書芸術による表現世界を求める、
21世紀の新たな
アートジャンルである。

 

『書芸とは』:http://sogen-arc.com/about/index.html

 

 

先のブログで、『書芸』というものの本質が、樹木が天に向かって
自然に枝葉を伸ばしていくが如く、人智や意図を超えたところで
宇宙自然の摂理を感じながら線を描き出していくところにあること
を述べましたが、もう一つ、書芸の重要な本質について触れておき
たいと思います。

 

書芸の本質は、生きた線にある。
人が生み出す生(き)の線は、その人の感情、心、魂、いのちの
表れであり、この宇宙で唯一無二の線。書芸はその線に着目し、
根源とした芸術です。
 
 

実はこの世界に「線」というものは実在しません。
たとえば山の稜線は、実際に線があるわけではなく、山と空を隔て
る部分を線として人間が感知するだけのこと。見る方向が変われば
稜線も変わります。

 

人間が何かを描く際には、漫画のように線描によって描き表すわけ
ですが、同様に線自体があるわけではなく、物と物との境目を線と
して人間が感じ取ったう上で、カタチとして描くことになります。

 

そのようにして描き出された漫画の線も、また絵画や書の線も、
実は線ではなく、インク、絵の具、墨等と紙を隔てるものの
カタチが、線として認識されるわけです。
つまり、線とは概念であり、実在しないのです。

 

その実在しない、概念としての線を描き出す芸術が
『書芸』であり、その線によって描き出されるカタチは、
物の形を精緻に写し出したものではなく、人の心を通して
表された、物体から生命体に至るまでの宇宙万物の象形
なのです。

 
 
たとえば、安土桃山時代時代の絵師・長谷川等伯
国宝松林図屏風』なども、そういった意味では、
まさに『書芸』です。
この松林図は、松林を精緻に描写したものではなく、等伯自身の
心象風景であり、その世界観が個を超えて、宇宙自然の摂理に迫る
ものであるからこそ、普遍的な芸術性を有するまでのものになって
いると言えましょう。
そして『書芸』を通して求める境地もまた、まさにそこにあるの
です。
 

長谷川等伯画『国宝松林図屏風』部分(Wikipediaより)

 
 
いささか難しい言い回しになりましたが、砕いて言うと、
書道を大相撲に例えるなら、書芸はジャンルを超えた総合
格闘技
ということです。
書芸と書道はどう違うのか?という質問をよく受けますが、書芸と
書道はまったく別物というわけではなく、書芸は書道を内包します。
 
書芸には、アート書道、デザイン書道、古典書道、実用書道と
いった書道のあらゆるジャンルが含まれ、また題材も、漢字、
かな、言葉書き、絵文字、英文字、彩書、抽象アート等、自由。
用具用材も筆墨にかぎらず自由です。
 
要はこれまで述べたような書芸術の精神と本質を内包した表現で
あれば、すべてが『書芸』ということになります。
そして、『書芸』における究極の境地が、時代や文化の違いを
越えて生き続ける、芸術としての表現世界である、ということ
なのです。
 
 

ということで、書道に興味をお持ちの方は、伝統文化としての
書道の伝承や実用にとどまらず、ぜひ『書芸』を通して自身と
向き合い、新たな芸術的価値を創造していく中で、国や文化の
違いを越えた交感の輪を広げていっていただけたらと願っています。

 
 
 

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樹木のこころ

 

 

今日はご依頼いただいた書芸作品の装丁のため新宿へ。

仕上がるまで時間があったので、久々に新宿御苑を散策する。

新宿御苑はSOGEN書芸塾ARCの野外アートワークを何度か

行ったこともある懐かしい場所。

すでに寒桜が満開で、来園者の目をたのしませていた。

60種1100本の桜があるというから、花見のシーズンには、

また大いに賑わうことだろう。

 

新宿御苑には多様な樹木があって見飽きない。

自分は兵隊のように行儀よく並べられた欧米の庭園よりも

日本庭園のほうが好きだ。

もちろん日本庭園も庭師が設計したものに違いないが、

日本庭園のほうが自然の在りように近い形で造られている

ところがいい。

物事を幾何学的にきっちり揃えるよりも、むしろ歪みや弛み

の中に美を見出す和文化の粋は、造園や建築はもとより、

書芸術をはじめとした芸術の中にも脈々と生きているのだ。

 

 

樹木を眺めながら、ふと思い出したことがある。

芥川賞作家で僧侶の玄侑宗久さんと、新幹線の中でご一緒

させていただいたときのこと。

宗久さんが「植物というのは、いわゆる五感が人間や

他の動物のように分化されておらず、統合されている

ことを思うと、生命体の在り方としては、その点では

植物のほうが上なのではないか。」

といったことを言われた。

その時は、オモシロイことを言うもんだ、くらいに思った

が、いま思い直すと、本当にそうなんじゃないかと。

 

樹木は、こっちに枝葉を伸ばしてみようか、こんどはこっち

にいってみようか、といった具合に、人間のように一々

考えながら生きているわけではなく、ただただ御天道様に

向かって自然に伸びていくばかりで、生命体として充足して

いる。ケンカもしなければ悪口も言わない(笑)。

 

 

 

 

もちろん、人間には人間の特性があり、樹木のようになる必要も

ないわけだが、自分はいつも、この樹木の在りよう、樹木の

こころもちというものに学びたいと願っている。

宇宙は巨大なものから微細なものに至るまで、すべてが樹形図を
基本として成り立っている、
という説もある。
川の枝分かれ、血管や神経細胞の枝分かれ、そして樹木の

枝分かれ等々・・・

 

自分にとって、書芸作品の制作は、その自然な在りよう、

宇宙自然の理法に、書芸をもって少しなりとも迫るための営み

(あがき)であるとも言えるだろう。

だったら樹木をよくよく眺めていればいいじゃないか、と思う

人もいるだろうが、眺めているだけでは得られないものがある

から書くのだ。

 

つまり、なぜ自分が筆を持って書くのかといえば、宇宙の理法

を全霊で感じたいからであり、人間である自分を通して現れ

出た未知の世界を、自分自身が覗き見たいからであり、また

それをもって他の人々と交感したいからなのだ。

 

そう思って、これまでの自分の書芸作品を見直すと、なんとも

線の枝分かれが多いじゃないか(笑)

一本の線をド〜〜ンと書いて終わり、も潔くてよいが、つい

枝分かれしたくなるのは、おそらく、だから、なのだと思う。

 

 

この学びとあそびには果てがない。

地球にいるうちに、果たしてどこまで迫れるか・・・

SOGENのアートは、その挑戦(あがき)の爪痕なのです。

 

 

SOGEN書『桜樹木図』/2012

 

 
 
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アートを買うということ

 

 

このたび購入させていただいた、書家・現代美術家の山本尚志さんの軸装作品が
自宅に届いたので、部屋に飾って神前と仏前で披露♩✨
思わず、「こんにちは、ようこそ我が家へ!キミ、生きてるねー!・・・しかし、バカだなー」

と作品に挨拶😛 どんな作品かはご想像にお任せしますW ヒントは食べ物です🧀
・・・あっ、わかっちゃった?!W

 

いや、今まで人の作品、ましてや書の作品を買わせてもらったことなどほとんど無かったのですが、

最近、書に限らず、これはと思うアート作品をポツポツ買わせてもらってます。
人の作品を買ってる場合じゃない!と我ながら思うんだけどね。素晴らしい作品を身近に
置くことは、場の空気を変え、自分の精神を高めてくれるから、これもまた自己投資ですW🏵️

 

いや自己投資って言っても、自分もいつかは宇宙に帰るから、作品を一時あづからせてもらって
いると言ったほうがいいかもしれません。
それくらい、すばらしい作品は人類の資産として、数百年、数千年と受け継いでいってほしいと。
だから逆に、自分がそこまでの価値を感じるものしか買いませんW

 
 
作品を購入することは、その作家の支援にもなります🌸

もちろん支援自体が目的というわけではなく、本当にすばらしいと思うから、あるいは何だか
わからなくても強く惹かれるものがあるから購入するわけですが、それによって作家に実入りが
あることで作家は活動を続けることができ、よりすばらしい作品を生み出していく道が拓かれて
いくのです。

 
 
ということで、みなさんも、ぜひSOGENの作品を買ってください。きっと損はさせません!

・・・って、そこかい?W

 

いや、マジにこれから、SOGENのアートも含め、自分がすばらしいと感じる書芸アート作品を

プロモーションし、世の中にドンドコ出していきたいと思ってますんで、ぜひみなさん、

力を貸してください。よろしくお願いしまーす!!!

 

あ、SOGEN書芸塾の塾生諸氏もそのつもりで。期待してます。

 

 
 
SOGEN・平野壮弦公式サイト
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